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韓国映画界率いる大企業の作品の両家的感情
15.10.09 12:07l
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韓国映画興行傾向が止まるとは思わない。
ハリウッド娯楽映画の巨匠だと呼んでも遜色ないナンシー・マイヤーズの<インターン>がボックスオフィス1位を強硬に守っているけれど<探偵:ザ・ピギニン>と<使徒>の勢いもそれに劣らない。
先んじた<暗殺>、<ベテラン>のサンチョンマン興行をつなぐ二つの映画の宣伝(善戦)は韓国映画が少なくとも国内ではハリウッド作品と比べても競争力があるという事実を端的に見せる。
わずか10年余り前相当数映画関係者がスクリーンクォーターを守るために必死な死闘を行ったものを思い出させてみるならば隔世の感まで感じられる。
現在の韓国映画界でスクリーンクォーター制は有名無実な制度や違いない。
まだ韓国映画と関連した記事のテックルラネソンスクリーンクォーター制と関連した盲目的な非難を簡単に発見できるが実状は彼と全く違うことだ。
去る2006年7月1日付で既存146日から73日に減ったスクリーンクォーター制が施行中(映画およびビデオ物の振興に関する法律施行令第19条1項により映画上映観経営者は年間上映である数の5分の1以上韓国映画を上映しなければならない)だが、相当数上映館で韓国映画の上映であることは100日をふわりと越えるのが現実だ。
実際に10月8日現在の韓国映画上映日数100日を越えた国内上映館も難なく探してみることができる。
すなわち相次いだ韓国映画の興行は決してスクリーンクォーター、すなわち韓国映画義務上映制度に力づけられたことでないのだ
CJが出したまた、一つの興行作
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<探偵:ザ・ピギニン>は先立って叙述した韓国映画界の風土を最前方で導いているCJの配給作だ。
10月7日まで216万人余りの観客を集めてボックスオフィス2位に上がっているこの映画は<使徒>を除けば最も多い631個のスクリーンで上映されている。
ボックスオフィス11位から20位まで10編の映画が確保したスクリーン数を全部合わせてこそやっとこれに対し近接するという点を考慮すればかなり多くの数値だ。
<探偵:ザ・ピギニン>より7日一日の間3万人余りの観客をさらに集めた<インターン>もこれより14個少ない617個のスクリーンを占めたのでスクリーン配分の基準が曖昧だという声が出てくることでもあろう.
事実<探偵:ザ・ピギニン>はかなりよく作られた映画だ。
典型的な刑事バーディー物で二人の主人公の色とりどりな演技と事件の糸口を解いていく推理劇の面白味が愉快に交わった。
カン・ウソクの<トゥーカップス>シリーズ以後命脈が切れたようにした刑事バーディー映画で配給会社でもどんなに自信があふれたのか'ザ・ピギニン'という(のは)題名を額に打ち込んで出てきたという点が印象的だ。
クォン・サンウとソン・ドンイルという多少軽いという先入観が上げられる俳優を起用したのに娯楽物として完成度高いシナリオとなめらかな演出で観客の評価も非常に友好的だ。
ハリウッドには<リソルェポン>、<ラッシュアワー>等成功的な刑事バーディーシリーズ物が出てきたことがあったが韓国では<トゥーカップス>、<朝鮮名探偵>シリーズのほかは記憶に残る作品がなかっただけに映画ファンの期待が相当する。
明らかだがよく作られたポップコーンムービー
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推理小説ジャンルでは十分知らされたトリックを使っているけれど映画にはほとんど適用されたことがなかった結末は観客の食欲を刺激すること充分で、登場する俳優たちの演技もキャラクターによく溶け込んでいて無難な観覧になるだろう.
確かめてみれば粗末な部分が少なくないが疑問点でも考える点が特に残らないさっぱりするポップコーンムービーというものも長所ならば長所だ。
主役である二つのキャラクターがお互いを信じることができない状況と事件の糸口をとらえて疑問点を暴かなければならない状況、妻との関係が不安なところで来る緊張感まで退屈になる価値はあれば三種類の状況をリボルバー拳銃のシリンダーを回すように交差して展開させていく手並みも印象的だ。
映画の相当部分を導いて行く理由ノー(チョ・ポクレの方)という人物の重さが多少軽いこともある部分も彼のキャラクター色を強化して克服する老練さも見える。
あらゆるクルリセでごちゃ混ぜになっていると批判できるだろうが古くなった技法をこれくらいよく活用した映画も珍しいということは明らかだ。
映画を見て出てきた観客の表情がこれを証明しないか。
要するに<探偵:ザ・ピギニン>はよく作られた明らかな映画だ。
やはりCJの映画関係者<怒った弁護士>とは全般的な流れといくつかのエピソード、結末などで有意味な類似点まであって比較してみれば興味深い点が一つや二つでない。
あたかも同じ部品を二つの映画に分けて入れたような気がするほどだ。
これは映画がこれ以上芸術の領域がないことを見せる、
換言すればよく作られた工業製品に近いという点を想起させる。
そしてこの工業製品は太平洋渡ってハリウッドで作られた工業製品とも比べてみる必要があったようだ。
この映画を見てきた時の気持ちは真に微妙だった。
韓国映画界の歪曲された生態系を作った主犯がかえって韓国映画界の自尊心になってしまった昨今の現実を無視できなくて両家的な感情が入るのがただ私一人であろうか。
あなたは果たして韓国映画界がどこへ行っていると考えるのか?
>事実<探偵:ザ・ピギニン>はかなりよく作られた映画だ。
>あらゆるクルリセでごちゃ混ぜになっていると批判できるだろうが古くなった技法をこれくらいよく活用した映画も珍しいということは明らかだ。 映画を見て出てきた観客の表情がこれを証明しないか。
>要するに<探偵:ザ・ピギニン>はよく作られた明らかな映画だ。
うんうん。。。
なのに・・・
>この映画を見てきた時の気持ちは真に微妙だった
そうか。。。。