6合目につくころにはほんのり高山病発症。
いろいろな症状があるらしいいが、私のは超軽度。
二日酔いの時の頭痛のような、頭が重い状態がずっと続く。
それでも、天気が回復して目的の7合目が見えたり、
高山植物が可憐に迎えてくれたり、
雨雲が通り過ぎてすっきりと下界が見えたり、
そういうことに励まされて16時頃には7合目到着。
やはり雨は降ったり止んだりだが、宿についたことで一安心。
暖かい豚汁をいただき、早めに就寝。。。
そして翌朝、といっても夜中の1時起床。
山小屋の屋根を打つ大雨の音が最初に聞こえ始める。
作戦会議の結果、さすがにこの暴風雨の中出るのは危険と判断。
3時まで2度寝することに。
そして3時に再度起床。
雨の音を聞きながら、とりあえず出発準備。
少し弱まった瞬間を見計らって出発(まだ真っ暗)。
数歩歩いた瞬間にまた土砂降りに。
しかし、一度宿を出てしまうともう2度と後戻りはできない(入れてもらえないのだ)。
暗闇の中、足元を照らすライトの光だけをたよりに、一歩一歩進む。
暴風によろけ、痛いほど吹きつけてくる雨粒に目も開けられない状態が続く。
そして恐ろしく寒い。最初に手が震え始め、次に全身が震え始める。
でも、前に進む。
動いてないと凍えて二度と前に進めなくなるのではないかという恐怖感に包まれるからだ。
行く手に目を向けると、暗闇にぱらぱらとヘッドライトの明かりが見える。
雲の中にいる私たちのヘッドライトはぼんやりと優しい光になって道を作っている。
それはそれは幻想的な風景だった。
その光の道にはげまされ、また一歩一歩急な階段や岩場を登る。
しかし、よく見てみると光たちは下ってきている人たちのものだった。
8合目で宿に泊ったけど、登頂を断念して下ってきている人たちの列だったのだ。
そうこうしているうちに、下る人たちとすれ違い始め、上に進む人たちの少なさが浮き彫りに。。。
そうこうしているうちに9合目到着。
8合目の宿も休憩所も満室&満席。
もう一人も受け入れることなんてできないほどのぎゅーぎゅーさ加減。
当然5人のパーティーだった我々に場所なんてなく、防寒具を追加で着る間だけ入れてもらって
また暴風雨の中に出る。
温度計を見つけて気温を見ると4℃だった。
もしかすると降っている雨はみぞれかもしれない。
そう思うほど顔が痛い。
暴風雨の中出てしまうと、もう立ち止っている暇はない。
凍えてしまう前に一歩でも前に進んで、登頂し、下山しなければならない。
すぐに出発。
その頃から少しづつまわりが白く明るくなり始めた。
完全に雲の中にいるため、いつが日の出だったのかも全く分からない。
頂上から御来光を見る作戦はこの時点で失敗に終わった。
↓頂上の鳥居前
そして、明るくなってきたことで恐怖感が薄れた私たちはナチュラルハイな状態で
頂上に到着。
↓大砂走 雲の中Ver
すっごい広い砂場のはずなのに、雲でなんにも見えない。。。
そこからお鉢巡りを1/4周程して、大砂走のある御殿場ルートを下山。
相変わらず雨は降っているが、ここまで下りてくると全く寒くないし、雨も痛くない。
筋肉痛でボロボロの身体に鞭打って、転がるように砂場を駆け降りる。
転びそうになってもブレーキをかける力も残ってないので、みんなハデに転ぶ。
どろんこになって、でも全員無事下山。
その後に入った温泉の解放感、暖かさ、しびれるような身体の痛み、全部きっと忘れない。
地獄の登頂から3か月経った今、私の左足の爪の中に残る内出血の跡以外、
富士登山の痕跡はなにもない。
二日目は雨が凄すぎて写真もほとんど撮れなかった。
そうなってくると考えるのが…リベンジ…。
今度は天気のいい日に…。
御来光もみたいし…。
足元に流れる雲も見たいし…。
下界を見下ろすってのもいいよね…。
なんて、相談をしているところ(笑)
↑参加してます↑
いろいろな症状があるらしいいが、私のは超軽度。
二日酔いの時の頭痛のような、頭が重い状態がずっと続く。
それでも、天気が回復して目的の7合目が見えたり、
高山植物が可憐に迎えてくれたり、
雨雲が通り過ぎてすっきりと下界が見えたり、
そういうことに励まされて16時頃には7合目到着。
