ぬりかべの調査報告

『アイギス』の話。

割と長く王子をやっておきながら、知らない事もまだまだあるアイギス。
色々と勉強していかなきゃね、というわけで。
よくわかっていないクラスを調査してみましたのコーナー。

今回は【ぬりかべ】についてです。

2021年4月に実装され、現時点ではぬりかべシラヌイ1人しかいないクラスです。
結構使われているユニットな気がしますね。
使用率が高いという事は強いという事・・・なのかもしれない。
そのうち黒ユニットも実装されるかもしれませんし、その前に勉強しておきましょう。
いざ、ぬりかべ。


■ぬりかべとは？

まずはクラス特性を確認してみましょう。
覚醒前は、

3体までの敵を足止めできる
1体まで出撃人数に含まれない、自身とそっくりなトークンを使役

覚醒後は、

4体までの敵を足止めできる
1体まで出撃人数に含まれず、配置中自身と同クラス系トークンの
防御力を10%上昇するトークンを使役
（最大3体まで加算

ふむふむ。
覚醒後に真価を発揮するようですね。
防御力はずば抜けて高く、魔法耐性付。
その反動か攻撃力は控えめで、まさに壁に特化したクラスと言えるでしょう。

トークンを並べる毎に防御力が上がっていくというのは面白い。
金光聖菩の防御力増加バージョンと考えれば良いのでしょうか。
最大3体まで加算で、1体まで出撃人数に含まれない。
1体は出し得みたいな感じかな？

それでは実際にぬりかべ、そしてトークンを使ってみましょう。


■ぬりかべの使用感

結論から言いますと、めちゃくちゃ硬いです。
なんじゃこりゃあ。

まずはぬりかべ本体の性能。




配置して、覚醒スキル（防御力1.8倍）が発動した状態がこちら。
防御力が尋常じゃないですね・・・。
攻撃力はキキョウの7%バフが乗っているにも関わらずこの数値。
殲滅力は期待してはいけません。

それではトークンを3体並べてみます。





おおぅ・・・。
そうですか、なるほどなるほど・・・。
あ、ちなみにトークンのコストはゼロです。





しかも王子置いてないですからね、これ。
ちょっとしたヘビーアーマーよりも全然硬いです。
これは確かに使っちゃいますね。
勿論、近くにアタッカーを置いてブロックした敵を捌いてもらう必要はありますが、
タンカーとしては十分過ぎる性能でしょう。
・・・あっ、近接だからカレーも食べられるのか！
それなら殲滅力も多少付いてきますかね？

次に、トークンのステータスも確認しましょう。
まずは出撃人数に含まれない1体目のステータス。





・・・うん、まぁもう何も言いますまい。
とにかく硬いのは間違いないです。

それでは3体並べた際のトークンのステータス。





いや強いですね。
強い。
トークンはカレーを食べられませんが、純粋に壁として使っていけます。
トークンのブロック数も本体と同じなので、
拠点が3つ以上のマップには実質ぬりかべ一人で全て抑えられそう。
完成されているような強クラスですが、黒ユニットは一体どうなってしまうのでしょう？
あまりにも強くし過ぎるとヘビーアーマーが要らなくなってしまうので、調整は慎重にお願いしたいですね。


■総評

今回はぬりかべについて調査しました。
東の国所属の異常さを再確認する結果となりましたね。
間違いなく強クラスだと思います。

最後に良い点・悪い点を厳しい目で挙げてみたいと思います。

■良い点
・とにかく硬い
・コストも妖怪にしては重くない
・妖怪属性なので、恐らく今後も東の国所属
・トークンのコストがゼロ、そのトークンもヘビーアーマー並

■悪い点
・攻撃力は控えめとはいえ、性能が高過ぎる気がする
・今後黒ユニットが実装された場合、バランス調整が難しそう

こんなところでしょうか。
強過ぎて、アイギスのバランス自体に不安を覚える性能です。
ヘビーアーマーはヘビーアーマーで攻撃にも参加出来る強さがありますが、
これでぬりかべに攻撃性能まで追加されたらあんまり良くない気がします。
まさか強過ぎて困るなんて結果になるとは・・・。

初心者～上級者まで幅広く使えるのは間違いないです。
運良く引けた王子は、これを機に育成してみてはいかがでしょう。