私が身をもって学んだことを言うならば、目標を紙に書き、見返す作業は毎日行うことで最大の効果を発揮する
「ゴール」ブライアン・トレーシー
目標が、あなたから最善のものを引き出し、その過程で、あなたの成長に力を貸してくれるかどうかを確かめるのです
「3週間続ければ一生が変わる」
でもこの事実に気付いている人がいるのだろうか
残念ながらそうとは言えないのだ。大半の人々が今の生活を維持することにのみ汲々としている
すなわち現状を無意識に肯定しているのである。今とは違うものの見方をしてみれば新しい人生が開けるという事実に気づいていないのだ
しかし少し視点を変えてみればこのとんでもない誤りを改め、成長していくことが可能となるのだ
だからもっと素敵な生活を送ろうと決意しなくてはならない
もっと自由で豊かな土地へ旅立ち実りある人生を送ろうではないか
「人間は自分が考えているような人間になる」アール・ナイチンゲール
自分が考えていることや口にしている言葉は潜在意識にそのまま振り込まれるので、あなたの知らないうちに脳が勝手に実現しようとするのです
これは脳科学で証明されていることですだからどんな言葉を口にするかということが大事なのです
「茂木健一郎の脳がときめく魔法の言葉」
紙に書き出さない限りあなたは失敗すると断言してもいいくらいだ
あなたの夢は、いつの日かのまま終わる
息を潜め、リスクを避け、失敗を恐れ
だらだらと一生を過ごし跡形もなく消え去った惨めな男ここに眠ると書かれたいのか
自分の運命を切り開き、多くの人を自由にそして豊かにした誇り高き男ここに眠ると書かれたいのかを決めなさい
「社会全般の幸福に貢献しなかった人はどうなったか 何も残すことなく消え去った体も精神も何もかも」
アルフレッド・アドラー
ゴールを定め書き必要な行動をとったらあなたは成功するだろう。
たとえゴールを完全に達成できなかったとしても何も決めていないよりは、より進歩し、より多くのことを達成しているはずだ。
収入を月3千ドル増やすというゴールを定めて結局2千ドルしか増やせなかったとしても、それは失敗といえるだろか?
そうではないだろう。たとえ当初の目標を達成できなくても、ゴールを定めていなかった場合よりも向上しているのだから
この本からたった一つのことだけを学びたいというのなら「ゴール設定」にしてほしい。
ゴールを書き、それを達成するために必要な行動をとることは最も強力な方法だ。
どうしてそうなるのかはわからないがゴールは確かに実現する
「誰でもできるけれど、ごくわずかな人しか実行していない成功の法則」
「書いた夢だけが実現する」
「書いたものは脳の資本となる」
「脳はもともと怠け者。だから書くことでスイッチを入れる」
脳は怠惰である。もともと怠け者である。楽しよう楽しようとしている。
なぜ、やりたいことを書きだすと実現するのか
「社長になる」「試験に合格する」「好きな女性と結婚する」という夢を言葉として書いたときに、脳は過去・現在・未来を識別できませんから未来の夢も現実に実現したこととして認識します。
そうなると脳から報酬物質であるドーパミンが放出されて脳がやる気を出すのです。
やりたいことや夢を書くと実現しやすくなるというのは本当なのです。
「脳をやる気にさせるたった1つの習慣」茂木 健一郎
それを習慣化できれば、われわれは脳をやる気にさせて、自分の考えている以上の成果を上げることができるのです。
その習慣とは「書く」ことにほかなりません。
やる気になった脳は想像以上の力を発揮し、夢の実現に導いてくれます
『脳をやる気にさせるたった1つの習慣』茂木 健一郎