栃木県はが郡の

陶工のつぶやき

警察官個人の問題

2010-11-05 22:20:13 | Weblog
知ってる人は知ってると思うけど

以前警察官をやっていたときの話。

最初に断っておくけれど、これは自分の話ではありません。

巡回連絡と言う仕事があって

一軒一軒訪問して

家族調査をするわけです。

そうすると、警察官大好きというお宅がたまにあって

お茶をどうぞとか

お菓子をどうぞとか

ご飯食べていかない?

みたいなことが、たま~にある。

「あなた独身?うちの娘と会ってくれない?」・・・てなこともあったりする。

ここいらへんは、警察官個人の問題で

「いや、本官は仕事中ですから・・・。」と言う人もいれば

「それじゃ、遠慮なく・・・。」と言う人もいる。

なかにはさりげなく要求すると言うつわものもいると聞いた。

で、その豪のものなんだけど

ご飯をご馳走になったら、今度は風呂に入っていけと言われたそうだ。

「それでは・・・。」と脱衣所に行ったんだけど

拳銃とか警察手帳とか脱衣所に置いとくのもさすがに問題だろうと思ったんだね。

頭にしばりつけて入ったんだそうですよ。

想像すると、なんとも間抜けな格好だったろうと思う。

そこまでして、風呂に入らなくてもよいだろうと思うんだけど

良好な関係を保とうと思ったんだろうか?

単純にバカだったんだろうか?

遠い昔の事。

ただ一つ付け加えるならば

問題ではあるけれど

そういうことが出来るおおらかな世の中は決して悪くないと思う。




はじまりは・・・

2010-11-05 21:12:58 | Weblog
はじまりは妻の冷蔵庫の掃除だった・・・

冷蔵庫の中をきれいにするために

電源を抜かなくてはならない、という事になった。

我が家の冷蔵庫は押入れのように引っ込んだ場所に収まっている。

そしてコンセントが一番奥の壁に付いている。

つまり冷蔵庫を引っ張り出さないと電源が抜けない。

ちょうど鋳込み作業をしている時に呼び出しがかかり

泥だらけのエプロンで事にあたったのだが

きれいにするために、汚い男が参上するのもどうかという事になり

まず身支度。

次に重い冷蔵庫を引っ張り出すための

床を滑らせる円盤の様なものを二階の本箱の下からはずして持ってきた。

これで重いものを床を傷つけることなく引きずり出すことができる。

ところが、出してみると9年ぶりに日の目を見た床や壁の汚れがただ事ではない。

掃除ということになった。

タイマーをかけていた、鋳込み作業に一旦戻ると

「コンセントが抜けない!」と言う。

懐中電灯を持ってみて見ると

抜け止めコンセントになっていて、ねじらねばならぬ。

抜けない!と大騒ぎしていた妻の目の前で

一ひねりで簡単に抜けた。

冷蔵庫の方は妻にまかせて

今度は二階の本箱である。

本箱の下から「滑らせ円盤」をはずすために移動させたものを復旧させねばならぬのだが

見るとネット用のルーターとか電源の配線とかが、ごちゃごちゃしていて気になって仕方がない。

どうにかならぬものか?

本箱の中身も整理したくなってきた。

10年前の領収書とか古い雑誌とか片付け始め

子供の小さかったときの文集とか写真とかが出てくるたびに手を休め(笑)

気づくと外に干していた作品などを取り込まねばならぬ。

犬の散歩にも行かねばならぬ。

掃除機を一階からもってこねばならぬ。

今日は、こういうことをする予定ではなかったのだ。

なかったのだが、やり始めてしまった以上

やめるわけにもいかぬ。

人生なかなか思い通りには行かぬものよ。

だけど寄り道もまた楽しい。

これで締め切り間際にばたばたすることになる。(笑)