やはり雨は降ったり止んだりだが、宿についたことで一安心。
暖かい豚汁をいただき、早めに就寝。。。
そして翌朝、といっても夜中の1時起床。
山小屋の屋根を打つ大雨の音が最初に聞こえ始める。
作戦会議の結果、さすがにこの暴風雨の中出るのは危険と判断。
3時まで2度寝することに。
そして3時に再度起床。
雨の音を聞きながら、とりあえず出発準備。
少し弱まった瞬間を見計らって出発(まだ真っ暗)。
数歩歩いた瞬間にまた土砂降りに。
しかし、一度宿を出てしまうともう2度と後戻りはできない(入れてもらえないのだ)。
暗闇の中、足元を照らすライトの光だけをたよりに、一歩一歩進む。
暴風によろけ、痛いほど吹きつけてくる雨粒に目も開けられない状態が続く。
そして恐ろしく寒い。最初に手が震え始め、次に全身が震え始める。
でも、前に進む。
動いてないと凍えて二度と前に進めなくなるのではないかという恐怖感に包まれるからだ。
行く手に目を向けると、暗闇にぱらぱらとヘッドライトの明かりが見える。
雲の中にいる私たちのヘッドライトはぼんやりと優しい光になって道を作っている。
それはそれは幻想的な風景だった。
その光の道にはげまされ、また一歩一歩急な階段や岩場を登る。
しかし、よく見てみると光たちは下ってきている人たちのものだった。
8合目で宿に泊ったけど、登頂を断念して下ってきている人たちの列だったのだ。
そうこうしているうちに、下る人たちとすれ違い始め、上に進む人たちの少なさが浮き彫りに。。。
そうこうしているうちに9合目到着。
8合目の宿も休憩所も満室&満席。
もう一人も受け入れることなんてできないほどのぎゅーぎゅーさ加減。
当然5人のパーティーだった我々に場所なんてなく、防寒具を追加で着る間だけ入れてもらって
また暴風雨の中に出る。
温度計を見つけて気温を見ると4℃だった。
もしかすると降っている雨はみぞれかもしれない。
そう思うほど顔が痛い。
暴風雨の中出てしまうと、もう立ち止っている暇はない。
凍えてしまう前に一歩でも前に進んで、登頂し、下山しなければならない。
すぐに出発。
その頃から少しづつまわりが白く明るくなり始めた。
完全に雲の中にいるため、いつが日の出だったのかも全く分からない。
頂上から御来光を見る作戦はこの時点で失敗に終わった。
↓頂上の鳥居前
そして、明るくなってきたことで恐怖感が薄れた私たちはナチュラルハイな状態で
頂上に到着。
↓大砂走 雲の中Ver
すっごい広い砂場のはずなのに、雲でなんにも見えない。。。
そこからお鉢巡りを1/4周程して、大砂走のある御殿場ルートを下山。
相変わらず雨は降っているが、ここまで下りてくると全く寒くないし、雨も痛くない。
筋肉痛でボロボロの身体に鞭打って、転がるように砂場を駆け降りる。
転びそうになってもブレーキをかける力も残ってないので、みんなハデに転ぶ。
どろんこになって、でも全員無事下山。
その後に入った温泉の解放感、暖かさ、しびれるような身体の痛み、全部きっと忘れない。
地獄の登頂から3か月経った今、私の左足の爪の中に残る内出血の跡以外、
富士登山の痕跡はなにもない。
二日目は雨が凄すぎて写真もほとんど撮れなかった。
そうなってくると考えるのが…リベンジ…。
今度は天気のいい日に…。
御来光もみたいし…。
足元に流れる雲も見たいし…。
下界を見下ろすってのもいいよね…。
なんて、相談をしているところ(笑)
↑参加してます↑
すっかり忘れていたが、8月最終週末に人生初の富士登山を敢行した。
長いこと雨が降っていなかったはずなのに、なぜか前夜はどっしゃぶり。。。
御殿場に向かう途中の高速でも、ざっと降ったり、晴れ間が出たりの繰り返し。
平地でもそこそこ涼しいという、ちょっと不安な滑り出し。
プランはこうだ。
車で御殿場まで行き、御殿場からバスに乗り須走口(5合目)まで。
須走口から登り、登頂、御来光や雲海、影富士?その他もろもろ見られるものはすべて見て、
お鉢めぐりを1/4ほどして、大砂走りをかけおり、御殿場口へ。
御殿場口から御殿場駅までバスに乗車。
車に乗り換え、よっしゃ!温泉じゃ~!!
