リモコンとはなんだろう。
昔夫の実家にあった昭和遺産
リモートコントロールを略してリモコンと呼ぶ。
Weblioによれば
リモートコントロール [8] 【remote control】
( 名 ) スル
①
機器などを,離れた所から操作すること。遠隔制御。遠隔操作。リモコン。
②
人をかげから操ること。
昔、テレビのチャンネルは回すものだった。
昔夫の実家にあった昭和遺産
そこにはリモコンなんて便利な物はなく、観ている番組を変えたい時はわざわざテレビまで寄っていってチャンネルを回していた。
人はそれを面倒くさいと思ったのだろうか。
1970年頃になるのか離れた場所にいたままチャンネルを変えられるリモコンという便利で有り難い物が登場した。
そもそもはテレビの
*電源を入れたり消したり出来る。
*ボタン1つでチャンネルを変えられる。
*音量を変えられる。
程度の働きしかリモコン操作にはなかったと思う。
あくまでも主要なのはテレビ本体であり、リモコンは附属品でしか有り得なかった。
そこに録画機能の登場で操作が複雑化されていった。
録画予約が出来るようになり、新聞紙面のバーコードを読み取って予約の出来る機能も搭載されて、リモコンが担う操作の重要性が大きくなっていった。
今やリモコンがなければ何も出来ないに等しい位の働きである。
我が家のテレビは2010年に買い替えた
昨今の家電の寿命は凡そ8年だと聞いた。
となると、テレビもそろそろ寿命である。
しかしテレビ自体にどこも悪いところはない。
悪いのは寧ろリモコンの方である。
幾つかのボタン操作が出来なくなっている。
どうやら赤外線が出ていない。
電源を入れたり消したりは出来る。
チャンネルを変えることも出来る。
音量を上げたり下げたりミュートしたりも出来る。
録画予約も出来る。
ところが録画した番組を観たいと思っても、録画一覧を表示させるボタンが利かない。
予約した番組を予約解除しようと思っても出来ない。
録画中に留めようと思っても停止出来ない。
これらの操作はテレビ本体では出来ないらしい。
リモコンはいつからテレビと立場を逆にしたのだろう。
リモコンを買い替えてもテレビの寿命も近いかもしれない…と思うと買い替える決心もつかない。
ミニコンポのリモコンもそうだ。
リモコンがなければダビングもなにも出来ない。
不便極まりない。
今やテレビはリモコンの附属品だと思うのである。