ホンジュ、頼まれた仕事に来たが。。。
目の前にセヨンが。。。
セヨン:来てくれてありがとうございます。
ホンジュ:過ぎた冗談ですね、セヨンさん。
(運転手に)私のカバンを、戻しておいてください。
ホンジュ、カバンを取りに家の中へ。
そこへセヨンが・・・・
セヨン:看護士が患者を選んではいけないのでしょう?
ホンジュ:私より良くしてくれる看病人いるはずです。
セヨン:ホンジュさんがしてくれませんか?
ホンジュ:ユ・セヨンさん、何が望みなんですか?
セヨン:私がどんな手術を受けたか知ってるじゃないですか。
知らない薬も多いし、痛みが激しければ注射も打たなきゃならないと聞いて、少し怖いんです。
ホンジュ:とにかく、他の人を見つけてください。
セヨン:絶対ダメですか?
仕方ありませんね。ここまで呼びつけて、ごめんなさい。
乗ってきた車でお帰りください。
うん。。。これはホンジュも嫌でしょう・・・
ホンジュ帰ろうとすると、セヨンの痛がる声が・・・
ホンジュ:大丈夫ですか?
セヨン:散歩を長くし過ぎたみたい。
ホンジュ:(セヨンを支えながら)ゆっくり座ってください。
鎮痛剤を持ってきます。
ソクフン会社で・・・
ヨンチョル:ろくでなし共め。うちの会社を何だと思ってるんだ。
そうだ、カン・ミヌと債券団の団長、まずは告発したほうが。。
ソクフン:公務員でもないし、どうせ刑事処罰には入りません。
ヨンチョル:じゃあ、どうする?
ソクフン:世論の力を借りましょう。
新聞に記事を載せて、ネット上にも公開して。
ヨンチョル:それだけでカン・ミヌの足を取れそうか?
ソクフン:確固たる証拠があるから。今回は絶対に逃げられません。
がんばれソクフン!
ミヌ会社で・・・・
チョン代表:ドンソンは系列社の売却はしないって噂だが、何故買収状が必要なんだ?
ミヌ:それはチャ・ソクフンさんの願いであって、債券団の言い分は違うかも知れないだろう?
チョン代表:何か確信を持ってるのか?
ミヌ:知り過ぎると危険だぞ。
チャン代表は資金を貸して、利子を手に入れさえすれば良いだろう。
チャン代表:まア、俺は金貸しなだけだからな。
関係ないか。
ミヌ:チャ・ソクフンの事で、チャン代表に圧迫を与えるのが申し訳なくて提案してるんだぞ。
これほどの規模に、これほどの山はそうそう手に入らないぞ。
チャン代表:うちの利子は安くはないぞ。
ミヌ:ドンソンの直列社さえ買収すれば、そんな利子は何でもない。
チャン代表:でも、ユ代表はどこで何をしてるのかな?
カン社長の食欲が旺盛な事、知ってるのかな?
ミヌ:知ってても何も出来ないから知らんふりしてるんだろう。
プライドが高いんだから。
それはあなた・・・・
セヨン、目が覚める・・・・
ホンジュがいてくれた。。。。
セヨン:私、どのくらい眠ってました?
ホンジュ:1時間ほど・・
セヨン:酷い姿を見せましたね。
ホンジュ:まだ無理な運動はいけません。
散歩も長くするのは良くありません。
薬はアラームをセットして、決まった時間に飲んで下さい。
セヨン:ありがとうございます。
ソクフンさんに、私が手術すること、話してくれたんですね。
ホンジュ:すみません。余計なお節介でしたね。
セヨン:いいえ、正直助かりました。
おかげで、手術の不安が無くなりました。
ホンジュ:それは良かったです。それでは、これで・・
セヨン:ホンジュさん。一日だけ泊まっていきませんか?
それ以上は引き止めません。
ホンジュ:一体どうして?