しかし、5合目に到着した瞬間また雨が降り出し、
以降後ろから追い抜いていく雨雲との長い戦いが始まる。
とりあえず、5合目でさっそくレインウエアを着る羽目に。
須走口は、いくつかある登山道の中で最も変化に富んだ道らしい。
私は完全なる初心者なので、一緒に行った登山セミプロの友人が教えてくれた。
登り始めは樹木に囲まれ、高山植物(?)もたくさん見られる。
相変わらず、雨は降ったりやんだり。
レインウエアは着ているとムシムシして暑い。
でも脱ぐとすぐに雨が降ってくる。
その繰返し。
そのうち脱ぎ着が面倒になり、暑いのを我慢して次の雨に備えて着っぱなしにすることにした。
↓ちょっと下界が見える!
途中途中で、エネルギーを摂取。
下界で買ったカレーパンの袋が気圧の変化によりぱんぱんに。。。
↓あっという間に周囲が真っ白に。
このへんが森林限界(樹木が伸びられる限界)
ちょっと休憩しただけで、すぐに次のパーティーと次の雨雲に抜かされる。
この雨雲がこの後の地獄を予告していたとは、全く気付いていないない私なのでした。
↑参加してます↑
長いこと雨が降っていなかったはずなのに、なぜか前夜はどっしゃぶり。。。
御殿場に向かう途中の高速でも、ざっと降ったり、晴れ間が出たりの繰り返し。
平地でもそこそこ涼しいという、ちょっと不安な滑り出し。
プランはこうだ。
車で御殿場まで行き、御殿場からバスに乗り須走口(5合目)まで。
須走口から登り、登頂、御来光や雲海、影富士?その他もろもろ見られるものはすべて見て、
お鉢めぐりを1/4ほどして、大砂走りをかけおり、御殿場口へ。
御殿場口から御殿場駅までバスに乗車。
車に乗り換え、よっしゃ!温泉じゃ~!!
しかし、5合目に到着した瞬間また雨が降り出し、
以降後ろから追い抜いていく雨雲との長い戦いが始まる。
とりあえず、5合目でさっそくレインウエアを着る羽目に。
須走口は、いくつかある登山道の中で最も変化に富んだ道らしい。
私は完全なる初心者なので、一緒に行った登山セミプロの友人が教えてくれた。
登り始めは樹木に囲まれ、高山植物(?)もたくさん見られる。
相変わらず、雨は降ったりやんだり。
レインウエアは着ているとムシムシして暑い。
でも脱ぐとすぐに雨が降ってくる。
その繰返し。
そのうち脱ぎ着が面倒になり、暑いのを我慢して次の雨に備えて着っぱなしにすることにした。
↓ちょっと下界が見える!
