久しぶりに映画を見に行ってきました。
ポイントカード(6回見ると1回タダ)のポイントが7月までなのに3回しかたまっていなかったので、何かしら見ようと思っていたのです。
ところが、ここの所見たい映画が少ない、日本語版だけで字幕版がない、時間が合わないなどの理由で見るチャンスが少なかったのです。
で、ジョディー・フォスターの監督作品が今日封切りだったので行ってみました。
特に期待していたということもなく、派手なアクションも娯楽性も少ないので、そんなに気が進むというほどでもなかったのですが....
なかなか面白い映画でした。
派手などんでん返しがある、というわけでもなく、筋書きとしては展開にハラハラすることはあってもすぐに先読みできるものではあったのですが、なかなか見応えがある映画でした。
結果はハッピーエンドではなく、今の格差感ある経済中心の世の中を皮肉る内容(とはいっても、金持ちが自分の立場を利用して投資した失敗を、ばれなければ不正にならないように株価操作をすることという、ありがちで特に珍しくない)で、人質になったキャスターや大衆の共感を受ける犯人はさいごに射殺されてしまう。
そして、何事もなかったように大衆は日常に戻っていく..という、わかりやすいものでした。
ひねりは少なめでしたが、フォスター監督の言いたいことはよくわかる、共感しやすい映画だという印象でした。
7月になるとファンタジー物がいくつか封切りになるので、ポイントがなんとか集められるかもしれません。
へたな日本語吹き替え版だけという状況にならないといいのだけど。
ちなみにアリス続編の前の作品は字幕版で、けっこうよかったので、7月のものもそうなることを期待しています。
ここの所、イオンシネマは日本語版ばかりになりつつある。
中で買うコーヒーも値上がりしていたし、それでいて店員もブッキラで、なんとなくいつまでここに通えるか不安になる。