クォン・サンウ&チェ・ジウ 『誘惑』 12話 キャプ＆レビューⅣ

ハンスとセジン。。。。

セジン：前にホンギュに聞いたの。仲がいいんでしょ？

ハンス：まぁね。生まれたばかりのホンギュにミルクを飲ませたのも俺さ、なんてね。

アイスクリームをごちそうしてくれる為に呼んだんじゃないな？


セジン：一週間ホンギュから連絡がないの。受信拒否してて電話にも出ない。

ハンス：あのさ、いくら俺があいつと親しいからって24時間見張ってるわけじゃないんだぞ。

セジン：それで？ホンギュが今どこにいるか知らないの？うちの住所は知ってるでしょう？

ハンス：ぱっと見、いいとこのお嬢さんみたいだな。それにホンギュの趣味じゃない。

ホンギュはなんていうか、か弱くてコスモスみたいな女性が。。

（テーブルに封筒を置くセジン・・）


セジン：正式に依頼すれば文句はないでしょ。ホンギュを私のところに連れてて。

できるだけ早く。


ハンス：よく見たら、ホンギュの好みドンピシャだね。

理想の女性だ、理想の。前に俺に話してくれたスタイルそのものだ。



いい加減な男。。ハンス・・・



ミヌの家では。。。。

ミヌ母：器用な子でね。いいドレスを仕立ててくれるわ。

ホンジュ：既製品でもいいのに。もったいないです。

ミヌ母：なに言ってるの。招待客はいなくても、一族が集まる結婚式よ、息子のメンツがあるでしょう？

あっ、それはそうと。。これを読んでおいて。

「財産権関連　婚前契約書」「財産権放棄の覚書」


ミヌ母：ほら、外国では結婚する前にこういう契約書を交わすそうよ。

本当に合理的よね。財産を介して、複雑なことを起こさなくてもいいでしょ。

全部読んで下に署名を。





ホンジュ：すみません。こういう書類にはサインできません。

ミヌ母：どうして？家の財産に興味は無いって言ったじゃない。

ホンジュ：お金の話ではありません。私にも最低限の自尊心があります。

ミヌ母：自尊心があるなら心に留めることもないでしょ。

何か考えでもあると言うの？


ホンジュ：すみません。

ミヌ母：言葉ついでに言うと、納得いく結婚じゃないのよ。

でも息子が絶対に譲らないから、親としては一度は無理な結婚させて失敗したし。

今回は息子の言うことを聞こうとそれで許したの。

この程度の約束、してくれてもいいでしょう？


ホンジュ：これで失礼します。

ミヌ母：何ですって？





そこへミヌが・・・

ミヌ：ホンジュさん。

ミヌはは書類を隠す。

ミヌ見つけて読む。

ミヌ：母さん！

ミヌ母：純情だと思ってたけど、相当のタマだね。




ミヌ　ホンジュを追いかける。

ミヌ：ホンジュさん。こんな風に出ていくなんて。

ホンジュ：だったら？居残って聞きたくない話を聞いてろと？

ミヌさんの財産目当てではありませんって弁明しながら？

私お金がないことを恥ずかしいと思っていません。

収入の少ない父でも誇りに思うし、定職はないけど健全な弟を愛してるわ。

それなのに、なぜ！なにの権利で私たちを無視するのよ。どうして？？





ミヌ、ホンジュを抱きしめる。


ミヌ：すまない、僕が代わりに謝るよ。全部僕のせいだ。

すまない、ホンジュさん。

ホンジュ：何もかも嫌になるわ、。



こんなことしてたら。。今からもっと嫌になるよね・・・・

全然可哀想じゃないよ。。。ホンジュ。。。。





ソクフン・・・・セヨンの言葉を思い出してる。。。。

セヨン：すべてを失っても、私はあなたを愛し続けられるか。。

全部失って何もない私を、あなたは私を愛してくれるだろうか・・






結婚式場のホンジュ・・・





ミヌ：理事会？なら今日が最適な日だな。確実にな。



例のスキャンダル。。。




ミヌ、ホンジュを見て・・・・

ミヌ：天使みたいだ、女神みたいだって、皆のお世辞かと思ったけど。。

ホンジュさん、ほんとに天使みたいだ。