途中途中で、エネルギーを摂取。
下界で買ったカレーパンの袋が気圧の変化によりぱんぱんに。。。
↓あっという間に周囲が真っ白に。
このへんが森林限界(樹木が伸びられる限界)
ちょっと休憩しただけで、すぐに次のパーティーと次の雨雲に抜かされる。
この雨雲がこの後の地獄を予告していたとは、全く気付いていないない私なのでした。
↑参加してます↑
最近ねこに内緒シリーズばかりでごめん。リツコト。
たーまやー♪
ということで、先週末、リツコトにお留守番を頼み江ノ島へ。
季節外れの花火大会に行ってきた。
涼しくなってからの花火大会ということで、浴衣を着ている人はほとんどいなかったけど、
ビール片手に砂浜で夕暮れ時を過ごし、暗くなったところで尺玉を含む3000発がうちあがった。
今後も、秋の行事として定着させようっと。
たーまやー♪
ということで、先週末、リツコトにお留守番を頼み江ノ島へ。
季節外れの花火大会に行ってきた。
涼しくなってからの花火大会ということで、浴衣を着ている人はほとんどいなかったけど、
ビール片手に砂浜で夕暮れ時を過ごし、暗くなったところで尺玉を含む3000発がうちあがった。
今後も、秋の行事として定着させようっと。
ということで、翌日の朝4:00に起床。
とるものもとりあえず、荷物だけ持って脆弱な船着き場へ向かう。
夜明け前に降ったスコールで虹がかかる
防波堤のない船着き場。
時折テトラポットを越えて波がしぶきをあげる。
船着き場が濡れていると船は接岸しない。
だが、雨が降っていたせいで船着き場は濡れている。
雨で濡れているのか、波が乗り越えて濡れているのか、区別がつかない。
100名程の乗船待ち客が固唾をのんで海を見つめる。
待つこと20分。
船が突如視界に入ってきた。
でもまだ油断できない。
接岸を試みた結果、あきらめて三宅島に向かってしまうこともあるからだ。
船から岸へロープが投げられ、固定されるまでは乗船できるかわからない。
ロープが投げられた!
その瞬間、宿のお兄さんが「急いで船乗って!」と私たちを追い払った。
本当は追い払ったんじゃなくて、船が接岸している時間がとっても短いから
乗り遅れないようにという心遣いなんだけど、とにかく私たちは投げつけるように
お礼を言って船に向かってダッシュ!!
他の船待ちの人たちもダッシュで船に向かう。
ぎりぎりのところで乗船(6:00)
すんでのところで、「漁船で三宅島まで移動」を逃れることができた。ばんざーい!
船に乗って甲板から島を見たら、もう離岸していて太陽が昇っていた。
↓御蔵島
そこからはゆっくりと時間が流れ、することがない船の上ではのんびりと過ごした。
まずは甲板に毛布を敷いて本拠地を作り、船の食堂に向かう。
食堂はランチタイムしかやってないけど、テーブルについて自動販売機のおにぎりを買う。
お腹が満たされたところで、本拠地の甲板に戻り、第1回お昼寝タイム(まだ7:00)。
船内の探検をしたり、風に飛ばされそうになりながらトランプを試みたり(結局途中であきらめた)
しているうちに、八丈島に到着(9:00)。
↓八丈島 底土港
八丈島では、1時間ほど停泊し、ユニックがコンテナの積み下ろしをするところをじっくりと眺めた。
港で働く人たちはきびきびしていて動きに無駄がなく、頼もしい。
やはりここも波が高く、
防波堤の向こうから波が見え隠れ。
船が大きく揺れる中コンテナと人の積載終了。
海の上では、海鳥とトビウオが水面近くを飛ぶのを眺めたり、
たまに見かける船を眺めたりする以外にすることがなく、第2回お昼寝。。。
目が覚めたら遠くに御蔵島が見えた。
さぁ、接岸するのか?しないのか?
もし接岸したら、朝食と2本目のドルフィンスイムをあきらめ損。
ドキドキしながら島を見つめていると、船の航海士さんが双眼鏡を持ってやってきて、
船着き場に波がかぶっている様子を見せてくれた。
双眼鏡でやっと見える船着き場は濡れていて、時折波をかぶっている。
その結果、御蔵島を遠くに見たままスルー。
朝便に乗るという選択は間違っていなかった。ばんざーい!
