ヤンホンの店にハリュが来る。
ヤンホン:「何の用だ?
何見てるんだよ、早く言えよ。」
ハリュ:「2月19日、パジュウォルサン川に行ったことがあるか?」
ヤンホン:「ないって何度言わせるんだ。それがどこなのかもわからないよ。」
ハリュ 写真だす。
ハリュ:「じゃこれは何だ。」
ヤンホン 写真見る。
ハリュ:「俺の兄貴が死んだその日 あんたはその川に行ったこともないって言い続けた。
今すぐ警察に行ってこれを証拠として提出したらどうなるかな?
俺はあんたが俺のアニキを殺した真犯人だとは思ってないよ。
本当の犯人はチュ・ダヘだろ。」
ヤンホン:「またその話か。」
ハリュ:「言ったろ。チュ・ダヘの側にいると 犯罪を続けるハメになるって。」
ヤンホン:「何が言いたいんだ?」
ハリュ:「あんたがチュ・ダヘから頼まれたって自白してくれたら ひどい判決はもらわないようにしてやるよ。」
ヤンホン「何?」
ハリュ:「考えてみろよ。
殺人嫌疑で十年腐るか、それとも本当の犯人が罰を受け あんたは新しい人生を生きるかだ。」
ヤンホン出かける。
オム・サンドとテクペ尾行する。
カフェに入ったヤンホンに テクペは 同級正じゃないかと声をかける。
その時テーブルに盗聴器を付ける。
そこへタヘが来る。。。
タヘ:「ハリュに会ったって?また脅されたの?」
ヤンホン:「証拠の写真が出たんだ。
ハリュが死んだその日、川辺にいた俺が映ってたんだ。
写真にはその日の日付までプリントされてた。」
タヘ:「その川の側にいたら殺人犯なの?
ハリュがお兄ちゃんを脅すためにやってるから 騙されちゃだめだって言ったでしょ。」
ヤンホン:「写真があるんだぞ。俺たちが殺人犯で刑務所行きになるんだぞ。」
タヘ:「お兄ちゃん。俺たちって?どうして私まで巻き込むの?」
ヤンホン:「どういうことだ?
お前がハリュを殺してくれって頼んだろ」
タヘ:「殺してくれなんて頼んだ覚えはないわ。
だからって お兄ちゃんが自白して私を捕まえる気なの?」
ヤンホン:「そんなわけないだろ。」
タヘ:「警察に行っても全く知らないことだって きっぱり言い切るのよ。
写真一枚で何ができるって言うのよ。
ハリュがいたずらしてるだけよ。」
ヤンホン:「とにかく ハリュのやつは このままにしておくわけにはいかない。」
ヤンホン・・変なこと考えなきゃいいけど・・
サンドとテクペ 事務所に行く。
録音を聞く。
ハリュ:「これで十分だ。チュ・ダヘを殺人教唆嫌疑で刑務所行きだ。」
オム・サンド:「殺人教唆は殺人罪と罪の重さは同じだ。」
テクペ:「早くチュ・ダヘを捕まえないと。」
オム・サンド:「ぺク家の機密書類を持って逃げたんだって?」
ハリュ:「これをその機密書類と交換するんです。
チュ・ダヘが書類を持ってきたらそれはペカクに渡せばいいし。
俺は チュ・ダヘとこのファイルを警察に渡してやるんです。」
ハリュ 心の声。。
「チュ・ダヘ。そろそろ潮時だな。罪の償いをしながら本気で後悔するんだ。
それがウンビョルと俺のアニキにたいする最後の礼儀というものだ。」
タヘに電話する。。そして録音を聞かせる。
今度はタヘからハリュに電話。。
ハリュ:「お~タヘか。会いたいって?いいよ。
ところでお互いに交換したいものがあるよな。
俺は今の音声ファイルを持って行くから お前は機密書類を渡せ」
会長の病室では。。
会長とドギョンが話をしていた。
会長:「何か俺に隠してることがあるのか。」
ドギョン:「チュ・ダヘが私とトフンの遺伝子検査の書類を持ってきたんです。」
この時外にはトフンが。。。。
ドギョン:「結婚を反対したらトフンに。。私が姉じゃなくて母だって事を話すって。
だから許したの。トフンを傷つけたくなくって」
ドギョン:「トフンにもあまりにも悪いから。
生んだだけで姉として生きて来たのに。
だからその子には一度もお母さんって呼び方をさせてやれなかったのに。
そんな子をこれ以上痛める資格なんてないでしょ。」
トフン色々思い出し涙する・・
トフン 会長の病室の前に座っている。
ドギョンが一緒に中に入ろうと言う。
病室で会長の布団をかけ直すトフン。
ドギョン「可愛いことするじゃない」と お尻トントン。
トフンは「キムチご飯大盛りにしてくれ。」
これが親子最後の会話になるんですね・・・
そこへハリュが入ってくる。
ドギョン、トフンと三人 外で話をする。
ハリュ:「退院出来て良かったですね。
これ以上心配しなくても大丈夫みたいですよ。」
ドギョン:「書類を見つけたんですか?」
ハリュ:「はい。
チュ・ダヘに会って 書類をもらってくる予定です。」
トフン:「タヘに会うって?」
ドギョン:「連絡がついたんですか?」
ハリュ:「今会いに行くつもりです。」
トフン:「俺も用事があるんだ。」
先に席を立つトフン。
ドギョン:「ご飯は?」
トフン:「帰って一緒に食べるよ。頼んだよ。」
ハリュ:「僕もそろそろ失礼します。」
ドギョン:「よろしくお願いします。
一緒に食事してください。」
ハリュが出て行くのをトフンが尾行する。
タヘからメール。。
「この番号に電話して」
ハリュ:「見えないけど どこにいるんだ?」
タヘ:「そこからもっと前に進んで。そしたら車が一台見れるはずよ」
そこへトフンも来ていた。
タヘ:「まって。そこで止まって。」
ハリュ:「止まれって 何のつもりだ。」
タヘ:「お互いのものを交換したいだけよ。」
ハリュ:「なのにどうして俺はここで待ってるんだ?」
タヘ:「近づいたら何するかわからないからね。
私たちは お互いを殺したがってるから。」
ハリュ:「まだ生きたいって訳か。
それで ぺク・チャンハクのものを盗んだりしたんだろ。
そこまでして行きたいのかよ。もう諦らめたらどうだ。」
タヘ:「あんたみたいに他人の振りしながら 生きるよりずっとましだわ。」
ハリュ:「そうか。かわいそうとしか思えないな。
いくら俺に忠告しようとしても お前は聞いてくれないからな。
かわいそうなやつだ。」
タヘ:「近づかないで。じっとして。」
ハリュ:「交換するって言うけど 書類は持ってきたのか?」
タヘ:「車の中に書類かばん二つとUSBのケースが入ってるわ。
盗聴ファイルは持ってるの?
