11話,12話あらすじです~
#11 もう一度会えたら…
作曲家「チェ・ジュンギュ」として生きる道を選んだジュンヨンは、ゴンウの別荘にあるスタジオを訪れる。
こうして遂に、全メンバーが集結。
ヘインのデビュー・プロジェクトが始動する。
これと同時に、ヘインとミスクは豪華な高層マンションで新生活をスタート。
また、ミンホはヘインに正体を隠してゴンウの会社に出入りし、ファジョンの売り込みに成功する。
ジュンヨンはすぐにファジョンを見つけて追い出そうとするが、ファジョンは「ジュンギュ」と「ジュンヨン」が同一人物であるという秘密を逆手に取り、まんまと居座る。
また、シンヒは帰国してゴンウと再会する。
やがて、ジュンヨンは『恋をするのなら』という曲を書き上げる。
切ない思いを歌い上げたこの曲を、ジャンホもジンピョも絶賛。
ところが、当のヘインは乗り気ではない。
彼女はジュンヨンの名曲『ヘインへ』を、デビューアルバムに収めたいと思っていたのだ。
しかし、ジュンヨンは頑として受け付けないばかりか、ヘインの目の前でその楽譜を破り捨ててしまう。
これはジュンヨンがヘインに対する思いを込めた曲。
彼女を忘れ、「ジュンギュ」として生きるためには、触れてはならない曲なのだ。
しかし、事情を知らないヘインには、「ジュンギュ」は冷徹な作曲家にしか見えない。
彼に対して、「あなたは本気で人を愛したことがない」と言ってしまう。
険悪になりつつあるジュンヨンとヘイン。そんな2人を見かねたゴンウは、親友ジュンギュ(=ジュンヨン)に対し、自ら「ヘインへ」のアレンジを頼む。
こうして、ジュンヨンがヘインに捧げた名曲は見事に復活。
ゴンウが曲を演奏していると、涙がジュンヨンの頬をつたう。
このことからヘインは、「ジュンギュ」にも、辛い別れがあったことを知る。
そうして、彼の持ち歩いていた指輪に、自分のネックレスのチェーンを付けて渡すのだった。
やがて一行はイベント準備のため、スキー・リゾートへ移動。
幸せそうなヘインを見て、ジュンヨンの気持ちは揺れる。
そうして思わず、「もしジュンヨンが生きていたらどうする?」と問いかける。
するとヘインは「2度と彼の手を放さない」と答える。
その言葉を聞いた瞬間、ジュンヨンはヘインの所へ駆け寄ってしまう……。
溢れる思いは止められない。。。
名場面がたくさんありますね^^
#12 こぼれる想い
いよいよヘインのデビューが目前に迫る。
デビューのステージは、スキーリゾートの一角にあるコンサート会場だ。ところがコンサート当日、ガンインの命令で突然、会場が閉鎖される。
KNT通信の株を担保に、ゴンウが自社の運営資金を調達したことがガンインの逆鱗に触れたのだ。
「ビジネスパートナーとして相応しいシンヒと結婚するなら、ヘインのコンサートをさせてやる」。
そう詰め寄るガンインに対して、ゴンウは「会社もコンサートも諦めるが、ヘインだけは諦めない」と答える。
その頃コンサート会場前は、突然の閉鎖でパニックに。
ジャンホとジンピョが来場者の対応に追われる中、ジュンヨンとヘインはレストランの責任者と交渉し、白いグランドピアノを借り受ける。
一度は諦めかけたものの、ジュンヨンたちはスキー場の一角で「野外コンサート」を決行。
白銀の世界に、ジュンヨンのピアノとヘインの澄んだ歌声が響く。
こうして大歓声のなか、デビューコンサートは成功を収めたのだった。
このコンサートをきっかけに、ヘインはスターへの階段を駆け上がる。
彼女の写真がスポーツ紙の一面を飾り、CDは飛ぶように売れる。
全てが順調に思われた矢先、ジュンヨンはIN企画を去る決心をする。
これ以上、ヘインやゴンウのそばに居てはいけないと痛感したのだ。
ミスクからはヘインが「ジュンギュ」の話ばかりすると聞き、ミンホからは「ジュンヨンだとばらされたくなければ消えろ」と脅された。
このまま自分がヘインたちのそばにいれば、素性が明らかとなり、最愛の女性や親友の幸せを奪いかねない。
そして何よりも、ヘインに対する思いを抑えきれなくなる。
こうして彼は、皆から去ることにしたのだった。
旅立ちの日——。ジュンヨンは最後の時間を過ごしに隠れ家へ。
するとそこへ、ヘインが現れる。ギターを弾くジュンヨンの姿、窓に書かれた「愛してる」の点字……。
慌てて隠れ家を立ち去るジュンヨンの背後で、ヘインは彼を呼び止める。
そうして、涙で濡れた顔に触れ、彼が最愛のジュンヨンだと確信する。
ヘインを目の前にジュンヨンは気持ちを抑えきれない。
思わずヘインを抱きしめる。
明日も涙なしでは見られない・・・・・