↓三宅島 三池港
まもなく三宅島に到着(14:00)
またユニックとコンテナの積み下ろしと働く人をじっくり見学。
三宅島ではロードバイクのイベントがあったらしく、ムキムキの人たちが大勢マイバイクを持って乗船。
やはり三宅島は大きく、人も多い。
一時にぎやかになった船内。
しかし、またすることがなくなったので第3回お昼寝。
さすがにお昼寝にも飽きたころ、太陽が西側に傾き始めた。
と同時に浦賀水道に進入。
推進速度がぐっと落ち、右手に房総半島、左手に三浦半島が見え始める。
夕日に向かって無事帰れたことを感謝し、ビールで乾杯。
富士山に沈む夕日。
↓レインボーブリッジ
日没から3時間。
都内の見なれた夜景が見えてきた。
長かったような短かったような、やっぱり短かった御蔵島の旅は、2日前に見た夜景が出迎えてくれて終了。
竹芝桟橋到着(20:30)
総乗船時間、25.5時間(ドルフィンスイム用のボート含む)。
御蔵島滞在時間、きっかり24時間。
イルカ目撃時間20分程度。
家に帰ってリツコトに揉まれ、あんなに昼寝したのに夜もぐっすりねむりましたとさ。
おしまい
↑参加してます↑
とるものもとりあえず、荷物だけ持って脆弱な船着き場へ向かう。
夜明け前に降ったスコールで虹がかかる
防波堤のない船着き場。
時折テトラポットを越えて波がしぶきをあげる。
船着き場が濡れていると船は接岸しない。
だが、雨が降っていたせいで船着き場は濡れている。
雨で濡れているのか、波が乗り越えて濡れているのか、区別がつかない。
100名程の乗船待ち客が固唾をのんで海を見つめる。
待つこと20分。
船が突如視界に入ってきた。
でもまだ油断できない。
接岸を試みた結果、あきらめて三宅島に向かってしまうこともあるからだ。
船から岸へロープが投げられ、固定されるまでは乗船できるかわからない。
ロープが投げられた!
その瞬間、宿のお兄さんが「急いで船乗って!」と私たちを追い払った。
本当は追い払ったんじゃなくて、船が接岸している時間がとっても短いから
乗り遅れないようにという心遣いなんだけど、とにかく私たちは投げつけるように
お礼を言って船に向かってダッシュ!!
他の船待ちの人たちもダッシュで船に向かう。
ぎりぎりのところで乗船(6:00)
すんでのところで、「漁船で三宅島まで移動」を逃れることができた。ばんざーい!
船に乗って甲板から島を見たら、もう離岸していて太陽が昇っていた。
↓御蔵島
そこからはゆっくりと時間が流れ、することがない船の上ではのんびりと過ごした。
まずは甲板に毛布を敷いて本拠地を作り、船の食堂に向かう。
食堂はランチタイムしかやってないけど、テーブルについて自動販売機のおにぎりを買う。
お腹が満たされたところで、本拠地の甲板に戻り、第1回お昼寝タイム(まだ7:00)。
船内の探検をしたり、風に飛ばされそうになりながらトランプを試みたり(結局途中であきらめた)
しているうちに、八丈島に到着(9:00)。
↓八丈島 底土港
八丈島では、1時間ほど停泊し、ユニックがコンテナの積み下ろしをするところをじっくりと眺めた。
港で働く人たちはきびきびしていて動きに無駄がなく、頼もしい。
やはりここも波が高く、
防波堤の向こうから波が見え隠れ。
船が大きく揺れる中コンテナと人の積載終了。
海の上では、海鳥とトビウオが水面近くを飛ぶのを眺めたり、
たまに見かける船を眺めたりする以外にすることがなく、第2回お昼寝。。。
目が覚めたら遠くに御蔵島が見えた。
さぁ、接岸するのか?しないのか?
もし接岸したら、朝食と2本目のドルフィンスイムをあきらめ損。
ドキドキしながら島を見つめていると、船の航海士さんが双眼鏡を持ってやってきて、
船着き場に波がかぶっている様子を見せてくれた。
双眼鏡でやっと見える船着き場は濡れていて、時折波をかぶっている。
その結果、御蔵島を遠くに見たままスルー。
朝便に乗るという選択は間違っていなかった。ばんざーい!
