ソナタ…形式
「ソナタ」と言うと一般的には、あまり馴染みがなく 韓国ドラマで《冬のソナタ》ぐらいなもので、あとピアノを習う人が・・・ツェルニー・ソナチネ・と来て
ソナタ・・・これが弾けるようになれば 大したもん と言ぐらいなもんで、なかなか
一般の人には 縁がない、ましてや「ソナタ形式」など ほとんどの人が知らない世界なのです。
ソナタ形式は、ざっくり言うと文章で言う。起・承・転・結 みたいなもので、
ピアノソナタ勿論そうですが、交響曲 や協奏曲に使われている形式です。
基本的には、三部形式で・提示部・展開部・再現部 となっています。
音楽に、興味のない人にとっては、日常生活と何ら関わり合いがないことで
音楽が好きな人の中でも、クラッシックが好きで、その中でも 和声 とか楽式など楽理に興味を持つ ごくわずか(音楽家も含めて)の人しか関わらない事なのです。
しかしながら 何でもない話の中で、似たような形態が有るもので 以前子供が小さい頃 一緒にテレビのアニメを見ていて、おやっと思ったことがあります。
その日は、特番で劇場版のアニメ(1時間40分くらい?)を放映していました。
あらすじを言うと(著作権や肖像権など うるせえ やつら がいるので、かんたんに仮名で書きます。)
a
主人公Aが毎日 放課後に学園祭の準備を同級生と楽しそうにしています。
ある日帰宅しようと電車に乗って、しばらくするとまた学校の近くの駅に着いてしまう。 何回乗っても同じこと仕方なく学校に戻る・・・。
b
Aは のんきで この生活を気に入っているが ライバルのMは、なぜか戦車にのって学校の周りを調べ出す。
やがて、この学校の周りが切り取られ、異次元空間にあることを突き止める。
c
Aは、Mと共に、この問題解決へ向けて動き出す。
そしてAは、人の夢を糧にして生きている 魔物Dと対峙する。
魔物Dは、皆んなが 寝鎮まると、一人一人の夢を喰らおうと夢を物色する。
そこへAが 現れ、魔物Dを突き詰める、魔物Dは誤魔化そうと同級生達の
夢を、一つひとつ開けて見せびらかすが、Aは 怯まず、魔物Dとの闘いになり そこへAの いいなずけ 異星人のRが現れ Aと共に、魔物Dを退散させる。
a'
そして 学園は元の世界へもどり、学園祭の準備を同級生と共に楽しそうにするのであった。 おしまい 良かった よかった!
どこが 「おやっ」かと言うと、aとbが提示部 aが第一主題 移行の電車があり bの異次元空間が第二主題 (第二主題は 違う調、古典音楽では 属調で奏でられる)
そして c が展開部 色んな夢、闘い、異星人Rの出現・・・と劇的に話が進む、
(色んな調性で、第一主題の変形で奏でられる)
そして a' は再現部 (ここは、アニメでは、第一主題が出てきているが、音楽では 第二主題が 奏でられ大きく膨らませた 終始を奏でて曲が終わる。)
確かに アニメなので、これはソナタ形式だと言い切れないが、似たような 構図になっている と言えるのでは ないでしょうか。
こうして考えると「冬のソナタ」も 青春時代の恋人同士時代a…主人公の謎の死と
記憶喪失b…恋のライバルや複雑な親達の人間関係c…問題が解決しまた二人が結ばれてハッピーエンド…a'
やはり 作者は「ソナタ形式」を意識していたのかな~と思ってしまいます。
中世のイタリアの歌曲ではじまりルネッサンス、バロック時代を超え フーガなど色んな要素を含みながら、古典時代 エマニエル・バッハやクーラウや クレメンティー
仕上げにハイドンと、確立され ロマン派時代~現代まで、色んな変化は ありそうだけど
音楽、特にクラッシック音楽では、ソナタ形式は欠かせない楽式だと、過去に
想いを巡らし 浪漫を感じる、今日この頃です。
掻い摘んで、、、、
でも面白いですね!
ゆっくり聞かせてほしい~
さくらんぼの曲凄いですね♪
ぜひ一緒にうたいましょう!
いつもありがとうございます。
いつの日か、書きたかったテーマで、メモに少しづつ書きため 修正など数回して書いたものです。
王業な、自己満足です。
いいですねぇ。
さくらんぼニュースに少し分けてくださいね(^。^)そして一冊の本に~U+1F604