『土地家屋調査士は、実にいい加減な奴が多い!』
皆さんは、一般的な木造住宅と軽量鉄骨住宅の見分けがつきますか?
私たち「建築士」で、この見分けがつかない人は、まず居ないです。
構造的な違いに付いては、徹底的に勉強してきていますし、「設計」においては、
これらの違いが分からなければ、図面をひけないのです。
…ところが…
同じ専門家であるはずの、「土地家屋調査士」の中には、木造住宅と軽量鉄骨住宅の
違いや、鉄骨造と鉄筋コンクリート造の違いを、よく理解していない人が多いのです。
「土地家屋調査士」なる仕事は、土地や建物の「登記」を代行する仕事です。
土地を登記する場合には、「測量」もします。
また、建物を「登記」する場合も、「土地家屋調査士」が現地まで赴き、建物の種類、
形、広さを調査します。
…もし、そこで間違いがあると、後で「固定資産税」が変わってきてしまうので、大変
な事になってしまうのです。
そんな、重要な仕事なのですが、「土地家屋調査士」の試験は誰でも受験できてしまい
ます。
一応、「法務省」の試験なんです!
その難易度は、半端なものではなくて、ある意味「建築士試験」以上に、合格するのが
難しい試験なのです。
こんな難しい試験なのに、その試験内容は、民法や不動産登記法ばかりで、建物の構造
に関する設問が、ほとんど無いのが現状です。
…だから、「木造」と「軽量鉄骨」の見分けがつかない「おばかさん」も出て来る訳です。
こんな違い、「うなぎ」と「どじょう」ほどの違いがあるんですがね…
皆さんの家も、一度、登記簿に間違いがないか、確認した方が良いと思います!
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