↓三宅島 三池港
まもなく三宅島に到着(14:00)
またユニックとコンテナの積み下ろしと働く人をじっくり見学。
三宅島ではロードバイクのイベントがあったらしく、ムキムキの人たちが大勢マイバイクを持って乗船。
やはり三宅島は大きく、人も多い。
一時にぎやかになった船内。
しかし、またすることがなくなったので第3回お昼寝。
さすがにお昼寝にも飽きたころ、太陽が西側に傾き始めた。
と同時に浦賀水道に進入。
推進速度がぐっと落ち、右手に房総半島、左手に三浦半島が見え始める。
夕日に向かって無事帰れたことを感謝し、ビールで乾杯。
富士山に沈む夕日。
↓レインボーブリッジ
日没から3時間。
都内の見なれた夜景が見えてきた。
長かったような短かったような、やっぱり短かった御蔵島の旅は、2日前に見た夜景が出迎えてくれて終了。
竹芝桟橋到着(20:30)
総乗船時間、25.5時間(ドルフィンスイム用のボート含む)。
御蔵島滞在時間、きっかり24時間。
イルカ目撃時間20分程度。
家に帰ってリツコトに揉まれ、あんなに昼寝したのに夜もぐっすりねむりましたとさ。
おしまい
↑参加してます↑
さて、イルカとの初対面を無事終え、港に戻り波酔いを醒まし、着替えてランチタイム♪
御蔵島は島の住人が300名ほどの小さな島。
海からぽこっと隆起しているため、泳げるような浜もなく、平地がないため住みやすいとは言えなさそうな島。
調べてみたところ、江戸時代には流刑地だったらしい。
流刑にされた人たちは、こんなきれいな海と空と人懐こいイルカと美しい緑がある島で、
どんなふうに暮らしていたんだろう。
きっと、そんなに悪い暮らしじゃなかったんだろうな。
島にはやっぱりねこがいて、
この角度で撮って。
R)あ、はい!Σp[【◎】]ω・´)
それなりにフレンドリー。
明日もう一本潜れるし、今日は酔い醒まし(お酒じゃないよ、波だよ)に湧水探しに行こう!と
数人で島内をぶらぶらとお散歩。
強い日差しの中、坂道をのぼって汗をかき、でも振り返ると真っ青な海と近くに三宅島、遠くに
新島が見え、さわやかな風が吹く。
虫や鳥の鳴き声以外ほとんど音は聞こえない。
ここは天国なんじゃないかと何度も思ったほどだった。
そして、日没がまた凄かった。
したたり落ちるよう、とはこのことか。
海に落ちる瞬間じゅわりと音がするんじゃないかと思うほどリアルな太陽だった。
本物なんだからリアルという言い方はおかしいけど、都会で見る太陽よりもずっと生々しかった。
一日は陽が昇る瞬間に始まって、日が落ちる瞬間に終わるんだって。
夜死んで、朝生き返る。
そんな感じがする一日の終わり。
***************************************************************************
このまま終わりたいけど、そうはいかないのが現実。。。
ドラマティックな日没を堪能した直後、宿のお兄さんが
「明日、船つかないかもしれないんですけどどうします?」とにこやかにやってきた。
御蔵島には、毎日2便船がつく。
私たちが上陸した朝6時の便と、その後八丈島に寄港して戻ってくる午後1時の便。
私たちは、午前中1本潜って、午後1時の便に乗って東京に戻る予定だったのだが、
その1本前の朝6時の便もつかないかも。とのこと。
船がつかない場合、選択肢は2つ。
①帰るのをあきらめる
②明日の午前中、小型船舶で隣の三宅島まで移動する。
①の場合、次船がつくまで延泊。
14号15号の影響がどこまで続くのか全く分からないだけに勤め人集団としてはNG。
②の三宅島まで移動すれば、御蔵島よりずっと接岸の可能性が高まる。
しかし小型船舶でこの荒れた海の中、1時間もかけて移動したら…
想像しただけで船酔いしそうだ。。。
でも、選択肢は②しかない。
朝6時の便が接岸できなければ、強制的に船酔いの刑。
しぶしぶ漁船の予約を入れてもらう。
朝便が接岸できたとしても、できなかったとしても、
どちらにしろ今朝のドルフィンスイムが最初で最後になってしまった。。。
午後も潜っておくべきだったか。。。
とかなんとか反省しながら、部屋に戻って24時間テレビを見ながら宴会をした。