セヨン:ホンジュさんと話したいことがあるんです。
必ずしなければならない話なんです。
ソクフン会社でセヨンと電話を・・・・
ソクフン:はい、すみません、やはり今日は徹夜するしか無さそうです。
セヨン:忙しいことは目に見えているんです。大丈夫です。
ソクフン:看病人は来ましたか?
セヨン:はい。
ソクフン:気に入りましたか?
セヨン:あちらは私のことが嫌みたいです。
ソクフン:え?
セヨン:食事はちゃんと取ってくださいね。
ソクフン:また明日。
セヨン、ホンジュとテラスで・・・・
机の上には箱が・・・・・
セヨン:手術を待ちながら、いろいろな考えが何百回も浮かんだのですが、ナ・ホンジュさんにこれを返そうと思い至って。
(ホンジュ、箱の中身を見る)
(例の靴だった。。)
セヨン:私が予約してた靴ですが、結局この靴を買ったのはナ・ホンジュさんなのですから。
ホンジュ:それで、返してくださると?
セヨン:私、セヨンさんに謝りたいのです。
香港で起こった事、そしてそれ以降私のせいで苦しませた事。。
本当にごめんなさい。
ホンジュ:ユ・セヨンさんの気持ちは分かります。
でも、その謝罪は受け取れません。
謝罪の言葉だけで取り戻すにはあなたと私、そしてソクフンさんの間には、割れてしまった欠片が多すぎます。
結局こうなってしまいましたが、、私たち三人は最初から関わってはならなかったんです。
ホンジュにしたら・・・そうだよね・・・・
仕事してるソクフン・・・・・
素敵~~~~~~~~~~~
セヨン:ソクフンさん、言ったことがあるんです。
あなたたちの築いた愛に試練を与え、崩してしまいたかったと。
ホンジュ:成功しましたね。
セヨン:でも、試練を受けて崩れた人は、結局私でした。
ホンジュ:どういう意味ですか?
セヨン:私、今罰を受けているんです。
あの人の子供も産めない体になってしまったのですから。
ホンジュさんも、何か変わりましたね。
ホンジュ:私がですか?
セヨン:どこかしら、しっかりしたと言うか。。
ホンジュ:そうでもしなければ、耐え抜く事は出来なかったので。
これ、お返しします。
お金を払って買ったのは私ですが、この靴が似合うのはわたしでなく、あなたです。
今なら、それが分かります。
ソクフン、音声を持って新聞社へ・・・
SBS。。。?
音声を聞かせる・・・・・
ミヌ:系列社売却以外の回生計画は受け入れない、そういう事です。
もちろん、代表も意見を調節するには少なからず費用が必要でしょう。
十分な額を準備したので確認してください。
別荘では。。。
セヨン:もう帰るのですか?
ホンジュ:帰らなくては。
セヨン:少しだけ待ってください。運転手が手伝いの人と一緒に買出しに行ってるので。
ホンジュ:バスに乗って行きます。
見送る必要はありません。
セヨン:ついでに散歩でもしようかと。
ホンジュ:早く回復して、あの靴が履けるようになってください。
セヨン:ありがとうございます。
外に出た二人・・・・
そこへソクフンが。。。。。
セヨン:驚かないでください。私が看病を頼んだんです。
私が欲を張りすぎたみたい。
帰るという人をこれ以上引き留める事はできません。
ソクフン:来てるとは思わなかった。
ホンジュ:私も知らないで来たの。
セヨン:ソウルまでは断るでしょうし、大通りまでは時間がかかるから、そこまで乗せてあげてください。
ホンジュ:バスに乗りますので。
セヨン:私は患者ですよ。お願いを聞いてください。
そうしなきゃ、申し訳なくて。
ソクフン、ホンジュを車に乗せ・・・
なにか気まずい二人・・・・
ソクフン:ホンジュ。元気にしてるか?
ホンジュ:気は楽よ。
ソクフン:カン社長とは連絡をとってるのか?
