三方登山に行って来ました

2010-07-25 00:32:12 | 雑感
24日は三方登山です。朝から良いお天気で絶好の登山日和に恵まれました。三方ヶ峰とは滋野の北にある標高2040メートルの山です。湯の丸山、烏帽子岳などとともに上信越国立公園に属し、山頂付近の池の平湿原は高層湿原で高山植物の宝庫。三方ヶ峰には高山植物の女王コマクサが見られます。池の平湿原はもともとは火口湖でした。三方ヶ峰はそれを取り巻く外輪山の一つです。

三方ヶ峰は滋野小学校の旧校歌で「三方ヶ峰の裾広く、開けし里は滋野村」と歌われているように地域の山として親しまれ、5月下旬の海軍記念日には学校登山が行われてきました。山頂までの登山路のポイントに名前が付けられていて、1年生は一の城戸、2年生は3・4年生は清水、5・6年生は山頂までなどと学年ごとに到達目標が異なっていました。高学年になってやっと山頂まで行けるようになった時、とてもうれしかったことを思い出します。

そんな思い出深い三方登山ですが、平成17年の区長さん方が三方登山を復活しようと計画。大変なご努力の末地域の取り組みとして始められました。7月上旬には役員の方が登山路の草刈りを行い登山の安全を図ってくださっています。今年は6回目。私は2回ほど休んだことがあるので4回参加したことになります。


聖の公民館前に集合、参加者は小学校2年生から75才まで40名。

林道を1時間歩いて登山道に向かいます。

登山道に入ってしばらく歩くと一の城戸。体調不良で3名の方が引き返してゆかれました。

一の城戸からわずかで二の城戸。その上の林の中が城戸平です。

気持ちのいい明るい樹林帯を進みます。まわりは熊笹です。

熊笹の中に清水があります。昔はここで水を補給しました。

わずかに水が流れていました。とても冷たい水です。飲料には不適でしょうか。

清水からはこのコース一の急登です。林が切れ展望が開け佐久平が一望できました。

眼下には小諸の街、そして御牧ヶ原台地が広がっています。

歩き始めてから4時間。三方ヶ峰の頂上360度の大パノラマです。向うに見えるのはコマクサ岳。左の柵はコマクサの保護のためです。

山頂で恒例の滋野小学校の新旧校歌斉唱です。子供達が今の校歌を歌ってくれました。中央公民館長がハモニカで伴奏してくださいました。

三度笠をかぶったYさん。自慢ののどを披露してくださいました。

汗まみれの私。これまで登った中で最高の展望に恵まれました。

手前の森の向うに池の平湿原が見えます。左の峰が籠の登山(かごのとやま)、岩肌が露出しているのが赤ザレ。その右は水の塔山(みずのとやま)です。

ハクサンフウロがピンクの花をつけていました。

秋の花、マツムシソウに蜂が群がっていました。

下山は2時間半。最初の聖公民館でまとめの会を行いました。参加された皆さん、準備されたスタッフの皆さん、ご苦労様でした。また来年も元気に登りたいものです。

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