事故などで中枢神経を傷つけ脊髄損傷に
なってしまうと、治療が難しいというか完治は
見込めないのが現代医療の限界では有るようだが?
GM-1ガングリオシドの再生医療の効果は?
昨年ではプロレスラーの高山善廣氏【 51 】が
試合中に頸髄完全損傷になられたり、俳優の滝川英治氏【 39 】が
ドラマの撮影中に転倒して、脊椎損傷を受傷している。
今年に入ってからも、仮面女子のメンバーでアイドルの
猪狩ともか氏【 26 】も脊髄損傷に掛かっている。
基本的に、脊髄や頸髄などの中枢神経を一旦、傷つけてしまうと
元には戻らないのが定説になっている。
ところが、数年前に放送されたテレビ番組では、
「 GM-1ガングリオシド 」なる治験薬が脊髄損傷の
再生医療に抜群の効果を発揮したという内容があった。↓
GM1ガングリオシド
簡単に説明させて頂くと、1998年のアメリカで木登りをしていて
落下した少年が脊髄損傷を負ってしまい当時、米国では未承認だった
「 GM-1ガングリオシド 」なる治験薬で麻痺した中枢神経の回復に
効果が有ったということなのだ。
ただし、脊髄損傷を受傷してから72時間以内という条件の中、
実質6時間遅れの78時間後に投与したが、
それでも劇的な回復をしてくれたのだという。
ほかの薬もテストされている。
そのなかにGM-1ガングリオシドがある。
これは二次損傷を防ぎ、受傷後の傷付いた神経細胞の
回復を促進するようである。
最近の研究では受傷後24時間以内にメチルプレドニゾロンを投与し、
その後の6~8週間、GM-1を投与するのが良いようである。
ただし日本の厚生労働省では、理由は
定かではないが、まだ未認可の様である。
また、上記の脊髄損傷の回復の治験の症例は
あくまでも1つの参考例なので、万人に同じ効果が
得られる訳では無いのだ。
不肖この私めも別ブログでは「 脊髄損傷 」の事を
書き綴っているのだが、GM-1ガングリオシドの薬品名は
書き記すことが出来なかった。
Googleアドセンス・ポリシーチームのガイドラインで
一般的な販売薬以外の具体的な薬品名を
書き記す事は出来なかったからだ。
さて、木登りをしていて落下したアメリカの少年は
上の動画内では自力で歩いたり、ボールを投げたりすることが
出来るまでに回復を見せている。
2輪 ダートフリーク ユーフォー ストラーダプロテクター UF-2048 L(7プレート 60cm)
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メチルプレドニゾロン( ステロイド )は効果あり?
脊髄損傷の患者に対する治験薬には前章の
GM1ガングリオシドが回復医療では最も有名な薬品だが、
日本では厚労省からの認可がまだ下りていない。
で、もう一つの治験薬として有るのが、
メチルプレドニゾロン( ステロイド )だという。
1990年以来、メチルプレドニゾロン(ステロイド)は
一般的な治療薬であった。この年の研究で、受傷後8時間以内に
この薬を服用した人は細胞膜に対する損傷が
少ないということが示されたのだ。この細胞膜は神経細胞の死の一因となっている。
またこの薬は傷のまわりの炎症を軽減し、神経への
損傷の要因となる免疫細胞の活動を抑制する。
前章でも引用させて頂いた上記の文脈を見ると、
いかにも特効薬的な印象を受けるが、実際はどうなのだろうか?
脊髄損傷後の二次損傷予防法として
メチルプレドニゾロン大量投与療法があるが、
その効果や施行の是非については議論がある。
つまり、効果の方はGM1ガングリオシドほどの
劇的な効果は望めないかも知れないとの上記の引用内容である。
しかし、やはりいずれの場合も、受傷してから
短時間の間に投与しないとダメらしい。
だが、基本的には末梢神経ならば、ある程度は回復も
するらしいが脊髄や頸髄などの中枢神経は、
1度傷つけてしまうと完治は、まず無いのが現実である。
前章で、動画を貼らせて頂いたテレビ番組で紹介された
アメリカのロバート少年も、脊髄損傷から劇的な回復を見せて
歩けるまでに回復したのは事実だが、まったく元通りに
完治したかと言われれば違う。
思えば、不肖この私めは、本当に強運でバイクで
160キロで転倒したり、車の中で助手席で寝ている最中に
80キロで事故を起こしたり、2.6メートルの高さから落下したりと
脊髄損傷どころか死んでいても、おかしくは無い場面が何度も有ったからだ。
脊髄損傷の治療から社会復帰まで―全国脊髄損傷データベースの分析から | |
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