カッパのロードスター

幌を開ければFeelin`good。カッパーレッドの
路渡☆くんとの楽しいドライブ日誌。

新 日吉神宮

2009-10-04 21:47:10 | 京都徘徊記
いつもよく通る道にある神社ですが、寄ってみるのは初めて。
小さい神社であまりお参りの姿も見ません・・・






新日吉神宮・・・読めました?「いまひえじんぐう」って読みます。
ちなみに京都には他にも「新熊野神社」いまくまのじんじゃってのがあります。
もう少し話をややこしくすると、
この地域は今熊野(いまくまの)日吉町(ひよしちょう)・・・(^_^ゞ

ここは滋賀県坂本にある日吉山王神社から神様を迎えて祀られたようです。
日吉(ひよし)山王神社は比叡(ひえい)山延暦寺を守護する神社。
そして、東京にある日枝(ひえ)山王社は、新日吉神社の分霊社だそうです。
あぁややこしい、ひえひえ~な話はこのくらいに。





『新日吉神社』









この神社、本社には後白河天皇をはじめ数多くが祀られてます。



そしてここには末社も4つほどあります。



菅原道真公の天満宮、秋葉神社、愛宕神社・・・
そして、豊国神社。



豊臣秀吉は没後、豊国廟に埋葬されたのですが家康によって取り壊されます。
しかしその墓は、民衆によってこの豊国神社にひそかに移されたとも・・・
何かの縁でしょうか、秀吉の幼名は日吉丸。そしてサルとあだ名された秀吉、



そう、ここの神の使いは お猿さん・・・狛犬のように阿吽で祀られてます。






何故か金網で囲まれてます。これは京都御苑の猿が辻の猿も同じ。
どちらも比叡山延暦寺の地主神、日吉大社のお使いですが、
金網に閉じこめられてる理由は、夜な夜な京の街へ繰り出し暴れ回ったのだとか
比叡のお猿は悪戯者だったのかな?



こんな張り紙もありました。
「日吉山王の御猿(真猿)は大神の御使者で、信者の災禍を去るという
不思議な働きをされ、真猿=魔去る=勝るとも云われます。
ご神猿御守りとして携帯電話の待ち受け画面にお入れ下さい」
・・・と言うことでした。めっちゃ現代的(^_^ゞ


ここの奥にはでっかい古木が茂ってたりします。







江戸時代以前からここに根付いて、いろんな歴史を見てきたことでしょう。










ぐるっと回っても小さな境内、見るものも少ないので・・・



お弁当を広げることに(^_^ゞ 



もちろん、こんなところでお弁当を食べる人はまず居ないかも・・・




2009.9/23、新日吉神社にて。