食・飲・読の日記

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下戸は勘定に入れません@西澤保彦

2014-09-25 09:33:33 | 本(な)
  下戸は勘定に入れません@西澤保彦 

あらすじ(「BOOK」データベースより)
大学で教鞭をとる古徳先生はバツイチ・独身の50歳。人生に疲れ、酔って死ねれば本望とウイスキー片手に夜道を歩き始めたが、偶然、旧友・早稲本と出会ってしまう。いまや堂々たる実業家のこの男は、かつて古徳の恋人を奪って結婚したのだった。気まずさに逃げようとする古徳だが、早稲本の誘いを断り切れず、豪邸のホームバーで杯を傾けることに。やがて、酔った2人は28年前の晩へとタイムスリップしてしまう。条件が揃うと、酒の相手を道連れに時間をさかのぼってしまう古徳先生。はたして失った恋の秘密を解き明かすことができるのか?前代未聞のタイムスリップ本格ミステリ!。




同じ日付・曜日に同じ相手と同じお酒を飲むと、過去のその日にタイムスリップできるという設定はおもしろかったです。お酒を飲んでいるにも関わらず、謎を推理する主人公・古徳って、頭いいなぁと思います。私の場合、酔ってなくても推理できません。2話目の「もしくは尾行してきた転落者の謎」は他とちょっとテイストがちがって、悲しくてせつなかったです。ただ、最後は条件がそろわないとできないタイムスリップがあっさりできたり、早稲本の娘の父親が誰かが結局わからないし、ちょっと納得いかないところがありました。まぁハッピーエンドっていうのはよかったかな。

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