ホンジュ：そうかもしれない。一度死んでるんだもの。

ミヌ：結婚のプレゼントを受け取って。

あの二人、今日地獄に落ちるよ。



酷い。。。。。。。。。






理事会に行ったセヨン。。。

なんだか周りの様子がおかしい。。。。






セヨンの会社では。。。

社員A：見てよ、有名ホテルLってこれ理事じゃない？

社員B：違うよ。



そこへソクフン。。。

皆散る。。。







そこへヨンチョルがソクフンを呼び出す・・・・

ソクフン：皆どうしたんだ？何があったんだ！

ヨンチョル：さっきネットのニュース見たか？

ソクフン：そんなもの見てない。でたらめばかりだ。

ヨンチョル：その中に事実もあるから問題なんだ。





ソクフン：事実って？チョ理事、先輩、なんだよ。

ヨンチョル：イニシャルになってるけど、だれが読んでもお前と代表の事だ。

有名ホテルの女代表が不倫の挙句、相手を離婚させたって。

今会社の内外で噂が。。





ソクフン出ていく。。。





理事会では。。。

司会者：理事の皆さん、ご機嫌いかがですか？

本日の緊急理事会の案件は、現代表ユ・セヨン氏の解任に関する建議です。

解任理由は資料にありますが、理事の皆様のご意見をお願いします。



セヨン。。辛い立場・・・・・・



ソクフン、セヨンのところへ走る。。。



駆け上がるソクフン～素敵💛



司会者：解任に賛成の方は挙手お願いします。



ほぼ全員・・・




理事会室に到着するソクフン。。。中には入れない・・・




そのころ　ホンジュは・・・・



悲しい花嫁・・・・・



理事会が終わり　セヨンが出てきた。

セヨン：どうしよう。。。私、無職になっちゃった。。

セヨン　一人歩き出すが　ふらふら・・・・





ソクフン　寄り添って歩く。。。。





ソクフン：前を見て。まっすぐ見て、一歩ずつ歩こう。俺達二人。






がんばれ　二人！！





ホンジュとミヌ。。。。。

ホンジュ：どうしたの？

ミヌ：さっきうたた寝しててドキッとしてね。ローマ発の飛行機じゃなく、香港から出発するとか、ホンジュさんは実家に帰っちゃうし。

ホンジュ：安心して。結婚も本当だし、新婚旅行も夢なんかじゃないわ。

ミヌ、ホンジュの手を握って。。。


ミヌ：温かいところを見ればリアルだな。

ホンジュ：これからどうなるかしら。。

ミヌ：お義父さんに挨拶してから、家に帰ろう。

ホンジュ：いいえ、ユ・セヨンのことよ。

追い出された代表が復帰することはあるの？

ミヌ：難しいだろうな、理事会の決定だから。


ホンジュ：ソクフンさんも会社を辞めたそうだから、二人揃って失業者になったのね。。

見たいわ、二人のこと。。

恐ろしい。。。。。。。。。人間じゃないよ。。もはや・・・・







ソクフンはセヨンのマンションの前でセヨンを待っていた。。





セヨン、チャイムが鳴り慌てて出ていく・・・

セヨン：ごめんなさい。こんな時間になってるって、気がつかなくて。

ソクフン：徹夜したの？

セヨン：失業者はこれがダメね。出勤がないから。ちょっと待ってて、着替えてくるから。





ソクフン：寝ながら走れないだろ、今日はサボろう。

セヨン：駄目よ。

午前中に商工会議所にも行くし、午後は約束が二つのあるの。

ソクフン：ユ・セヨンさん。これまで仕事や勉強をズル休みしたことないでしょ。

セヨン：仕事するのが休むことなの。





ソクフン、後ろからセヨンを抱きしめて・・・・

ソクフン：焦るのわかるよ。一日でも早く再起したいのも。

でも今は休んだっていいんだ。十分に休んでこそ、長く走れる。

セヨン：羨ましいわ。あなたみたいに余裕を持ちたい。






セヨン：コーヒー頼んでいい？シャワー浴びてくる。





ソクフン　薬の瓶を見つける・・・











12話　Fine～～



どうにか間に合いました