ホンジュ:いいえ。
ソクフン:この前一度会ったけど。今でもお前に未練があるようだった。
ホンジュ:もう関係ないわ。
ソクフン:カン社長。もうすぐ賄賂のスキャンダルが出るだろう。
秘資金の時は上手くいかなかったが、今回の打撃は大きいだろう。
ホンジュ:なぜそんな話を私にするの・
ソクフン:お前には伝えておいた方がいいと思って。
バス停に着いた。。。。
車を止めたソクフン・・・
ホンジュ:ソクフンさん。
ソクフン:うん。
(この時の声~~~~~~~~無茶苦茶可愛い^^)
ホンジュ:患者を看るのは簡単では無いわ。
忍耐力と努力が必要よ。
ソクフン:分かった。
ホンジュ:それから、ソクフンさんとセヨンさんともうこんな風に会いたくないわ。
ソクフン:ああ。
お前が気まずい思いをしないよう、気を付ける
車を降りる二人・・・
ソクフン:気を付けて。
ホンジュ:さよなら。
ソクフン 車を出す・・・・
これでホンジュとも本当にお別れ・・・・
そのころセヨンは散歩を・・・
そして別荘に戻ると ソクフンがもう帰っていた・・・
セヨン:もう帰って来たんですか?
ソクフン:散歩が長かったですね。
セヨン:どうでしたか?ホンジュさんの事、しっかり見送りましたか?
ソクフンん:どうなっているんですか?
ホンジュを呼ぶ必要は無かったでしょ。
セヨン:一度ホンジュさんと話したかったんです。
ソクフン:どんな話ですか?
セヨン:ソクフンさんは知らなくても良い事です。
女同志の話だから。
ごめんなさい。
ソクふんん:新聞社へ行ってきました。
(あれ??SBSって。。新聞社?)
セヨン:新聞社ですか?
ソクフン:カン・ミヌ社長、債券の代表にわいろを渡した記事が明日出ます。
今回は逃げられないでしょう。
このサンウ。。なんか可愛い。。。ミルクの匂いがしてそう。。
次に続きます~~
>セヨン:ありがとうございます。ソクフンさんに、私が手術すること、話してくれたんですね。
↑やはりセヨンは知っていたんですね!お礼を言いたい気持ちはわかるけど。。ホンジュにしたら、看護士として働く気にはなれないでしょうね~
>セヨン:私、セヨンさんに謝りたいのです。香港で起こった事、そしてそれ以降私のせいで苦しませた事。。本当にごめんなさい。
セヨンの謝罪に対してホンジュは
>ホンジュ:ユ・セヨンさんの気持ちは分かります。でも、その謝罪は受け取れません。謝罪の言葉だけで取り戻すにはあなたと私、そしてソクフンさんの間には、割れてしまった欠片が多すぎます。結局こうなってしまいましたが、、私たち三人は最初から関わってはならなかったんです。
↑二人の気持ちのずれはどうしようもありませんね~ただこんなふうにありのままの気持ちを二人だけで話せてよかったのでは?
ソクフンとホンジュもその後、今までより冷静に話せて。。やはり時が流れて少しは良くなったと言えるのでしょうか?
セヨンもソクフンも自分たちの幸せだけでなく、それぞれホンジュのことも気遣うスタンスが感じられますね。。当然のことだと思いますが。。。冷静になったホンジュもそれを感じて、セヨンが言うように前よりしっかりして、これから幸せを見つけてほしいですね^^
はい。。。
いつの間にか聞いてたってことですね。。
ほんとに。。。
ソクフンも一緒に暮らしてる所では、まさか働けないです。。
ホンジュの気持ちを解かす方法は無いって事が、再度ここではっきりしましたね。。
はい^^
気持ちを素直に話せるようになっただけでも進歩しました。。
セヨンの気持ちも以前とは違って・・
歩み寄ろうとする姿勢が見れて良かったです^^
ホンジュにとっては嫌な思い出として一生残るでしょうが。。
前向きに行ってほしいですね^^