夕方息子が学校から帰ってくると
だいたいいつも工房にいるドッグマンが騒ぎ出す。
「兄ちゃんが帰ってきた!♪」(ドッグマン)
(実際に言葉をきいたことはない。笑)
それで足を洗って、
「ほれ、お帰り~って兄ちゃんの所にいきな。」
とリリースしてやると
まずお約束の煮干をもらう所でお座りして待っている。・・・
兄ちゃんではなかったのか?
「足洗ったら、煮干でしょ?。」(ドッグマン)
(実際に聞いたわけではない。笑)
まあ、そうかそうかと煮干をあげる。
で、食べ終わると
なんだかすっかり落ち着いちゃって
あごなど後ろ足でかいたりして、その辺でまったりしている。
兄ちゃんはどうなった?
「あ!そうだった。」(ドッグマン)
それからおもむろに
息子の部屋の戸を前足でちょいちょいと開けて
鼻先でぐいと開いて
「お帰り~♪」(ドッグマン)
と侵入していく。
ドッグマンには領海は関係ないのだ。
領海は人間が決めたことで、動物や魚には関係ないのだ。
だから領海がどうのこうのと言う前に
魚をこちら側に誘導する方法を考えればよいのだ。
天然資源もこちらの領海から横穴を掘って、頂いてくればよいのだ。
う~んそれだと泥棒になってしまうか?
レアアースが自らこちら側に流れ込んでくるようにすればよいのだ。
隣の家の柿の木の枝が我が家の庭まで伸びてきて
勝手に柿の実を落とすように
密かに肥料をまいておくのだ。
ドッグマンの話をしていたのが、いつのまにかレアアースの話になってしまったのだ。
息子も
私が入って行くと「何?」と言うのに
ドッグマンが入って行くと「おいで~。」と言っている。
待遇にずいぶん開きがあるのだ。