ハブ ア ナイス doi!

いつまで続くのかコロナとの戦い。
全て解放されて、もっと、もっと
心から楽しまないとねえ。

四国巡礼八十七番長尾寺

2016年07月11日 20時51分09秒 | ウォーキング

ここ八十七番の長尾寺の山門に到着です。

ここまで回ったところでは、
だいたい山門に大きなわらじが
置かれています。


大窪寺



また、ここの山門前には、
重要文化財である「経幢」が
二基おかれています。





それをくぐると境内です。



ここは1月にイベントが行われることもあって
結構広い庭を持っています。

でもねえ、
ことし逆打ちができるようになった
1月に来たときは
この寺がお参りのひとで
いっぱいになって、
ツアー客さんたちは
お経をあげることができない
ほどだったそうです。

仕方なく先達さんが代表して
まいったとのことでした。

いやあ、そんなのきいたら
今の四国遍路の人気ぶりが
うかがえますね。

doironたちが乗ったバスには、
doironより10歳くらい若いくらいの
元気な女性グループが5割、
高齢者夫婦が3割くらい、
あとは高齢者グループが2割くらいでした。

あ、一人元気そうな若い男性も
来ていたな。

そして8割くらいは
四国詣りは初めてだったようです。

皆さん心にいろんなことを
抱かえてのお参りなんでしょうねえ。

雨の中歩いて、
長尾寺の境内に入っていきます。

天気が良ければ、
この寺がどんな雰囲気の中にあって、
とても静かな中にあるとか
そういうこともわかるのでしょうが、
雨降りだとなかなかそうもいきません。

ざざーと雨の音がしていますので、
ろうそくを上げるのも
線香をあげるのも大変です。

ライターは風に強いやつを
用意しないといけませんね。

本堂には傘なんかも
持って入ることはできませんので、
傘立てなんかに入れたりもするのに、
団体だとすぐにいっぱいに
なってしまって、
柱の片隅なんかに置いたりします。

時には横風にあおられて
雨のかかる中を、数珠を持ち、
お経の本を持ち巡礼するのですから大変です。

でもこれもまあ四国巡りの
大切な行動です。
しっかりと参っておきましょう。





この四国詣りをした後は、
写真で当時の雰囲気を
思い起こしながら、
1寺で1枚以上の絵を
残そうと思っています。

昨日は、大窪寺の静かな石仏の道を
絵にしましたが、
ここは広い境内を絵に
残しておくことにしました。



風景の絵はこれまであまり
たくさんは描いていません。

こうして四国詣りをしたときに、
寺の絵を少なくとも
八十八枚以上残すように頑張れば、
景色の絵も少しはましに
なってくるかもしれませんねえ。

まあ、これも修行の一つとして
頑張ることにしましょう。

これが四国詣りで
新たに始めた取り組みの一つです。

こうして絵を描いていくと、
下手な絵でもやはり
一日一枚が限度ですねえ。

細かい部分も書いていこうとすると
2日ほどかかったりします。

今回の長尾寺の絵は、
ちょっと思い切って詳細を省いてみましたが、
やはりこれはむつかしいですねえ。
頑張りましょう。

ここでも本堂と太子堂で
しっかりとお参りをしました。

先ほどの大窪寺とこの長尾寺の
開基はなんと、先日堺で訪ね歩いた

「行基」


家原寺にて

であるということは意外でした。

そうそう、バスの中では
少しくぎを刺されていました。
お参り中に写真を撮る人が
大勢おられます。

撮るのは寺の指名通りであれば
全然問題ありません。

しかし、お参り中に、
あちこちよって撮影とかしながら
時間を遅らせたりするのは
他の巡拝者の迷惑なったりしますので、
その辺はしっかり
気を付けてくださいとのことでした。

この長尾寺でも、
ここによく訪れた静御前が
剃髪をして得度したという
剃髪塚があったりするので、
慌ててそこの撮影は頑張りました。



剃髪塚だって。

なんとなく親しみを感じる塚ですなあ。

ここでも般若心経を挙げたいほどでした、
と続きます。


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