***************************************************************************
↑参加してます↑
御蔵島は島の住人が300名ほどの小さな島。
海からぽこっと隆起しているため、泳げるような浜もなく、平地がないため住みやすいとは言えなさそうな島。
調べてみたところ、江戸時代には流刑地だったらしい。
流刑にされた人たちは、こんなきれいな海と空と人懐こいイルカと美しい緑がある島で、
どんなふうに暮らしていたんだろう。
きっと、そんなに悪い暮らしじゃなかったんだろうな。
島にはやっぱりねこがいて、
この角度で撮って。
R)あ、はい!Σp[【◎】]ω・´)
それなりにフレンドリー。
明日もう一本潜れるし、今日は酔い醒まし(お酒じゃないよ、波だよ)に湧水探しに行こう!と
数人で島内をぶらぶらとお散歩。
強い日差しの中、坂道をのぼって汗をかき、でも振り返ると真っ青な海と近くに三宅島、遠くに
新島が見え、さわやかな風が吹く。
虫や鳥の鳴き声以外ほとんど音は聞こえない。
ここは天国なんじゃないかと何度も思ったほどだった。
そして、日没がまた凄かった。
したたり落ちるよう、とはこのことか。
海に落ちる瞬間じゅわりと音がするんじゃないかと思うほどリアルな太陽だった。
本物なんだからリアルという言い方はおかしいけど、都会で見る太陽よりもずっと生々しかった。
一日は陽が昇る瞬間に始まって、日が落ちる瞬間に終わるんだって。
夜死んで、朝生き返る。
そんな感じがする一日の終わり。
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このまま終わりたいけど、そうはいかないのが現実。。。
ドラマティックな日没を堪能した直後、宿のお兄さんが
「明日、船つかないかもしれないんですけどどうします?」とにこやかにやってきた。
御蔵島には、毎日2便船がつく。
私たちが上陸した朝6時の便と、その後八丈島に寄港して戻ってくる午後1時の便。
私たちは、午前中1本潜って、午後1時の便に乗って東京に戻る予定だったのだが、
その1本前の朝6時の便もつかないかも。とのこと。
船がつかない場合、選択肢は2つ。
①帰るのをあきらめる
②明日の午前中、小型船舶で隣の三宅島まで移動する。
①の場合、次船がつくまで延泊。
14号15号の影響がどこまで続くのか全く分からないだけに勤め人集団としてはNG。
②の三宅島まで移動すれば、御蔵島よりずっと接岸の可能性が高まる。
しかし小型船舶でこの荒れた海の中、1時間もかけて移動したら…
想像しただけで船酔いしそうだ。。。
でも、選択肢は②しかない。
朝6時の便が接岸できなければ、強制的に船酔いの刑。
しぶしぶ漁船の予約を入れてもらう。
朝便が接岸できたとしても、できなかったとしても、
どちらにしろ今朝のドルフィンスイムが最初で最後になってしまった。。。
午後も潜っておくべきだったか。。。
とかなんとか反省しながら、部屋に戻って24時間テレビを見ながら宴会をした。
***************************************************************************
↑参加してます↑
8月の最終週末、伊豆七島の御蔵(みくら)島に行ってきた。
台風14-15号が沖縄に接近していて間一髪だったので、ここからは時系列で記載してみる。
金曜日仕事を終え、ダッシュで帰宅。
リツコトにごはんをあげ、甘父にあとはよろしく!と依頼をし、服を着替えて荷物を持ち換え、
さっき降りたばかりの電車に再度乗車して、一路浜松町へ向かう。
【22:00】竹芝桟橋到着
一緒に行く仲間と合流し、乗船を待つ。
【22:20】出港
波が高いので、御蔵島に接岸できるかは行ってみないと分からないとのこと。
条件付き運航で無事竹芝桟橋を出発。
美しい夜景を見ながら甲板でお酒を飲む。
豪華客船ではないので、陸で買ってきて持ち込んだ缶ビールと枝豆。
浦賀水道を出るのに3時間くらい時間を要し、夜景が見えなくなってきた午前1時過ぎに就寝。
(椅子に座っていたため、ほとんど眠ることはできなかった。。。)
【6:00】御蔵島到着
