東京芸術劇場プレイハウスにて、「守銭奴 ザ・マネー・クレイジー」を鑑賞。
本日が東京公演の千秋楽。
Twitterで当日券ありとの情報があり、インパクトのあるポスターが気になっていたので、思い切って行ってみた。
佐々木蔵之介が主役の金の亡者アルパゴンを演じている。
関西人だけに難波金融道みたいな演技を想像していたが、その通り。
60歳近い老人の役で腰が曲がっているが、動きは軽い。
金を持っているだけで、ここまで厚かましくなれるなら、金の力は凄いなあと思えるぐらい、嫌な人物を生み出している。
叫んだり、喚いたりしても、きちんと言葉が聞き取れるというのは、舞台俳優としての高い技術力を感じた。
また、客席に降りてきての演出があったが、やっぱり華がある。
脇を固める他の役も、表と裏があり、生々しい。
結局は、他人の金を当てにしようとしていたり、アルパゴンと卑しさでは大きな違いはないのだ。
アルパゴンを悪者にしているが、本当にそうなのか、という視点でみていたが、これが世の中の縮図かもしれない。
最後に盛り上がりがあり、対照的な父親像が提示されるが、世の中、そう単純ではないだろう。
配役
本日が東京公演の千秋楽。
Twitterで当日券ありとの情報があり、インパクトのあるポスターが気になっていたので、思い切って行ってみた。
佐々木蔵之介が主役の金の亡者アルパゴンを演じている。
関西人だけに難波金融道みたいな演技を想像していたが、その通り。
60歳近い老人の役で腰が曲がっているが、動きは軽い。
金を持っているだけで、ここまで厚かましくなれるなら、金の力は凄いなあと思えるぐらい、嫌な人物を生み出している。
叫んだり、喚いたりしても、きちんと言葉が聞き取れるというのは、舞台俳優としての高い技術力を感じた。
また、客席に降りてきての演出があったが、やっぱり華がある。
脇を固める他の役も、表と裏があり、生々しい。
結局は、他人の金を当てにしようとしていたり、アルパゴンと卑しさでは大きな違いはないのだ。
アルパゴンを悪者にしているが、本当にそうなのか、という視点でみていたが、これが世の中の縮図かもしれない。
最後に盛り上がりがあり、対照的な父親像が提示されるが、世の中、そう単純ではないだろう。
配役
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