このところ市役所職員の不祥事が続いています。先日の図書館臨時職員の使い込み事件、下水道負担金未収金問題がそうです。詳細は私のブログで図書館問題については7月17日分、下水道負担金問題については6月9日分をご覧ください。
図書館使い込み事件では管理職が臨時職員に仕事を任せっぱなしで、5年間にわたる使い込みの事実がわからず、係り替えがきっかけで判明したそうです。5年間もの間管理者による現金チェックは行われなかったのでしょうか。
係り替えなどによって業務に精通している者が少なく、長期在任していたその臨時職員に頼るところが多かったということは理解できます。しかし係り替えや転勤は避けられません。業務のマニュアル化や仕事の標準化は進められていなかったのでしょうか。いずれにしても管理職におけるマネジメントが適切であったかどうか疑問の残るところです。
一方下水道負担金問題では未収金があることは下水道の職場では周知の事実だったそうです。しかし未集金の解決について適切な解決策が講じられませんでした。問題は先送りされ、その結果時効になってしまったのです。なぜわかった時点で適切な対応ができなかったのでしょうか。
問題が生じたときその原因を探り、関係部署と打ち合わせて解決するというごくあたりまえのことができず傷を大きくしました。問題解決能力、仕事への情熱、仕事へのやりがい、そんなものが抜け落ちているように思えます。
これらの不祥事を起したのはごく一部の職員かもしれません。しかしそうしたものを生み出す土壌がいまの市役所の仕事のやり方の中にあるのではないでしょうか。これを教訓として職員一人ひとりの意識改革が図られることを期待します。
図書館使い込み事件では管理職が臨時職員に仕事を任せっぱなしで、5年間にわたる使い込みの事実がわからず、係り替えがきっかけで判明したそうです。5年間もの間管理者による現金チェックは行われなかったのでしょうか。
係り替えなどによって業務に精通している者が少なく、長期在任していたその臨時職員に頼るところが多かったということは理解できます。しかし係り替えや転勤は避けられません。業務のマニュアル化や仕事の標準化は進められていなかったのでしょうか。いずれにしても管理職におけるマネジメントが適切であったかどうか疑問の残るところです。
一方下水道負担金問題では未収金があることは下水道の職場では周知の事実だったそうです。しかし未集金の解決について適切な解決策が講じられませんでした。問題は先送りされ、その結果時効になってしまったのです。なぜわかった時点で適切な対応ができなかったのでしょうか。
問題が生じたときその原因を探り、関係部署と打ち合わせて解決するというごくあたりまえのことができず傷を大きくしました。問題解決能力、仕事への情熱、仕事へのやりがい、そんなものが抜け落ちているように思えます。
これらの不祥事を起したのはごく一部の職員かもしれません。しかしそうしたものを生み出す土壌がいまの市役所の仕事のやり方の中にあるのではないでしょうか。これを教訓として職員一人ひとりの意識改革が図られることを期待します。