三男が大変な疾風怒涛時代、母親の私も元気盛りでした。
今でも思い出すと、あれやこれやあったなと思います。髪を染める、オートバイで走る、遅い帰宅、顔のひどいけがなどハラハラドキドキの時代でした。
そんな折、不安から逃れる為、せっせせっせと針を動かしていた時代がありました。パッチワークに逃げ込んでいました。
そのキルトを出してみる気になって柿の木の下の作業台に広げて昔を思い出します。あれやこれや思いながらひたすらチクチクチクでした。
木の下にはいちご柄の一枚の布。切るのがもったいないと一枚でキルトで、裏はキルトの線がびっしり。他の分はブルーを基調に下もので日付を記しました。こころを鎮めていたかのようです。
子育て時代に不安を布に記していた頃が懐かしい。
これからは日常使用であんなこと、こんなことを思い出します。
パッチワークとハーブ、バラで難関を切り抜けたような思いがします。
今、三男君、娘4歳半になり、娘がフラダンスを習いたいと初めて云いだしたと親ばかぶり発揮です。よかった!
孫もアロハ ウエを上手に歌い、大根炊きを焦がしてしまった!
聞き入り、スマホを眺め過ぎていました。
75才も過ぎると、色んな事が光って来ます。辛抱、辛抱の贈り物ですね。
剥げてきたキルトに愛着がわきます。