疑問が残りました

2020-03-18 01:35:33 | 湯の丸問題
昨日の地元紙、信濃毎日新聞に花岡さんの政策発表が掲載されていました。そのメインは湯の丸のプールを活用し、「地域を潤す湯の丸に仕上げていく」というものでした。湯の丸問題は今回の市長選挙の大きな争点となっています。あの金食い虫のプールをどのように使って「地域を潤す湯の丸」にするのか注目されます。

政策の中に私が掲げている「18才までの医療費無料化」がのっていました。私の政策について花岡さんもその重要性を認めて、ご自分の政策として掲げていただきうれしく思っています。ぜひ実現したいと思います。

その中で気になったのは「ふるさと納税を原資に18才までの医療費無料化」というところです。ふるさと納税の使途については信毎の記事によれば、花岡さんは「プールの運営費や整備に伴う市債(借金)の返済」に充当するとおっしゃっています。ということは、借金返済でふるさと納税(寄付)が余ったら18才までの医療費無料化を行うということなのでしょうか。疑問が残りました。


すっかり日に焼けました

2020-03-18 01:00:46 | 湯の丸問題
いま午前1時を回りました。ここはやはり「今晩は」、よりも「おはようございます」でしょうか。昨日はとても良い日になり、一日支持者の皆さんのご案内であいさつ回りを行いました。写真は明神池周辺で、青空と浅間連峰を背景に撮りました。

朝立ちする前を子供たちが元気に登校して行きました。「卒業式は明日だよね」と声をかけると、「昨日やったよ」という声が返ってきました。「だけど家族は一人だけだったんだよ」。新型コロナの影響で、子供たちのせっかくの旅立ちの思い出が損なわれると思うと残念でなりません。

最近朝立ちにカエルのマスクと手袋が登場しました。「市政を変える」にひっかけた駄洒落です。若いお母さんたちのアイデア。早速カエルのマスクをかぶり、手袋をして愛嬌を振りまいていただきました。朝から笑い声や駄洒落が飛び交っていました。「楽しく、明るく、元気よく」をモットーに、早朝の空気がピーンと引き締まる中、1時間手を振り続けています。「幹雄さん、もっと目立つ格好しなけれりゃダメ」とお叱りもいただいています。




今日も元気に街頭で訴えました

2020-03-15 23:07:27 | 湯の丸問題
みなさん、今晩は。今日は暖かいいいお天気でした。
終日、ご支援いただいている皆さんのご案内で地域を回りました。
今日から宣伝カーを運行し、街頭からアピールさせていただきました。

訪問して皆さんからお話をお伺いすると、一様にあの湯の丸のプールのことが話題になり眉をひそめます。
「いったいあのプールはどうなるんだろうね。」
「これからコロナで景気が悪くなるっていうし、寄付が集まるかね。」
「そんなお金があるのなら、私たちに回してほしいもんだね。」
「無駄っことしたってもんだ。」

花岡市長は湯の丸のプールを「宝の山」とおっしゃったようですが、市民の皆さんの反応はちがっているようです。これからさらに支持拡大に努めます。

宣伝カーからのアピール

東御市の借金を考えるー実は借金は増えていた

2020-03-12 22:54:00 | 湯の丸問題
東御市の借金のことを起債残高といいます。花岡さんは後援会員の皆さんにお配りした後援会報の中で、「財政の健全化への取り組み」として12年間で約160億円の起債の削減を実現したとその成果を述べています。

そこでこの間の市の借金(市債)の推移を見てみました。それが下のグラフです。平成19年の一般会計・特別会計の市債残高は149億円です。これに対し平成30年は193億円です。その結果市債は44億円増えています。私も議員時代借金のことを質問したこともあり、その際市側からの説明は「200億円を超えないように務めている」というものでした。大幅に借金を減らしたという実感はありませんでした。



ではなぜ借金を減らしたと言っているのでしょうか。それは企業会計と合算で考えているからです。

企業会計には上下水道会計・病院事業会計があります。この中で下水道事業については、トイレの水洗化を推し進めるために巨額の借り入れをしました。毎年その返済が行われています。その結果、企業会計は平成19年の249億円から平成30年の115億円まで、この間134億円借金を減らしてきました。



すなわち、借金を減らした一番の要因は企業会計によるものです。この借金の返済は毎年返済計画にもとづいて行われており、これを約定弁済(やくじょう・べんさい)といいます。これはどなたが市長になっても実施しなければなりません。

一方一般会計・特別会計の起債残高はこの間大きく増えてきています。これは東御市が積極的な投資を行ったためです。市役所庁舎の建て替え、中央公民館の改修、保育園舎の新築、15億円道路の建設、土地開発公社の不良債権処理などの事業を矢継ぎ早に行った結果です。

