この週末は、大学に行く機会があった。
学科の懇親会に参加したついでに、クラブの練習も見た。
クラブの練習を見たのは、昨年の、定期戦の会場以来である。
いや、あれは試合だから練習はもっと久しぶりである。
りっぱなチームであった。練習でゲームをしていたが、十分な
人材がいた。
練習に行く前の懇親会でよっていたので、練習のおわりまで
またずに帰った。何もはなさなかったが、この強いチームと
わたしが現役時代を思い返してみた。
あの時代、ほんとに人はいなかったが、この火を消してなるものかと
がんばっていた。下の人間には不合理なところが多々あったのではないかと
思った。さて、その消さないでおこうとした火は果たして残っているのだろうか。
既に卒業してから20年以上たった。強かったり弱かったりというより
あのころを底として今は強い。ひょっとしたら、底か?
さて、振り返って現在の仕事はどうか?
会社の歴史はこのクラブの歴史よりも長い。しかし、人の働く期間は、
クラブの時間よりも8倍くらい長い。
存続は、私企業の方が難しいか? 生活のかかっていない、クラブの
規律の維持の方が難しいか? これもまた難しい問題だ。
今は、会社は弱い。われわれが幹部だったクラブのころと同じか?
そこまでひどくないか? もっと段階的に徐々に弱くなっているのか?
なかなか難しい問題だ。