その頃タヘは兄の店の厨房でラーメンを食べている。
ヤンホン:「ゆっくり食べなよ。
ペカクのやろう ここまでするなんて。」
タヘ:「お兄さん、ペカクから誰か来たら。。」
ヤンホン:「心配するな。ここは安全だ。
これは何だ?」
タヘ:「お兄ちゃん、お金貸して?
お腹すいたわ、ほかに食べ物ないの?」
野望と食欲は比例するのか・・?
ヤンホンの店に会長の手下がやってくる。
タヘの居場所を知らないと言うと 殴られる。
それを影で見ていたタヘはその場から逃げ出す。。
途中トフンに会う。
トフンはタヘを連れ出した。
そして車の中で。。
トフン:「生き残りたかったら 俺の言う通りにしろ。
この世の中で本気でお前を想ってる人の最後の一言だから。」
チケットをタヘに渡す。
トフン:「アメリカでもヨーロッパでも お父さんの見えないところで暮らすんだ。」
車を降りるタヘ。
トフンはビルの屋上で・・
「タヘ。じゃあな。
届かないところで元気でな。」
タヘは トフンからもらったチケットを破り捨てた。
「ぺク会長、私を殺したいの?
あんたの命は私の手にあるのよ。」
ほんと怖。。。。
山の中でハリュとサンド。
サンド:「垂れ幕ってこんなによく破けるものなのか?」
ハリュ:「そうですね。
垂れ幕も自分のことを破きながら 俺のアニキの死の真相を明かそうとしてるのに。」
サンド:「お前だって十分努力しているよ。
目撃者がすぐ見つかるだろうから あまり心配するな。」
ハリュ:「急いでるんです。ぺク・チャンハク会長がタヘを海外に送ろうとしているし。」
サンド:「ぺクトフンと離婚させ、皆の前からその存在を忘れさせるためだろう。
特に人の噂話するやつらからな。」
ハリュ:「チュ・ダヘが外国に行く前にすべての罪を真相を明かすんです。
その後 兄貴の葬式もちゃんとして 俺もハリュにもどるんです。」
そっか。。いつかはハリュに戻るつもりなんだ。。
垂れ幕には「目撃者を探します」と・・
ハリュの足元にカメラのキャップが。。
男の人:「ありがとうございます。」
オム・サンド:「何を撮ってるんですか?」
男の時と:「沼地の周りの環境を研究中なんです。
カメラを設置してその様子をこうやって撮っています。」
ハリュ:「大変ですね。」
男の人:「そんなことありません。たまに来てカメラをチェックするだけですから。」
ハリュ:「もしかして2月にも撮りましたか?」
男の人の事務所へ行く。
男の人:「たまに人も写るんですが 10分ごとにシャッターが作動するので、断言はできませんね。
いつでしたっけ?」
ハリュ:「2月19日です。」
男の人:「ここにあります。」
ハリュ:「ここで確認してもいいですか?」
オムサンド:「チャ弁護士が刑務所から姿を消したのが7時くらいだ。」
するとヤンホンが写っていた。
オム・サンド:「これだこれ、」
ハリュ:「チュ・ヤンホン。。チュダヘ。。」
オム・サンド:「よし、これで警察に知らせることができるな。
ハリュ:「まだダメです。
チュ・ダヘが殺人を頼んだ証拠が必要です。
この写真だけじゃチュ・ダヘの罪は証明できません。」
そこへ専務から電話。
ドギョンとハリュ・・
ハリュ:「それじゃチュ・ダヘの行方はナム秘書が知ってるんですか?」
ドギョン:「父の具合が悪化する前にカバンを見つけたいですね。」
ハリュ:「会長に会わせてください。」
病室にはソク・テイルも来ていた。
会長:「今度の大統領選挙 うちの財団では諦めるぞ」
ソクテイル:「どういうことでしょうか?出馬するなってことですか?」
ハリュ:「チュ・ダヘが持って行った機密書類のせいですか?」
会長:「チュ・ダヘが記者に漏らしたりしてみろ。その時はすべてが終わりだ。
こんな状況で選挙などできるものか。
ソク・テイル。はっきり言うけど今度の選挙のことは忘れるんだ」
会長の病室から出ると トフンがちょうど来ていた。
ちょっといいかな。。とハリュはトフンを誘う。
トフン:「何の用ですか?」
ハリュ:「トフンさんはチュ・ダヘが何処にいるのか分かってるんだろ。」
トフン:「どうしてタヘを探しているんだ。」
ハリュ:「チュ・ダヘと俺は まだ片付けるべき問題があるんだ。」
トフン:「片付けるべき問題?
まだ俺の知らない」
ハリュ:「トフンさん」
トフン:「俺の名前を呼ぶな!
あんたが俺に近づいたのは最初から何かを企んでたからだ。
計画通りにな。
それも知らず俺はアニキとか呼びながら喜んでいた。」
ハリュ:「全てが嘘だったわけじゃないぞ。」
トフン:「そうか?それじゃ俺の姉貴は?
姉貴には本気なのか?それとも嘘か?」
ハリュ 少し考える。。
トフン:「この糞みたいなやつ。これ以上姉貴に近づくな。
これ以上タヘのことも探すんじゃねエ」
サンウ ちょっと肌荒れてますね。。
ジェウンの事務所で。。
オム・サンド:「チュ・ダヘがどこに隠れてるのか見当もつかないのか?
タヘのやつ。。なんて度胸だ。
捕まえられたら ペカクがただで済ますわけないのに。
ま、そんな度胸なきゃ あんな生き方はできないよな。」
ハリュ:「ぺクチャンハク会長に殺される前に 俺たちから罪の償いをさせなきゃダメです。」
オム・サンド:「ところでどうやって見つけるんだ。」
ハリュ:「俺たちが先に動く必要はありません。
自分のほうから来るはずです。この写真持ってチュ・ヤンホンに行きます。」
タヘはある映像を見ていた。。
そこには。。
会長:「ソクテイル弁護士 よく始末したな。ご苦労だった。」
ソクテイル:「会長。妹さんが疑わないでしょうか。」
会長:「ジミは自分の夫が自殺したと思い込んでるんだ。」
ソクテイル:「もし自殺じゃなくて 会長の手でそうなったと知られたら。」
会長:「自殺に見せかけようと先に提案したのはお前だ!
どうして今更 そんなことを言うんだ?」
ソクテイル:「会長。私はソウルの市長になりたいです。
そのくらいは やってもらってもいいのではないでしょうか?」
会長:「俺の弱点を握ってると思い込んでるらしいな。
俺たちの会話は全部ここに録画されてるんだぞ。
今度のことは墓までの秘密にするんだな。
口外した瞬間 共に死ぬんだぞ。」
あらら・・・ジミイモの夫の死に ソク・テイルも関係してたんだ・・・
スジョンが可愛そう。。もちろん ジミイモも。。。
タヘニヤリとする。。
書類をコピーして燃やす。
Ⅲに続く。。。