farm note 農便り

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老老介護の現実

2016-04-09 07:25:49 | Weblog

他人事と思っていることが、すっと現実感を抱かせる年齢に達し、昨年ごろから自分のこととして考え始めた昨今です。まだ60才代と思っていたら、もう70才代が待ち構えています。まだ60才代と少しゆとりをもって生活していましたが、この秋には70才代突入という現実把握が遅れている自分にきずき始めている最近です。ゆるりと現実を受け止める準備中なのですが、そんな中、昨日、リアルな現実の足音に疲れました。

母の依頼のマメのタネを買いに、種屋さんへ。

そこで長年の知り合いの75才の方のばったりで、久し振りの出会いで喜んでいましたが、彼女から聞くご主人への思いを聴いてびっくりでし。ご主人もよく知っていて、いつも和やかな笑顔しか知りませんでしたのに、奥さんからの現実にびっくり。家付き娘さんの大変さでした。オシドリ夫婦でも、老いて、病がちになると現実が露呈してくるようです。もう笑顔だけでは、収まり切れない心の爆発でした。あなた、早く離婚していてよかったわ!と思いがけない言葉をきいて、またびっくりでした。本当にお婿さんを迎えることは田舎では、大変なんです。

私の場合、人間いつかあの世に行くのですから、いつまでも辛抱しあって、したいことが出来なかった後悔をなくすため、田舎の型枠に収まりきれない、人をしばりつける勝手を避けるために、長年辛抱、努力はしたけれど、無駄な悶着回避のために、離婚という結論を選択した私にとって、強烈な知り合いの老年での現実にはっとさせられました。

これから他人事でなく、生ききるということが日常考える課題になりました。

知り合いの言葉の重さにびっくり仰天の昨日でした。だからそのあとの、夢あるおもちゃ屋さんでの時間は光っていました。

若さ、老いとに、じっくり出会いました。

人、生まれて、老いる、死ぬという摂理に静かに向き合っています。生老病死です。

母、もう畑に行きたいと、デイケアセンターでなく、さっき畑へ送ってきました。やれやれ。鋤いた後の草集めをするらしいです。働き者の92歳です。

 

元気な母が、しばしの救いですね。ほんまにげんきやねえ。びっくり。

みんなに訪れる課題、どう料理しましょうか?

おいしくしたいですね。

 

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3 コメント

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Unknown (ぐうたら百姓)
2016-04-11 11:08:29
初めまして。
兵庫の西の端で田舎暮らしをしています。
そしてもう15年!田舎暮らしから「田舎」がとれて、今では単に「暮らし」になっています。
実はdogdaliさんとは同じ年、同じ学年。田舎暮らしをする前に農業は65歳までと聞いたことがあります。よしそれなら65歳からできる農業をやってみよう!と思ったものでした。今でも時々いい加減に続けてはいますが、すでに代替わり。息子夫婦が後を継いでも野菜作りをやっています。
それにつけても90代で畑仕事、お母さんすごいですね!
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高齢期 (dogdali)
2016-04-10 06:28:38
夢から現実へころころと落ちていきそうで冷めた目で見るようにやっとなってきました。今母は90才代なりの意欲をもって生活しています。さすが畑を鋤くのは無理だと言って、選手交代です。これまではほとんど畑のことは母でした。今年から、少し、私の登場ですが母の仕事ぶりには驚かされます。できん、できんと言って私以上の動き方です。でもこれからが問題なんですよ。
町でであったオシドリ夫婦の現実は強烈でした。
ゆっくりゆっくりを心掛けたいと思っている今朝。
久し振りにプールに出かけて泳いで重い思いを一掃してクリアーにしようと思っています。
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現実 (ルイコ)
2016-04-09 23:19:33
 わが家も家付き娘夫婦との同居です。
育ちの違うもの同士が折り合いをつけて暮らすのが夫婦ですが、婿養子となると正直、違和感なくは家族も難しい面があります。
 かくしゃくとされたお母様の歳の取り方は当人にもご家族にも有り難いですね。
私の実母と同年齢ですが、これが人生ですね。すでに亡くなって32年になります。
いつもお母様の話題が羨ましく思えます。
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