Don't Answer Me 1984年3月リリ-ス。米15位。
アランパーソンズプロジェクト The Alan Parsons Project
The Alan Parsons Project Don't Answer Me
If you believe in the power of magic, I can change your mind
And if you need to believe in someone, Turn and look behind
When we were living in a dream world, Clouds got in the way
We gave it up in a moment of madness And threw it all away
Don't answer me, don't break the silence Don't let me win
Don't answer me, stay on your island Don't let me in
Run away and hide from everyone
Can you change the things we've said and done?
If you believe in the power of magic, It's all a fantasy
So if you need to believe in someone Just pretend it's me
It ain't enough that we meet as strangers I can't set you free
So will you turn your back forever on What you mean to me?
Don't answer me, don't break the silence Don't let me win
Don't answer me, stay on your island Don't let me in
Run away and hide from everyone
Can you change the things we've said and done?
アラン・パーソンズ・プロジェクト(The Alan Parsons Project)は、イギリス出身のロック・バンドで、アメリカで活躍した。
ビートルズやピンク・フロイドなどの作品を手掛けた「アビイ・ロード・スタジオ」のエンジニアであったアラン・パーソンズと、主にセッション・ピアニストやソングライターとして活動していたエリック・ウルフソンが1975年に二人のプロジェクトを立ち上げ、コンセプトアルバムを製作していった。
プログレッシブ・ロックを彷彿とさせる壮大なスケールのサウンドから出発し、後半はポップで聴きやすい音楽を展開、英米で大きな成功を手に入れた。作曲面ではエリック・ウルフソンが主導した。
Don't Answer Me 1984年3月リリ-ス。米15位。
日本ではチャート上位に上昇した。米では"Eye in the Sky"(1982年)という曲が3位で現在もyoutube再生回数は多いが、聴いたことがなく、聴いてみたが大した曲ではなかった。曲の構造は同じだが、味付けから見るとDon't Answer Meの方が断然よい名曲。日本人のほうが曲の真価を分かっている。
フィル・スペクターのウォールサウンドがベースになっているという。たしかに、ロネッツの「ビーマイベイビー」風だ。当時はデュラン・デュランなどのニューロマンティックが流行し、マドンナが登場する直前の時代で、この曲調はかなり異質だったが、ゆったりした癒し系の曲調に好感がもてた。
1930年代のフロリダを舞台にしたコミックのMVも珍しかった。終盤に描かれたバンドでキーボードを演奏しているのがアラン・パーソンズとエリック・ウルフソン。ボーカルはエリック・ウルフソン。