Dr.K の日記

日々の出来事を中心に、時々、好きな古伊万里について語ります。

伊万里 染付 草花文耳付仏花器

2020年11月11日 15時15分49秒 | 古伊万里

 今回は、「伊万里 染付 草花文耳付仏花器」の紹介です。

 これは、昭和58年に(今から37年前に)に入手したものです。

 いかにも「仏花器」という感じですよね(笑)。

 生まれながらの「花器」という風情が漂います(^_^) ただ、仏前に供えるための「花器」ではありますが、、、(~_~;)

 そのためか、我が家にあっても、妻が気に入り、よく、「花器」として活用しています。この器に花を活けますと、花映りがいいんですよね、、、。

 当時、この手の古伊万里は、よく市場に登場し、古伊万里の代表選手みたいな顔をしていましたが、最近では、めっきり見かけなくなりました。もう、収まる所に収まってしまい、市場には登場してこなくなってしまったのでしょうか、、、?

 

 

正面(仮定)

 

 

正面の裏側

 

 

斜め上方から

口縁の4時の方角に傷がありますが、それは私が補修しました。

 

 

底面

 

 

製作年代: 江戸時代後期

サ   イズ: 口径;9.9cm  高さ;17.3cm


最新の画像もっと見る

10 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Dr.Kさんへ (遅生)
2020-11-11 16:33:27
染め付けと耳が素朴さが際立つ仏花器ですね。
白化粧もしているのでしょうか。
こういう点からして、江戸後期まで下がるとはとても思えないのですが。
ひよっとして・・・・・(^.^)
返信する
こんばんは (つや姫日記)
2020-11-11 19:01:24
これは仏花器というのですか。
すてきですね。
このような花器で仏前のお花をお供えできれば格調高くなりますね。

素朴ですが今の時代から見て地味では無いですよね。存在感が凄いです。
返信する
遅生さんへ (Dr.K)
2020-11-11 19:25:51
これ、無骨で、素朴で、なかなか古格を感じるんですよね。
初期伊万里とまではいかないにしても、江戸中期くらいはあるかなとは思っていたんです。

でも、白化粧掛けをしているようにも見えますので、そうであれば、伊万里でも志田窯ものかなとも思えますので、そうならば江戸後期になりますよね。

また、日用雑器を大量に焼いた波佐見焼かなとも思えますしで、そうなれば、またまた、江戸後期の可能性が高くなりますよね。

そんなことで、最終的に、無難な江戸後期にしたわけです(~_~;)
返信する
つや姫日記さんへ (Dr.K)
2020-11-11 19:33:34
このようなものは、仏花器と言っていたようです。

昔は、このような花器で仏前にお花をお供えしていたようです。格調高いですよね。今よりも、もっと、お仏様を大切にしていたんでしょうね(^_^)

無骨で素朴ながら、凄い存在感ですよね。
それなのに、自分を主張せずに、お花を引き立ててくれるようです(^-^*)
返信する
Unknown (不あがり)
2020-11-11 20:26:33
Dr.K様へ
もっと時代があるかと思ったのですが。志田ですか。う~ん!志田かも知れませんね。絵付けが。いや、この絵付けは波佐見にも見えますよね。器形がなんとも素朴な感じがして。それに合った絵付けに感じるのです。となると波佐見に私には見えるのですが。肌がグレーっぽく見えるのですが。時代は江戸中期、1750年前後。如何でしょうか。凄く私好みです。有難うございます。
返信する
芋がら煮。 (不あがり)
2020-11-11 20:32:49
追伸。
芋がら煮が隣りの100円コンビニに出ておりまして。恐る恐る買って食べるとこれが美味しいです。ただ、値段が可愛くない。200円しております。でも食べております(笑)。人気があるらしく即売れております。
返信する
不あがりさんへ (Dr.K)
2020-11-12 09:41:04
1750年前後の江戸中期の波佐見に見えますか。その辺と見るのは良い線を行ってるかもしれませんね(^_^)
私は、自信がないものですから、無難な江戸後期にしてしまいました(~_~;)

私を含めて、昔の古伊万里コレクターは、有田を中心にした磁器を集めていました。最近、佐賀県立九州陶磁文化館に多くの古伊万里を寄贈された「柴沢一仁」さん(彼とは、若い頃から交流がありました)もそうでした。
志田や波佐見は、古伊万里ではないとして、故意に避けていたんです。
そんなことで、昔の古伊万里コレクターは、志田や波佐見の物を勉強していないので、よく分からないというのが本音です(~_~;)
昔の考えに囚われて、研究の進歩について行けないのでしょうね(><)

そんなことで、この仏花器の製作窯、製作年代については、自信が無いことをご理解ください(~_~;)
返信する
不あがりさんへ(その2) (Dr.K)
2020-11-12 09:55:51
芋がらを食べましたか。
これ、けっこう、美味しいんですよね(^_^)
でも、田舎では、元々は、捨ててしまう里芋の茎を、勿体ないとして加工して食べたものですから、本当は美味しくないのかもしれません。
それが証拠に、周りの人に、それほど人気がないんです(><) ここは田舎なものですから、、、。
周りの人にあげても、それほど喜ばれないんです(><)
それで、これ、作る手間が大変なものですから、今年から作らないことにし、里芋の茎は、廃棄し、堆肥にすることにしました。我が家用には、昨年作ったものがまだ残っていますので、大丈夫なんです(^_^)
また、食べたくなったら作ることにします。

昔は見向きもされなかったようなものが、今では高級食材になっていますよね。芋がらもそのうちの一つかもしれませんね。
返信する
芋がらについて (つや姫日記)
2020-11-12 21:14:10
こちらでは
芋がらは納豆汁には欠かせません。
買って食べています。♪
Dr.さんは芋がらをどのように食べられるのですか?
返信する
芋がらについて(返信) (Dr.K)
2020-11-13 08:56:04
こちらでは、芋がらはケンチン汁には欠かせません。
芋がらの入っていないケンチン汁などケンチン汁とは言わない、と言う人もいます。
でも、最近では、ケンチン汁を作る人も少なくなってきましたし、ケンチン汁に芋がらを入れない人も増えてきました(><)
多分、芋がらが高価になってしまったからかもしれません(~_~;)

芋がらは、もともと、里芋の茎ですから、捨ててしまうものですので、自家製の場合は、原料代はタダなわけですが、手間がかかるんですよね(><)
それで、私は、今年は作らないことにしました。昨年作ったものがまだ残っていますので、、、。
返信する

コメントを投稿