世界一周タビスト、かじえいせいの『旅が人生の大切なことを教えてくれた』 

世界一周、2度の離婚、事業の失敗、大地震を乗り越え、コロナ禍でもしぶとく生き抜く『老春時代』の処世術

ボクは潰れない

2016年01月24日 | 100の力
訴訟だ、離婚だと言うと、

それだけで大変なことが起こったように聞こえる。


大丈夫か?

大変ですね!

と気遣いのお言葉を頂く。

それはもちろん大変ありがたい。

心から感謝しています。


ただ、こうした一連の事態は、

一見大変なことのように見えるが、

次のステップには必要なことなのです。

リセットはできないので、

その問題の解決後に、より素晴らしい展開が待っているのです。


予定外、想定外の出来事が、

後から振り返ると、良かったと思えることはよくあることだ。


別れや離婚は次のもっと素晴らしい人との出会いに必要だったり、

事業の失敗は、次のさらなる大きな事業展開には必要だったりするものだ。


確かに、デートするにも、結婚するにも、事業を企画し興すにも

膨大な時間とお金、労力が必要とされる。


だからこそ、一度始めた結婚生活や事業を継続させて辞めようとしないし、

中断することを恥だと感じるのだろう。

もちろん、続けばそれにこしたことはない。

結婚生活も事業も30年、50年と続けているところには

敬意を表さずにはいられない。


一方不幸にも(敢えて不幸と呼ぶが)中断せざるを得ない場合は、

さらにいい形を作るためのステップと考えるほうが

精神的にもいいであろう。


それまで注ぎ込んできた資金、時間、エネルギーといったものを

未練がましくいつまでも惜しむより、

授業料、(自己)投資だと思って切り捨てることが必要かもしれない。


世間的には、

バツ一やバツ二とかいったり、

事業の失敗とか言ったり否定的に扱う。


それが本当にバツなのか失敗なのかは

その後の展開にかかっているのではないだろうか。


さらに上を目指し、実現させれば

別れてよかったね、失敗してよかったねと思われるようになる。

「災い転じて福となす」

① turn a misfortune into a blessing (fortune)
② good coming out of evil
③ Bad luck often brings good luck.


もし、

一度や二度の失敗で潰れてしまえば、 

それみたことかとバカにされるだけだろう。


だから、

ボクは、

別れの度に、失敗の度により高みを目指し、

またそうしてきた。


今回もそうだ。

幸い、

ボクには目指すべきより高い夢がある。


後生大事に一つ事に打ち込むことも大切だが、

期せずしてunexpectedly(意に反してagainst my will)、それができなくなってしまったからには、

さっさと次の段階に進むことが使命なのだと感じる。


So what?(だから?/それがどうした?)

と、時には開き直る(a‘so‐what' attitude) ことも必要だ。


ある意味、その考え方を冷たいといってなじる人が多いことも事実だ。


ある人はさらなる冷たい仕打ちでボクを潰しにかかる。

何度も苦汁を飲まされてきた。

裏切られ、騙され、罵られ、訴えられ、誹謗中傷を受ける。

それは今も続いている。

どうやら、ボクにはそうした輩を惹き付ける習性(性癖)が備わっているかのようだ。

(ボクを潰そうと躍起になってエネルギーを注いでいる方々は無駄な時間を割いていることになるが)


おかげで、

叩かれ強くなった。

打たれ強くなった。

これも訓練(修行ともいう)の賜物だろう。


その根底には、

憎しみや怒りというものではなく、

「見返してやる」という負けん気が渦巻いているようだ。


怒りや憎しみは、報復として相手に向けられる。

それは、さらなる憎悪を生み決して良い結果は生み出さない。


「見返してやる」という内なる気持ちは、

自分の中に情熱を生み、その矛先は自分自信に向けられる。

それが自らの成長(自己成長)へとつながる。


そして、不死鳥のように甦る。

より成長した姿になって。
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