『日本の家には神聖な場所がある!』
古来より、日本の床の間は神聖な場所と考えられています。
…なんと、縄文時代の竪穴式住居にも、現代の床の間にあたる場所があったのです!
縄文時代は、竪穴式住居の中の奥まった場所に、子孫繁栄を願って、石を男根の形に彫刻し、直立して立てたのです!
『この男性のシンボルを石棒と呼びます!』
昔の日本人も、家の中の特定の場所を、『神聖な場所』として奉ったわけです。
…そして、時代は流れ、日本家屋に床の間が出現します!
よく、外国人に、『床の間とは何か?』『殿様が座る場所か?』等と聞かれます。
『そんな時、私は、ギャラリースペースであると、答える様にしています。』
『客人をもてなす為に、季節の花等を飾り、家の中にも自然を持ち込む為の空間であると…』
…ですから、その様な『神聖な場所』に、タンスを置いたり、段ボール箱を積み重ねないで欲しいのです。
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