私はこうした一連の事業を一概に否定するものではありませんが、借入金の減少は下水道事業会計の約定弁済の結果であり、胸を張って「借金を減らした」といえるようなことではありません。もし借入金縮減のために特別な手だてをとったと言うのであれば、その具体的な取り組みを述べるべきでしょう。

今日はいいお天気でした

2020-03-09 22:16:05 | 湯の丸問題
今晩は。昨日と打って変わって今日はとてもいいお天気でした。日本晴れの青空に、遠くアルプスの山々が真っ白く輝いていました。今朝の朝立は牧家交差点でした。国道18号線と県道東御嬬恋線の交わるここは、通過する車と滋野駅への送迎の車が通ります。手を振っていると会釈をしてくれたり、クラクションを鳴らす車もあります。少しずつですが反応が出てきています。

午前と午後と後援会の会員募集のため、知り合いのお宅を訪問しました。やはりあの湯の丸のプールが大きな話題になっています。「なんであんなプールを造ったんだろう?」、「私たちには無縁だね」、「そんなお金があったら私たちのために使ってほしい」などなど率直なご意見をお聞きすることができました。その一方、「私はあのプールはあったほうがいいと思う」、「花岡さんに責任をとってもらわなければ」などというご意見もいただきました。

来月行われる東御市長選挙は、市民の皆さんお一人おひとりがご自身の意思で、あの湯の丸プールの是非を決める住民投票です。これまで市民の皆さんが意思を表明する機会はありませんでした。私に任務はそのための資料を提供することです。ですからお一人おひとりとじっくり話し合うことを大切にしています。

明日は北御牧地区で朝立ちです。


湯の丸問題を考える③ー高地トレーニングプール建設の経過

2020-03-07 23:48:40 | 湯の丸問題
4月5日告示、12日投票の東御市長選挙の最大の争点は湯の丸の高地トレーニングプールです。標高1750メートルの湯の丸高原にアスリート専用のプールをつくり、東京オリンピックでの金メダル獲得に貢献しようというのがそのねらいです。

高地トレーニングとは
高地トレーニングとは、標高の高いところでトレーニングを積むことで身体能力が高まり、競技力アップにつながり選手育成に有効だとされています。いまトップ級のアスリートは海外の高地でトレーニングしています。

日本には高地トレーニングの陸上施設がありますがプールはありません。そこで東御市は国に対してプールの誘致を働き掛けてきました。ところがオリンピック費用がかさむことから国はプール建設を断念。すでに東京都に味の素トレーニングプールがあります。

市単独事業へ踏み切る
しかし、花岡市長はこれに納得せず平成29年6月、国への誘致を断念し、東御市としての単独事業に踏み切りました。その際の市長の説明は「市民に迷惑はかけない、すべて寄付金でまかなう」という奇想天外なものでした。「寄付金で仮設プールを建設し、東京オリンピック・福岡国際大会が終わった後、体育館に改修する。そうすれば体育館がただで手に入る」と述べていました。

寄付は間違いない
問題は財源です。議会では大問題になり、寄付が集まるかどうか議論されました。平成29年12月議会ではプール建設にゴーサインを出す債務負担行為が上程されました。市長は議会に対し「間違いない」と自信を示し、これに対し議会は「そこまで市長が言うのなら間違いないのだろう」と市長の発言を信じ採択しました。

寄付が集まらず1億6000万円の借金
ところが平成31年3月議会に対し、市長は1億6000万円の借金を提案しました。寄付が予定通り集まらなかったのです。議会では大問題になりました。すべて寄付金でという約束は守られませんでした。うわさでは当初億単位の寄付を申し出た企業があり、様々な事情でそれが実現できなくなったそうです。しかし工事費の支払い期限が迫っていることもあり最終的に同意しました。

借入れは9億円にも
そして昨年の令和元年12月議会において、市長は7億円の借金案を提出しました。令和2年3月がこの事業の最終年度であり、借金は最終的に9億円にもなります。予算説明では、「企業版ふるさと寄付5億円は確実」と言っていたのに集まったのは900万円にすぎませんでした。これまでの経過があるにもかかわらず7億円の借金は道理が通りません。その結果、賛成8、反対7の僅差での可決となりました。

