近辺で以前から興味を
持っていた景色がひとつある。
それが、千早赤坂にある棚田の様子だ。
山に段々にある棚田に、
米が実りきれいな景色を作っている
という話をよく耳にする。
doironの姉が、その千早赤阪村に住んでおり、
その話をすると「ああ~あそこね。きれいやで」
と話してくれるが、
さほど感動している様子はない。
まあもともととっぷりと山の中に住んでいて、
家の周りの景色の方が
秘境めいているから、
さほど棚田の景色にこころを
奪われることもないのかもしれない。
しかしまあ、こちら大阪の西海岸
といわれる泉大津に住んでいても、
そんな棚田の話をネットやニュースでも
よく耳にするのでやはり興味がわく。
これは一度見に行ってみようじゃないか
ということで、我が家の意見も一致し、
出かけて行くことにした。
季節は10月なので、稲刈りはまだ
ぎりぎり行われていないかなあという時期でした。
まあ普段だったら祭りに関する
様々な用事なんかが重なる時期で、
わざわざ出かけて行くこともないか
って感じですが、祭りのない今年なんかは
絶好のときです。
棚田を見るのにどんなところを
走るかは知りませんよ。
でも地図なんかをみても
狭い道を走るかもしれませんので
今回は、軽自動車に乗って
出発することにしました。
家を出て狭山池の横を通り、
ナビに任せて千早赤阪村の役場の
ところまでやってきました。
ネットなんかを見ると、
ここから先の消防署のあたりに
駐車場があり、そこから歩くのが
いいと書かれています。
でもまあせっかく千早赤阪村に
来たのですから、役場の駐車場に
車をとめて、頑張って歩くことにしましょう。
結構山の中の道ですが、
交通量は多いですねえ。
道の端っこの溝ふたを歩道として、
南向いてあるいて行きます。
ところどころにある、
案内版ではありませんが
「ここから入っても棚田は見えません」
とかいうような案内を見ていると、
どうやら右の山の上の方に
棚田があるようです。
一度千早赤坂中学校のところで、
ここからは棚田には行けません
と書いてあると同時に、
赤坂城址の案内もあったので、
ヤブ漕ぎとかしたら入っていけるかなあ
と思ったけどダメでしたねえ。
またまた府道に戻ってゆきます。
あ、千早赤坂のマンホールがありましたよ。
デザインは市の木くすのきと
市の花ヤマユリ、そこに金剛山が描かれ、
文字で太平記の村と書かれています。
そう、このあたりは楠木正成の生誕地ですね。
軍事的天才といわれた人で、
鎌倉時代末期から
南北朝時代にかけての武将でした。
赤坂城の戦い、千早城の戦いなどが
ありますが、歴史的なことはネットで
学んでくださいねえ。
そんな太平記の村のマンホールを見ながら、
どんどん南下してゆくと、
こんな案内が張られています。
金剛山ロープウェイ運休中。
ここでは運休中と書かれていますが、
この春3月に村議会で廃業が
決まったようです。
残念ですねえ。
金剛山マラソンを、むかし村本みのるさんと
競って走った時に、
このロープウェイで下山してきた
記憶があります。
それに冬の雪中登山なんかでも、
子どもたちと来た時は強い味方でした。
残念ですねえ。
民間で運営とかにならないんでしょうかねえ。
そしてその先で右手に消防署が
見えてきましたよ。
その消防署の向こう側に、
車が10台くらい止めれるような
駐車場が見えてきます。
ここが棚田見学の人のための駐車場です。
車が二台ほど泊まっていましたね。
この駐車場の後ろ側に、
棚田見学に登っていく道がありますので、
行ってみましょう。
続く
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