「急迫不正の主権侵害が起こった場合には、自衛隊を含めてあらゆる手段を行使して、国民の命と日本の主権を守りぬくのが党の立場だ」
と、おっしゃりました。
他党からは、自衛隊の解消を掲げる共産党の綱領と矛盾している、
と批判されてます。
これまで、自衛隊の存在を認めていなかったですから、
こんな事を言ってしまって大丈夫なんでしょうか。
ウクライナ問題に限らず、日本は、ヤバイ国3か国に囲まれています。
一応韓国は違うはずですが、文大統領は南北統一をしようとしていましたから
統一ではなく、たぶん北に吸収される事になるので、
よって、ヤバイ国の一員と言っても良かったはずです。
だから日本は四面楚歌ではなく、三面楚歌です。
それだけヤバイ状況であるのを、ちょっと気付き出したので、
遂に志位さんも言わざるを得ない事になったのでしょう。
いろいろ葛藤も有った事でしょう、お気の毒です。
共産主義は、そもそも、皆が貧乏な時に、喧嘩をしなくて済む為のシステム
で、適当にお金持ちになってきたら、資本主義に移行するのだと、
私は思います。
誰が見ても、ロシアも中国も今では大金持ちのいる資本主義ですし、
北は、あんな感じですし、
もう純粋に、これだけ世界中の人が行き来できるようになると、
共産主義を維持するのは無理があるでしょう。
後、志位さんが自衛隊を必要と言い出したのは、
共産主義3兄弟が、核兵器を持ち、防衛以上の事をやっている事実を
否定のしようがない、そして民主主義をないがしろにしている。
その上、侵略してくる気持ちを堂々と見せつけてくる。
中国は前から、日本の領土全体は中国のもの、
ロシアは北海道がロシアのものと言っています。
そしてどちらの国の核ミサイルも日本に向いています。
自衛隊の武器がいらないと言うのなら、とことん外交努力をして、
国民に分かりやすく結果を出しているのならまだしも、
そんな風には、全く見えません。
たとえば、北にいる拉致家族を独自に、連れ帰ってくるとかしたら、
国民も多少評価してくれるでしょうけど、その努力さえしている感じが無い。
昨日のNHKの番組の映像の世紀において、
アインシュタインをやっていましたが、
アインシュタインがアメリカ大統領に、核爆弾を作るのを進言し、
オッペンハイマーが、その指揮を取って開発し、広島と長崎に落としました。
二人は、深く後悔し、その後のロシアとの軍拡競争を反対した結果、
この二人でさえ、共産主義者排除運動の赤狩りにより、
共産主義者の烙印を押されかけました。
アインシュタインは、同じ物理学者でノーベル賞受賞者である日本人の、
朝永振一郎に、会った時に、原爆を落とした事を謝罪したそうです。
朝永振一郎も物理学者として、自分も核開発に加担しているのではないかと、
悩んでいたそうです。
兵器は一旦作ってしまうと、たとえ廃棄したとしても、そのノウハウが、
人間の頭に残っている限り、すぐに複製出来ます。
そして人間である限り、必ず抜け駆けする者も出てくるのが当たり前です。
ウクライナ侵攻が起こって、これでやっと日本も、他人事から、
自分事に、チョット変われたのかもしれません。