信念。

三毛猫ホームズの推理＃７。
今回のお話はお年寄りの生活を脅かす、とても哀しいお話でしたね。
今までのテイストとは一風変わった展開になりました。
義太郎の信念である「困っている人がいたら全員助けたい」という
その信念をよく表していました。
刑事を続けて行こうと決めた義太郎だけど、
思いと行動が伴わずに、ホームズからは「言うだけ番長」と言われてしまったり、
信念である「助けたい」という思いが空回りしてしまって、
事件を未然に解決したくて焦って暴走して、根本刑事から思いっきり怒鳴られたり。
でも現場で玲子さんを見つけた事は
義太郎の事件に対する勘の良さだと思いましたけど、
どうにもこうにも歯がゆくて、見ていて息苦しくなってしまう事の連続でした。

それでも玲子さんを尾行して、自分のジャケットを被って隠れる義太郎は可愛いかったですね（笑）
刑事ドラマといえば「尾行」がつきものですから、
やっと刑事らしくなってきたとも言えるのかな。
それと残業する義太郎は白シャツでこの上なくツボだったし。
片山家の夏の定番の手作りアイスを作る義太郎のエプロン姿も可愛かったです。
1時間の中で義太郎への苛立ちと萌えとで、やはり苦しい事には違い無くて（笑）
今回はまたもや血を見て倒れてしまうし。
女性恐怖症よりも、血恐怖症の方が重症のようですね。

最後の解決方法がまさかの老夫婦による殺人になってしまうなんて、
いくら何でも悲惨過ぎるので、しかも自らも死を持って訴えようとするなんて。
「早く止めてー」と肩に力が入ってしまいました。
ホームズのヒントで、義太郎とヒロ兄が同時に、
死因のトリックに気づいたのは面白かったですね。
殺人は未然に防ぐ事はできたけれど、
結局、老夫婦も玲子さんも逮捕する事になってしまって、
義太郎が玲子と向き合うシーンは切なかったです。

そして一家に一刑事の額の後ろに1枚の写真が！！！！！
一家に一刑事と書いているおじいちゃんの脇に
なんとはっきりとホームズが写っていました。
これは一体どういう事でしょうか？
それと今回の事件で老夫婦を助けるヒントとなった
「ネコは死ぬ時は姿を消してひとりぼっちで死ぬ」というホームズの真意も気になります。
ホームズと片山家のエピソードは原作には無いので
どうなるのか？とっても気になります。

来週はもう＃８になってしまうなんて早すぎる～。
もっともっと義太郎の成長を見守りたいんです。
三毛猫のHPでは全11話と発表されていますが、
月刊TV誌では最終回は未定となっていて、
どのTV雑誌も12回目の放送が番組表には書かれていて、
一体どうなってるだ？？？と思う反面、
でもちょっと12回目の放送も期待していたりして（笑）
どうぞよろしくお願いします♪