farm note 農便り

農業をしながら生活を楽しくをモットーに

春の日差し

2012-03-14 09:41:36 | Weblog
厳しかった冬、軒下の壁のようだった雪も溶け、田畑もやっと土面を見せ始めた。3月11日の早朝、今年初めて野鳥の声を聞いた。3月11日は、日本人にとって忘れがたい日でもある。
春の日差しって、こんなに心を深くわくわくさせるなんてあまり感じたことがなかった。今年は大雪や長男の結婚式で春への思いは深く、感慨深い。とてもいい春のおとずれである。
よく考えると、私にとっても、人生の第三部の開幕のように感じ入っています。
第一は子供から大人への、第二部は大人から子育て終了、やっと第三部、老いの窓辺に立ち、子供の巣立ちを迎え、自分の時間を過ごす、孤独とも向き合う、人生の終末を迎えるまでの時期。
やっと一人の人間としての生き方を考えながら過ごす、孤独かもしれないが、自由に楽しみながら過ごせる時代が到来しました。
これからが私達、団塊世代の出番です。
そんな気持ちで厳しかった冬を過ごし、明るい日差しにこころ躍らせ、幸せは時間をかみ締める事が可能な自分に嬉しく、感謝するのみです。
88歳の母も今年も元気。新聞、国会討論が大好きなので、頭もしっかり、畑へ出ることを楽しみにしています。
京都から帰った頃は衝突も多く、母娘の関係の複雑さに振り回されましたが、今はとても
穏やかな関係になりました。嬉しいことです。
色々あっても、辛抱強く待っていれば、全てもつれた糸をほぐすように、人生を送っていけるのかもしれません。
楽しんで、前向きに努力して生きていればいいのです。
そんな回答を得たような今年の春です。



いい感じに白くし始めた髪を再度染めました。
今回からヘナで染めてもらいました。
番茶のような香りのする自然染料です。
これで髪へのダメッジも減るでしょう。
きれいに自然色になり、雰囲気もかわり、明るい感じです。
もう少し老いには待てと伝えましょう。

午後から遠縁のお葬式です。
母がよく見てくるようにとのこと。
私、おばあさんか、私のお葬式の為にねと答える。
どっちが先か、後か分かりませんものね。

日々色んなことがありますが、
  楽しんで生きたいと思っています。
髪を染めたら、心も明るくなるから不思議です。
魔法です。
使えるうちは魔法を使いましょう。
魔法使いのおばあさんです。
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1 コメント

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spring (dogdali)
2012-03-16 20:53:54
はじめまして。みゆきさん。面白かったですか?白髪から変身がおかしいでしょう。
いろいろ考えましたが、まだ栗毛でいきます。
どんなブログをかいておられるのか楽しみです。私は農日記のはずが雑感想ばかりになっています。そろそろ農業に関しても書いていきますね。
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