別の道を歩けばよかったかしら？

今朝いつものように

林の中の道を散歩していると

軽トラックが停まっている

湘南ナンバーがついている

なぜ栃木の里山に湘南ナンバーの軽トラが停まっているのであろうか？

なんだろう？

道の左側に停まっているのでそちらばかり気にしていたら

右側の藪で景色と同化して向こうを向いて

何か採っているオジサンがいて

びっくり！

ほぼ毎日歩いているから

どこに何があるのか

概ね把握しているのだが

ここはキノコの株が生えている場所

なぜか妻と私はその人の後ろをコソコソと

息を潜めて通り過ぎたが

考えてみると

なぜコソコソしなければならなかったのかわからない

「俺の山で、何をしているのかね！」

と問い詰めても良かったのではなかろうか

俺の山じゃないけど

「な・何もしてません。」

「その右手に持ってるキノコは何かね。」

「こ・これは・・・なんでしょう？」

なんてね

ドラマなど見ていると

「誰に断って、キノコを採っているんだ！」

と食って掛かって、話が展開していくこともよくある

なんだか脱線してしまった

それにしても

車から見つけたのだとすると

相当に目の良い人だと思う

あるいは

何度か歩いていてキノコを見つけて

車で改めて採りにきたのかもしれないが

湘南ナンバーというのがどういうことだろう？

私は毒キノコだと思って手を出さないでいたのだが

そうじゃなかったのかしら？

なんだか今になって心配になってきたぞ

キノコに関しては良くわからないので

毒だとすれば湘南おじさんが心配だし

毒でないとすれば、

毎年立派なキノコの株を見て

通り過ぎていた私は何をしていたのかと言うことになる

どこのどなたか存じませんが

無事であることを祈るばかり

こういうの、私に何の責任もないよね？