farm note 農便り

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物語を解く

2011-12-05 18:55:07 | Weblog
時を重ねて60数年も経つと、色んな人生の場面での思い出がありますね。うれしい、悲しい、悔しいなど色んな重いです。なぜなのか、不思議で理解できなかった事も、夢の中であったり、偶然の出会いであったり、喧嘩の中であったり、おしゃべりの中であったり、そんな中で、ああ、そうかと納得し、理解で出来る事があります。
まるで人生のなぞ解きのようです。
もつれた糸を解きほぐしていくようです。
最近そんな思いをすることが多くなり、不可解に思っていることが明確に姿を現してくることがあります。
これは年を重ねたゆえの贈り物のように思えます。
何故
子供時代、妹と仲良くできなかったのかも、親の扱いのせいと、妹とのおしゃべりでお互いがわかりあい、姉妹の仲が深まりました。
何故母の性格は、ああなのかと理解しがたかったのですが、なるほど、兄二人を戦死させた家庭で育てば、勝気になっていくのだと、わかってきます。
このように、人はあの世に旅たつ時まで、謎解きをし続け、謎が解けたら、あの世なのかと漠然と考え始めました。

野菜に振り回されているのに、こんな事を考えるなんて閑な私ですなあ。
きれいだったもみじが散り始め、葉が地面を覆い始め、なんとなく考えています。

さあ、これから野菜の調整に作業場へ行ってきます。
ラジオを聴きながらの作業です。
ダリがいないので、心細いのですが、上の方に眠っていますので、恐くない?
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