いよいよ夏本番、政局も動き出しました

2009-07-16 00:28:55 | 雑感
昨日今日と朝から夏の太陽がジリジリと照りつけていました。昼のニュースが「関東甲信地方が梅雨明け」と報じていました。例年よりも6日早いそうです。

政局もいよいよ流動化してきています。自民党は先日の都議選の歴史的敗北を受け、麻生総理を支持するグループと麻生総理の退陣を要求するグループに分裂。そして来週21日の衆議院解散、8月末投票というスケジュールが動き出しています。こちらも暑い夏になりそうです。

しかしこの間の政治の動きを見るとうんざりします。麻生総理を自分達でかついでおきながら人気がないと見るや引き摺り下ろしに走る。麻生総理を支えるグループもここでジタバタすると選挙に不利だという思惑からだけ。そこにはこの国をどうするかといったビジョンや政策はまったくありません。自分が当選できるかという一点のみです。

政府のこの間の緊急経済対策も選挙目当ての大盤振る舞いです。事業規模で56.8兆円、補正で15.4兆円。これまでにない空前の規模です。財源は赤字国債が大部分。いったいだれがこのつけを払うと言うのでしょうか。増税が目に見えています。エコカーや省エネ家電へ補助金を出す一方、高速道路を土曜・日曜に千円にし二酸化炭素を撒き散らす。政策が場当たり的です。子育て世代を応援する助成金はいいのですが単年度のみ一時的です。

しかし政権をねらうという民主党も、小沢さんに引き続き鳩山さんにも政治献金疑惑が出ています。政策にも財政的な裏づけがなく、高速道路の無料化など人気取り的な面が感じられます。「政権交代は必要だけど民主党で大丈夫かい?」と国民は醒めているように感じます。

我が家の暑い夏はブドウの作業です。昨日東京に行っている娘がブドウの手伝いに帰ってきました。ブドウもいよいよ最盛期。毎日朝早くから夕方遅くまで農作業に明け暮れています。

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