前回「コロナ太り??本当にそうですか?」で食事の話をしましたが、今回は運動の話です。
「頑張って運動しているのに全然体重が減らない」っていうお悩みを持つ人が少なくありませんが、これ勘違いが原因のことが多いんです。
何が勘違いかって、それは『運動するタイミング』。
食べたら運動と考えていませんか?
残念ながら食べた後の運動では、まずは摂った食べ物の栄養(主にブドウ糖)を燃やしてしまうため、お腹や二の腕などにため込んだ脂肪を燃やし始めるには随分と長い時間が必要になってしまいます。
それに対して食べる前の運動なら、血中のブドウ糖が少ないため、早くから脂肪を燃やし始めることができるのです。
というわけで、健康的にダイエットが目的ならば運動は空腹時、中でも朝一番がお勧めです。
ただし一つ注意が必要なことがあります。
血中にブドウ糖が沢山ある状態で運動すること慣れている人は、脂肪を燃やす回路が眠ったままの状態になっているため、すぐには脂肪をエネルギーに作り変えて使うことができません。
そのため空腹時に激しい運動をすると、エネルギー供給が間に合わずに体調を崩してしまうことがあるのです。
最初は少し早歩きで散歩をする、階段を上り下りするなど、空腹時に身体を動かす習慣作りから始め、次第に運動時間や運動強度を上げていくようにしましょう。
さあ、あなたも今日から朝の運動始めてみませんか?
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