録音機は車の中にいれて 私のものを持って行って。」
そこへトフンが。。
トフン:「チャ弁護士。
ジェウン兄、交換するものがあるなら俺にやらせてください。
そこにいてください。」
ハリュ:「病院からつけてきたのか。」
トフン:「タヘに聞きたいことがあるんです。」
ハリュ:「俺はチュ・ダヘと決着したいことがあるんだ。」
トフン:「お願いします。車の中で待っててください。
二人きりで話があるんです。」
トフン:「録音機ください。書類は俺が持ってきます。」
渡すハリュ。。
トフン:「車で待っててください。
すぐ戻りますから。」
タヘの方へ歩くトフン。。
タヘ:「待って 近づかないで。」
トフン:「タヘ こっちに来て。聞きたいことがあるんだ。
こっちに来て。本当に聞きたいことがあるんだよ。」
タヘ:「なに?」
トフン:「聞こえない。
これ欲しいんだろ。持っていけよ、ほら。
車の中にいれておくよ。」
タヘ:「ドアを開けないで。車から離れて。」
トフン:「聞きたいことがあるんだ。」
タヘ:「会長の書類は私が生きていくためにやむを得なく持って来たの」
トフン:「俺のこと 愛してたか? 直接聞きたくてきたんだ。
お前は俺のこと愛したから結婚したのか。
最後のお願いだ。正直に答えてくれ
俺はお前のことを愛した。
お前も俺のこと愛して結婚してくれたのか。」
タヘ:「もちろんよ。愛したから結婚したの。」
トフン:「それじゃ俺の母親を脅しちゃだめだろ。
姉貴が母親だって事を掴んで 姉貴から結婚を許してもらったんだろ。
姉貴がどんなに辛かったろうか。
どれほど大変だったろうか。
脅されたから 殺したい女を息子の嫁として許した姉貴は。
どんなに辛かったろうな。
お前のこと 殺したがってたはずだ。」
トフン:「逃げてくれタヘ。
俺は今 お前を殺すつもりだ。許せないんだ。
お前は俺の手で殺す。」
そしてタヘの車のドアを開けたトフン。。
倒れる。。
タヘその場を去る。。
そのころドギョンはトフンのために キムチご飯を作っていた。
そこへ電話が。。。
慌てて病院へ行く。
そこにはハリュが。
ドギョン:「トフンがどうしたのですか?大丈夫なんですか?
なんともないですよね?
チャ弁護士、トフンは大丈夫だんですよね。
ちょっと怪我しただけですよね。先生何か言ってください。」
医師:「今夜が峠となるでしょう。」
泣き崩れるドギョン。
タヘはソク・テイルと飛行機の中。。
ソク・テイル:「急に飛行機のチケットを送ってくださり 驚きました。
どうしてアメリカ行きの飛行機ですか?」
タヘ:「ニューヨークまでの14時間の間 一番安全なところだからです。
ぺク・チャンハク会長にも邪魔されないところですね。
会長から選挙の出馬を止められましたね。
結論から言います。
韓国の次期大統領はソク・テイルです。
出馬してください。ペカクを犠牲にしたら十分勝てます。」
ソク・テイル:「ペカクを裏切ろうということですか?
ペカク家から追い出されて嫁さんのできる 最高の八つ当たりになりますね。」
機密書類も見せ 信用させるタヘ。
ニューヨークで出馬宣言すればいいと。。
ニヤリと笑うタヘ・・
the end。。
こちらにもありがとうございます
しかも早速読んでいただき コマスミダ~
なんだか長いばっかりで 重いでしょ・・
字数が多くなると 重くなるんです
はい~大丈夫です^^
この時期は毎年なので
ありがとうございます~^^
Hさんもサンウの夢見てくださいね~