あのうの幸せトンボ

日々の何気ない出来ごとを、思いつくままに……。

はじめちゃん

2014-03-13 22:40:33 | 日記
いつも帰宅すると、元気なときは玄関でお出迎えをしてくれていました。

寝込んでしまってからも洋間の1枚ガラスの向こう側で日向ぼこをしながら
私の車が入ってくると頭をもたげて「お母さんだ!」と見てくれていました。
姿が見えないときは「もしや…」と家のなかへ駆け込み、はじめの名前をよんで
家中をさがし、姿を見つけると胸をなでおろしていました。

でも、もう探す必要はなくなったのです。
昨夜、天国へ旅立ちました。
苦しみから解放されて助かったのだ、と思う事にします。

がん細胞はなんてバカなんだろうと思います。
自分が増殖するために、はじめの体を食いつぶして、はじめが死ねば自分も生きておれないのにー。

後、2.3ケ月と聞いておりましたのに、目に見えて日に日に衰弱し
小さな体では持ちこたえれなかったのだと思います。
後、5年は一緒に暮らせると思っておりましたのに、
授かったいのちのロウソクが昨日までの長さだったのでしょうか。

今朝、早くより主人とわが家の畑へ葬ってきました。

合掌


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