5:00に三宅島に接岸し、人を下ろした後、無事御蔵島にも接岸成功。
船着場には防波堤等なく、ところどころ波がかかって濡れているところもある。
それゆえ、少しでも波が高いと作業員が流されてしまうため、接岸確率がとても低いんだとか。
なにはともあれ、無事上陸。
どの道も坂が急で、タクシー・レンタカーはもとよりレンタル自転車もない島。
移動手段は、宿の人に送ってもらうか、徒歩のみ。
【8:00】ドルフィンスイム用のボートに乗船
7:00前に宿に到着し、水着に着替え、漁船の船長さんが迎えに来てくれるのを待つ。
マスク・シュノーケル・フィンの3点セットをレンタルし、ボートに乗る。
天気はこんなにいいのに、波は結構高い。
ジェットコースターに乗っている感じで、イルカを探す。
【9:00】イルカに拝謁仕る
船長さんの「はい、入って!!」の合図でボートから海に飛び込む。
すると6-7頭のイルカの群れがスルリと目の前を通り過ぎていく。
イルカは賢く遊び好き。
だけど、ドルフィンスイムシーズンも後半の今、人間の相手に飽きてきているらしく、
あまり積極的に遊びに来てくれる感じではなかった。
一緒に潜った友人が撮った写真。
一切望遠を使ってないでこの大きさ。
遊んでくれる気はなくても、警戒することもない。
海の中の大きな友達。
イルカは思っていた通り優雅で美しく可愛らしかった。
↑参加してます↑
台風14-15号が沖縄に接近していて間一髪だったので、ここからは時系列で記載してみる。
金曜日仕事を終え、ダッシュで帰宅。
リツコトにごはんをあげ、甘父にあとはよろしく!と依頼をし、服を着替えて荷物を持ち換え、
さっき降りたばかりの電車に再度乗車して、一路浜松町へ向かう。
【22:00】竹芝桟橋到着
一緒に行く仲間と合流し、乗船を待つ。
【22:20】出港
波が高いので、御蔵島に接岸できるかは行ってみないと分からないとのこと。
条件付き運航で無事竹芝桟橋を出発。
美しい夜景を見ながら甲板でお酒を飲む。
豪華客船ではないので、陸で買ってきて持ち込んだ缶ビールと枝豆。
浦賀水道を出るのに3時間くらい時間を要し、夜景が見えなくなってきた午前1時過ぎに就寝。
(椅子に座っていたため、ほとんど眠ることはできなかった。。。)
【6:00】御蔵島到着
5:00に三宅島に接岸し、人を下ろした後、無事御蔵島にも接岸成功。
船着場には防波堤等なく、ところどころ波がかかって濡れているところもある。
それゆえ、少しでも波が高いと作業員が流されてしまうため、接岸確率がとても低いんだとか。
なにはともあれ、無事上陸。
どの道も坂が急で、タクシー・レンタカーはもとよりレンタル自転車もない島。
移動手段は、宿の人に送ってもらうか、徒歩のみ。
【8:00】ドルフィンスイム用のボートに乗船
7:00前に宿に到着し、水着に着替え、漁船の船長さんが迎えに来てくれるのを待つ。
マスク・シュノーケル・フィンの3点セットをレンタルし、ボートに乗る。
天気はこんなにいいのに、波は結構高い。
ジェットコースターに乗っている感じで、イルカを探す。
【9:00】イルカに拝謁仕る
船長さんの「はい、入って!!」の合図でボートから海に飛び込む。
すると6-7頭のイルカの群れがスルリと目の前を通り過ぎていく。
イルカは賢く遊び好き。
だけど、ドルフィンスイムシーズンも後半の今、人間の相手に飽きてきているらしく、
あまり積極的に遊びに来てくれる感じではなかった。
一緒に潜った友人が撮った写真。
一切望遠を使ってないでこの大きさ。
遊んでくれる気はなくても、警戒することもない。
海の中の大きな友達。
イルカは思っていた通り優雅で美しく可愛らしかった。
↑参加してます↑
先日祖母のお墓参りにいった帰り道、素敵な場所を見つけた。
空が高くて、抜けるような蒼。
こういう時はきっと、天国からも
下界がよく見えるんだろうな。
こっちからも天国にいる皆が見えて、
手を振ったり振りかえしたり
できたらいいのに。
そしたらさみしくないのにね。
空が高くて、抜けるような蒼。
こういう時はきっと、天国からも
下界がよく見えるんだろうな。
こっちからも天国にいる皆が見えて、
手を振ったり振りかえしたり
できたらいいのに。
そしたらさみしくないのにね。