【復活とあがない】
復活祭である。だが、真実は厚いベールに覆われて何も見えない。隠され続けてきたのだ。キリストの十字架の唯一のメッセージは「誰もが十字架を超えられる」である。従って復活したキリストが黄金に輝いていたように、誰もが永遠の命を手にすることが出来るのである。もはや十字架の時代は過ぎ去った。教会の十字架に取って代わるシンボルはフラワーオブライフ(生命の花)であり、マカバである。真実の到来はこの世の常識をすべて覆すであろう。
そして煉獄で苦しんでいるユダを一日も早く救い出すことである。彼こそがキリストの強さと偉大さを最も知っている者であった。だからこそ当時最強の軍隊を引き連れて来たのだ。彼は裏切ったのではない。キリストの偉大さを示す最高の舞台をつくったのだ。
しかし、ここで奇跡は起きた。キリストはいとも簡単に非暴力と無抵抗で降伏した。これこそが奇跡であり「あがない」なのである。彼は人類が永遠の命を手に入れるために降伏したのだ。永遠の命に至る道をつくったのである。
しかし、ユダはこの奇跡を受け容れることが出来ず、キリストの御心を理解できず、自ら煉獄へ落ちたのである。ユダがこの奇跡とあがないを受け容れたとき、地上は神の王国へと変貌するであろう。
キリストだけが救い主ではなく神のひとり子にあらず。すべての人が神の子供であり救い主なのだ。ユダに愛を。ユダにあがないを。彼が天に帰還したとき地上の歴史はくつがえり、隠され続けてきた真実が人類に覚醒と光をもたらすであろう。
メッセンジャー:鈴木実
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