この小皿は、昭和52年(1977年)に、今から47年前に、買ったものです。
古陶磁といえば、何と言っても、朝鮮半島の古陶磁の「李朝」と「高麗青磁」が有名ですよね。
そこで、古陶磁を勉強するには、先ずは朝鮮半島の古陶磁の「李朝」と「高麗青磁」くらいは手に入れて勉強せねばと思ったわけで、その内で、「李朝」は、とりあえず昭和49年(1974年)に既に2点手に入れていますので、残る「高麗青磁」のほうを 何とか手に入れたいと思ったわけです。
そうはいっても、けっこう高かったものですから、なかなか手に入らず、結局は、小さな小さな小皿の購入でお茶を濁したというところです(><)
そんなことで、当時、やっとこさ手に入れた、小さな小さな「高麗青磁 小皿」というものは、次のようなものです。
高麗青磁 小皿
見込み面
時計の針の9時の方角の口縁に窯疵があります。
側面
歪みが見られます。
底面
生 産 地: 朝鮮半島
製作年代: 高麗時代
サ イ ズ : 口径13.0cm 底径4.8cm 高さ3.5~3.9cm(歪みがあるため)
高麗青磁のなんたるかは分かりりませんが、コレクターの端くれとしては時代がありそうで正に古美術といった佇まいのお皿だなと思いました。
それで高麗の時代を調べてびっくりでして少なくても600年以上前なんですね!!
伊万里が随分最近に思えてしまいます。
やはり時代のあるものはすごく魅力的なですね。
手にとって見てみたいです(^^)
注目したいのは、鉄分の多い胎土です。
ひょっとすると、鶏龍山や宝城のように珍重される窯の焼物かもしれませんね。
いろいろ想像が膨らむ小皿です。
高麗青磁に比べたら、古伊万里など、赤ん坊みたいなものですものね。
そんな意味でも、やはり、焼物は、中国物や朝鮮半島の物を少しは勉強する必要はあるのかな~と思います。
という自分は、殆ど勉強していませんが、、、(><)
特に小細工もなく、たんたんと作っている感じですものね。
「ひょっとすると、鶏龍山や宝城のように珍重される窯の焼物かもしれません」か!
ありがとうございます(^-^*)
もっとも、そう言われましても、私は、朝鮮半島物を少ししか持っておらず、また、殆ど勉強もしていませんので、さっぱりで、猫に小判ですが、、、(~_~;)
さすがにドクターさん、古陶磁全般に対する探究心には頭が下がります。
高麗青磁には中国の青磁とは違った魅力があるように感じます。
青磁は砧、七官、天竜寺が別格の扱いのようですが、鍋島青磁の名品も見事ですよね。
中国の青磁は厚くかけられ、断面をみたら胎土の部分より釉薬の方が分厚く見える様に思えるくらいですが、高麗青磁は釉薬が薄くかけられているので鋭いです。胎土は黒く~これに青磁釉を掛けるものですから、深みがありますね。この皿も良い色をしてると思います。
高麗青磁には、中国の青磁とは違った魅力がありますよね。
ただ、私は、どういうわけか、あまり青磁が好きでないんです。多分、時代判定、産地判定が難しいので、避けているのかもしれません(~_~;)
鍋島青磁も、7寸皿を1点所蔵しているだけです(~_~;)
言われてみれば、そうですね。
日本でも、鍋島青磁などは、特に、何度も青磁釉がかけられて分厚くなっていますものね。
>高麗青磁は釉薬が薄くかけられているので鋭いです。胎土は黒く~これに青磁釉を掛けるものですから、深みがありますね。この皿も良い色をしてると思います。
ありがとうございます(^_^)
なお、教えていただき、青磁が少し分るようになりました。