どんぐり眼日記

昔は日々の日記として、今は見た映画の忘備録として更新しています。

「恐怖!黒猫」

2019年03月09日 | 映画
DVDでルチオ・フルチ監督の映画「恐怖!黒猫」を鑑賞。エドガー・アラン・ポーの「黒猫」をベースにしているというが殆どオリジナルな物語でした。ダリオ・アルジェント監督も「黒猫」撮ってましたが他のポー作品も混ぜつつ全くオリジナルな物語になってましたね。こちらは超能力なんかも絡んできてますが謎解きジャーロの形式に乗ったフルチらしい職人的にしっかりとした映画でした。ちょっと中盤はダレるし結末も強引に納得させられる物語だったりしますが普通に楽しめました。ゴア・シーンとかいつもよりは抑え目な印象。本物の黒猫がいい感じで芝居?してます。猫の目のアップと同様に主人公達も目のアップが多くて印象的な映画です。目は色々と重要な要素でした。猫が人を殺すという設定は描くのには難しいですよね。だけど猫が怪物や悪魔では無く基本的には猫のままだったのは猫好きとしては良かった。黒猫は昔から不吉な存在とも言われてましたがやっぱり可愛いし黄色い目が綺麗です。黒猫は闇では溶け込んでよく見えないけど目が何考えてるか分からないけど惹かれるものはあります。可愛い猫ばかり見てるけど本気で襲ってきたら爪とか牙とか想像するだけでも痛いですねー。




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「ウエスタン」

2019年03月09日 | 映画
DVDで初めて見て感動してブルーレイで買い直したけど長尺なのでなかなか見直せてなかった映画「ウエスタン」を5.1ch サウンドの大画面で鑑賞。
長いけど緊張感があり惹き込まれるので飽きずに見れます。映像も美しく素晴らしいです。随分と忘れてた所もあり勘違いして覚えていた箇所で混乱したりもした。その為か初めて見た時よりも話を理解しないで見たような印象で感動して涙した場面も前回程は感動出来ませんでした。だけどエンニオ・モリコーネの音楽はやっぱり素晴らしいですね。心揺さぶられます。
クラウディア・カルディナーレ演じる女のタフさにチャールズ・ブロンソンの渋さにジェーソン・ロバーツの人柄の良さにヘンリー・フォンダの憎らしさがとてもそれぞれ良かった。
各人の顔と目力が印象的。
見応えのある壮大な素晴らしい映画です。


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