三男で生まれたasaにとり、
父は物心ついた時から
要職にあり、家に帰るのも遅く
仕事に忙しい様子は子供心にもよく分かった。
そんな父だから、遊ぶのも兄弟間であったり
遠出に連れて行くのは母の仕事であった。
沿線のハイキングに行った時。
兄と母との遠足であったが
父は決まって留守番であった。
小五の時に家族の一大イベントとして
富士山に登った時も、
兄と母との登山で、父は留守番であった。
そんな父だが、
だからこそというか、
父の単身赴任していた
大阪に夏休みに遊びに行ったのは
強烈な思い出だった。
0系新幹線「ひかり号」。
新大阪まで3時間10分。何て早いんだろう。
車窓から見える富士山。
静岡の茶畑。
京都の東寺。
あっという間だった。
大阪で久々に会う父は
単身赴任のせいか、
生活感が感じられて印象強かった。
万博公園。
奈良の大仏。
そして、天王寺からディーゼル急行に
4時間も揺られて着いた潮岬。
不思議と実家より印象強い。
旅先で父と普段より多く過ごし、
何を会話したかは忘れたが
濃密な一時は夏休みの
強烈な印象となって残っている。
時はずっと過ぎたが、
父は定年後も仕事を続け
そしてまた近年は母や兄と悠々自適に
旅行をしたり、また好きな読書を楽しんでいたようだった。
そんな父だが、ここ数年は実家で会う度に
弱弱しく、発言もあやふやになっていってしまった。
そして。
ここ数カ月はあっという間。
あっという間だった。
あっという間に、
旅立っていってしまった。
最期に病院に駆け付けた時、
返事も無かったけど
きっとこちらの言ってることは
分かってたと思う。
本音を言えば、もう少し頑張って
母の到着を待ってほしかった。
でも、一晩も二晩ももう充分に頑張ったんだろう。
そんな父にこれ以上頑張れなんて
言えなかった。
最期まで痛いとか苦しいとか
弱音は一言も吐かなかった。
そんな父を、
父の人生含めて
誇りに思う。
ありがとうございました。
今はただ、ゆっくりと
お休みください。
そして母のことは兄弟にお任せください。
親不幸な息子だったかも
しれませんが、
遠くから見守ってやってください。
--------------------
二十一日、葬儀まで終了いたしました。
ここ近日、更新や返信が滞っていたことをお詫びいたします。
父は物心ついた時から
要職にあり、家に帰るのも遅く
仕事に忙しい様子は子供心にもよく分かった。
そんな父だから、遊ぶのも兄弟間であったり
遠出に連れて行くのは母の仕事であった。
沿線のハイキングに行った時。
兄と母との遠足であったが
父は決まって留守番であった。
小五の時に家族の一大イベントとして
富士山に登った時も、
兄と母との登山で、父は留守番であった。
そんな父だが、
だからこそというか、
父の単身赴任していた
大阪に夏休みに遊びに行ったのは
強烈な思い出だった。
0系新幹線「ひかり号」。
新大阪まで3時間10分。何て早いんだろう。
車窓から見える富士山。
静岡の茶畑。
京都の東寺。
あっという間だった。
大阪で久々に会う父は
単身赴任のせいか、
生活感が感じられて印象強かった。
万博公園。
奈良の大仏。
そして、天王寺からディーゼル急行に
4時間も揺られて着いた潮岬。
不思議と実家より印象強い。
旅先で父と普段より多く過ごし、
何を会話したかは忘れたが
濃密な一時は夏休みの
強烈な印象となって残っている。
時はずっと過ぎたが、
父は定年後も仕事を続け
そしてまた近年は母や兄と悠々自適に
旅行をしたり、また好きな読書を楽しんでいたようだった。
そんな父だが、ここ数年は実家で会う度に
弱弱しく、発言もあやふやになっていってしまった。
そして。
ここ数カ月はあっという間。
あっという間だった。
あっという間に、
旅立っていってしまった。
最期に病院に駆け付けた時、
返事も無かったけど
きっとこちらの言ってることは
分かってたと思う。
本音を言えば、もう少し頑張って
母の到着を待ってほしかった。
でも、一晩も二晩ももう充分に頑張ったんだろう。
そんな父にこれ以上頑張れなんて
言えなかった。
最期まで痛いとか苦しいとか
弱音は一言も吐かなかった。
そんな父を、
父の人生含めて
誇りに思う。
ありがとうございました。
今はただ、ゆっくりと
お休みください。
そして母のことは兄弟にお任せください。
親不幸な息子だったかも
しれませんが、
遠くから見守ってやってください。
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二十一日、葬儀まで終了いたしました。
ここ近日、更新や返信が滞っていたことをお詫びいたします。
具合がとても悪いんだろうなと思っていましたが・・・
asaさん 一生懸命親孝行してるってわかりましたよ。
男の人ってこんな風に父親を想うんですね。
ご家族の皆様 お疲れ様でした。
ご冥福をお祈りします。
カルさんず
asaさんのお父様への思い、こちらまでしっかりと伝わってきました。
長い間、お疲れ様でした。
家族のために頑張ってこられたお父様。
皆さんの感謝の気持ちは届いていると思います。
今度はあちらから皆さんの事を見守ってくれることでしょう。
お父様のご冥福を 心からお祈りいたします。
急な話しでして
戸惑うこともありましたが
歳を考えたら
仕方のない事と思えるように
なると思います。
急でしたが、
長患いでもなく
ある意味よかったかもしれません。
明日は七日。
実家を訪れようかと思います・・・。
兄弟で集まった時に
昔話しをするのはよくあることと
思いますが、
変な話しですが
読経のあいだも、父の昔のことを
思いだしてたりしました。
また何かの機会に
思い出話しが出来ると良いなぁなんて
思います。
asaさんが素敵な方なのは、お父様が素敵な方だったからなんだなって思います。
きっと、asaさんの気持ちはお父様に通じてると思いますよ。
ほんとは頑張ってほしいけど、でも頑張ってってもう言えないって気持ち、すごくわかります。
しばらくは辛い日が続くと思いますが、少しずつ癒していってください。
お父様のご冥福を心からお祈り申し上げます。
急な展開でした。
いまだ実感が無い、のが
本音かもしれません。
クイズに応募も普通にしたいと
思ってましたし、
そんな看病の日々が続くと思ってました。
今は辛いというか
あぁそうだったんだなと
寂しさを感じるところです。
御配慮ありがとうございます。
素敵だなんて照れちゃいますが
今はひとつずつ元の暮らしを
取り戻す日々です・・・。
母は旅行に行ってみたいと
話してました。
それもまた良いかなと思うのです。