免許の更新時の話をもう少し。
手続きにあたっての力のいれどころは2場面あった。
ひとつは視力検査。
すでに眼鏡等の条件が付いている人はいいとして、
これまで一度もそういうことを言われたことのないdoironなどは、
年齢を重ねるに連れ
視力の衰えは致し方なく、
いつ眼鏡等の条件が付いても不思議ではないところである。
人によっては年と共に眼球も小さくなっていったりするそうだし、
飛蚊症もいくらかあるうえに、
乱視にいたっては目が疲れていると
月が3つくらい見えたりするから、
この更新が近づくにつれ
ドキドキしていたのだ。
以前の職場では、
毎年の健診で視力1.0以上を確保していたのだが、
最近はかなり自信を無くしている。
仕事でパソコンに向かっている時や
絵を描いている時などは
眼鏡をかけたりしているものの、
まだ運転時にはさほど不自由は感じておらず、
逆に眼鏡等の条件が付いた方が
不自由だったりするかもしれないと思うからだ。
ランドルト環Cの視力検査は、
やる気である程度カバーできる。
定期健診などどうでもいいわ
と思っていると、
ちょっとあやふやだと
「わかりましぇ~ん」で済ますけど、
こんな時にはあやふやでも
グググッと目に力と気合を込めると
不思議と見えてくるものである。
今回も見事に乗り切った時には、
小さくガッツポーズをしてしまいました。
58歳ですが、目だけはいいのです。
次に力を入れたのが写真撮影。
よく、捕まった犯人の顔写真なんかが
ニュースに流れると
「あ~なるほど。悪そうな顔をしてるな」
とお茶の間で話題になったりする。
きっと5千万人はそう思っただろう、
なんて思ったりしてね。
そんな場合、
たまに免許証の写真らしい画像が
出てきたりしているんじゃないかと思うのだ。
警察はこの免許証で入手した顔写真データは
きっと犯罪捜査にも使っていると思う。
現に、doironが以前の職場で
ある事件の証人として
2日間警察の本部に通い詰めたことがあるが、
その時に、犯人を特定するために、
20人くらいの顔写真を並べられて、
あなたが知ってる犯人はどれですか?
と聞かれたことがある。
いわゆる運転免許証の写真による首実検であった。
そんな形で活用をしていたりするのだろう。
ずいぶん前やから今は知らんけどね。
でもやはり、顔と名前が一致する免許証のデータは
重要な資料なんだろうと思う。
そういうことを考えていると、
顔写真撮影が近づくにつれ
だんだん緊張してきたりする。
普通の警察署で更新手続きをするときは、
自分で写真を選んで持って行ったりするから、
かっこよくとまでは無理な注文だが
普通に写っているのを持っていけばいい。
しかし、試験場での更新手続きとなると
機械の前に座って一発勝負なのである。
部屋に入ると女性は髪を整えたり、
コンパクトを見ながら顔のチェックをしたりしている。
おっさんとしては、
鏡など持っているはずもなく、
窓ガラスにうす~く写っている
自分の姿で確認するくらいしか手がない。
スマホでチェックもできるのだろうが、
それもおっさんのすることではない。
ちゃんと分はわきまえているっしょ。
結局、自分の年よりは
老けて写らなければそれでいいや、
と開き直る他はないのである。
撮影した写真の顔は、
講習が終わって新しい免許証をみるまで確認しようがない。
公布された時には真っ先に写真を見てしまいました。
よしよし、まあそんなに悪人には見えないし、
若ぶって着ていったボーダーのシャツで
2歳は稼いでいたかな。
とにかくこれから5年間付き合う免許証だし、
何かで顔写真が報道されるとも限らないから、
めんどくさくないように、
そしてみっともなくないように、
視力検査、写真撮影の2点に
頑張って力を注いだ免許更新の半日でした。
最新の画像[もっと見る]
- 龍田古道を歩いてきた8 4年前
- 龍田古道を歩いてきた8 4年前
- 龍田古道を歩いてきた8 4年前
- 龍田古道を歩いてきた8 4年前
- 龍田古道を歩いてきた8 4年前
- 龍田古道を歩いてきた8 4年前
- 龍田古道を歩いてきた8 4年前
- 龍田古道を歩いてきた8 4年前
- 龍田古道を歩いてきた8 4年前
- 龍田古道を歩いてきた8 4年前
前回の更新の際、深視力の検査で
かなり、難儀しました。
たまたま、係りが女性の方で・・
ハードルが高かったですね。(苦笑)
やっぱり、係りは男に限るわぁ~。
融通のきかん女の係も困りもんやけどな。
今回更新したので今度は5年後。
ということはもう63歳。
まだちゃんと視力を保っているかなあ