どんぐり眼日記

昔は日々の日記として、今は見た映画の忘備録として更新しています。

「ヘルボーイ ゴールデン・アーミー」

2020年07月01日 | 映画
中古レンタル落ちブルーレイで「ヘルボーイ ゴールデン・アーミー」を鑑賞。劇場で観て以来です。劇場では中盤で睡魔に襲われてしまいちゃんとは見れていませんでしたが今日はちゃんと見れました。美術に造形にVFXや特殊メイク等ビジュアル面と音響面では文句無しの良く出来た映画でしたが話の内容はイマイチまどろっこしくて素直に楽しめない部分がありました。
アクションとか見応えありますが、まぁそこまで好みでも無い感じ。どちらかというと悪の側の女と魚男との恋や哀しい運命みたいな悪側の方の切なさみたいなものの方がグッと来るものがありました。キャラクターの面白さはあるけど次々と襲いかかる危機に対して映像では凄い事になってる割に案外あっさりと最終的には解決しちゃうという展開が繰り返される印象でした。
殆ど内容忘れていたので普通に楽しめはしましたが、やはりそこまで面白いとは思えない映画でした。映像やキャラクターはとても良かったんだけどね。




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「バニシング・ポイント」

2020年07月01日 | 映画
DVD持ってたけどブルーレイが安く売ってたので「バニシング・ポイント」を衝動買いしちゃう。初めて見た時はテレビ放送だったので日本語吹替版で鑑賞。吹替版も5.1chになってたのでエンジン音とかサラウンド感もあり、とても良かった。そして音楽も。
カーチェイスが凄くて撮影も美しく素晴らしい。結末は知ってたけど改めて見ると人生の道を走っているかのようでもあった。バニシング・ポイントからの選択肢の一つが見れた感じ。過去を振り返りつつ先の見えない未来に向けて生き急いでいるような主人公の生き様が不思議と共感出来るものもあり見入ってしまいます。感覚的に孤独感と自由と爽快感を感じれますが最終的には呆気ない結末でこんなに急展開だったっけ?って気もしました。
時代性というか空気感と広大なアメリカの風景と道が魅力的でした。そしてこの映画の主演とも言える車ダッジ・チャレンジャーも。そんな時代に走り抜ける気概というか反体制ながら正しい信念のようなものも感じれました。閉塞感のある社会の中で恋人を失い正義を失い自分の生きる時代はここじゃないような感覚で走り続けたのだろうか?色々と説明不足ではあるが想像出来る背景もあり主人公に共感出来る面もあるけど分からない面もありました。だけど印象深いものも残す迫力あるカーチェイスが見ものの映画でした。ヌードのバイク娘や街の人々に盲目のラジオDJも印象的。
アメリカの西部劇の馬の時代から「イージーライダー」でバイクの時代になり今作で車の時代になったような象徴としての存在感があったようにも思う。




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