こうした経過はほとんどの市民は知りません(続く)。

湯の丸問題を考える④-プールができたけど払うお金がない

2020-03-07 23:48:40 | 湯の丸問題
プールはできたけど支払う金がない
「プールはできたけど支払う金がない」ということは自治体の事業としてはありえないことです。そんな異常事態がいま東御市で起きています。私たち庶民に振り返って考えてみましょう。たとえば住宅を建設する場合、まず貯金をして、足りない分は銀行から借りる算段をしてから始めます。ところが東御市はうわさによれば、億単位の寄付をしていただけるという篤志家の言葉だけをたよりにこれだけの事業を始めたのです。

寄付というのはそもそも篤志家の善意です。集まってみなければわかりません。そうしたお金をあてにして13億円の巨大事業をスタートしたのです。私たち庶民感覚からすればありえないことです。むろん自治体の事業としても異常です。

危機管理がまったく行われていなかった
当然議会では寄付が集まるかどうかが大問題になりました。しかし花岡市長は「もし集まらなかったらどうするのか」という議員の質問に対し「集めます、頑張ります」を繰り返すばかり。ことは公金であり、自治体財政にかかわります。やってみたら穴が開いたというのは通りません。

もしやるにしてもリスクを回避する算段を考えておくべきでした。これも庶民の金銭感覚から相当ずれています。花岡さんは経営者でもありますが、経営的な観点から考えてもこんな無責任なことはありません。地方財政法という財政運営の法律があります。それには財源を明確にすることが定められています

心配は現実のものに
そして心配は現実のものとなりました。昨年度は1億6000万円、今年度は6億円もの赤字が生じ、それぞれ借金することになりました。当初は「13億円すべて寄付で集める」という公約は果たされませんでした。総額9億円という巨額の借金が残されました。花岡市長は当初こんなことになるとは一言もおっしゃっていませんでした。花岡市長の失政のために市民はこれだけの借金を負うことになったのです。こんなことはとうてい許されるものではありません。

この事態に対し花岡市政はどのように対処するのでしょうか(続く)。

オレンジののぼり旗を掲げました

2020-03-06 00:37:19 | 湯の丸問題
昨日の朝は田中駅前で宣伝活動を行いました。以前に頼んであったオレンジの旗持参です。「湯の丸プールよりくらし第一に」、「子ども医療費無料化を18才まで広げよう」の2本です。遠くからもよく目立ちます。

誤算だったのは新型コロナウイルスによる一斉休校の影響で、駅の乗降客が少なかったことです。それでも通勤客がいると思ったのですが、時差出勤や自宅待機、休暇などのためなのか全体的に少ないという印象でした。結局駅前を通過する自動車へアピールしました。

それでもちょうど通りかかった紳士から声をかけられました。これから東京へ行くというその方は数年前に移住してこられた方で、今回の湯の丸プールについて怒っていました。「こんなことをすべきではない」とおっしゃっていました。

午後、大学時代の後輩からなつかしいお電話をいただきました。文筆業であった彼は何年か前にご家庭の事情もあり、郷里に戻り音信も途絶えていました。今回のことを耳にして電話をしてくれたとのこと。またゆっくりお話がしたいものです。




応援のラッシュでした

2020-03-04 21:33:18 | 湯の丸問題
皆様、今晩は。今日は国道18号線と、東部・湯の丸インターにつながるグリーパーク通りが交わる常田交差点に仲間とともに立ちました。信濃毎日新聞の記者も駆けつけていただき、私も初めてマイクを握ってお話をさせていただきました。

そんな中、思いもよらぬことに大学の恩師であるN先生からメールをいただきました。

若林みきおを励ます会の討議資料を拝読しました。
嬉しくなり、メールしているところです。
政治とは「頑張っている皆さんの背中を押し、
    困っている方に手を差し伸べ、
    将来ある若者の挑戦に拍手を送る」
そんな存在でありたいというあなたに共感し、
エールを送りたくなりました。
頑張ってください。期待しています。

N先生はゼミの指導教官であり、年も近かったこともあり、公私にわたって本当にお世話になりました。そんな先生が人づてに私の出馬のことをお聞きになったことと思います。大学を卒業してから40数年にもなりますが、出来の悪い教え子のことをいつまでも気にしていただき、本当にありがたいことだと思っています。

そして午後、思いもかけず、大学時代の仲間から電話をいただきました。選挙資金カンパを振り込んだとのこと。何十年かぶりの声は若々しく、昔とまったく変わっていませんでした。

そして先ほど、東京にいる弟から電話がありました。選挙の手伝いにきてくれるとのこと。弟も自分の仕事がある中での申し出です。気を使ってくれていることに感謝です。しかし新型コロナウィルスのこともあり、今回はご遠慮いただくことになりました。選挙が近くなったらあらためて連絡をしてくれるとのことでした。

こうした多くの人々の中で、自分は生かされてきたんだと実感しています。頑張らねばと決意を新たにしました。



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