クォン・サンウ&チェ・ジウ 『誘惑』 9話 キャプ＆レビューⅡ

セヨンの実家では・・・


セジン：Mホテルの夜景、すごいらしいわね。

ほんとにあのホテルが、うちの会社の手に渡ったの？


父：だからお前の姉さんがどれほど苦労したか・・・

ユ代表、ほんとにご苦労様。


セヨン：私だけではなく、部下の職員の苦労が大きいんです。

父：そうか、功を立てた職員にはボーナスもやって昇進させてやれ





セヨン：そうします。


セジン：うらやましい。姉さんはプレミアリーグ、私はビギナーサッカー。

父：何だって？

セジン：アイスクリームを救ってて、筋肉がついちゃったわ。




女史：（セヨンに）どうしたの？食欲がないの？

セヨン：胃の調子が悪くて。

セジン：お祝いするために　アイスクリームケーキまで買ってきたのよ。




セヨン：後でね。すみません、父さん。

父：身体を大切にしなさい。お前も若くないんだから。




帰りの車の中・・・



ソクフンのことが気になるよね。。。



ソクフンはヨンチョルの家でTVを見ていた。





携帯を見てるとセヨンから電話が・・・




セヨン：降りてきてください。







下に行くと・・・

ソクフン：どうしてここが分かったんですか？

セヨン：会社の代表がチーム長の住所も調べられないと？




乗ってください。

どこか静かに話せるところはありませんか？









そのころホンジュは一人ブランコで・・・・




そこへホンギュが。。。

ホンギュ：ここで何を？

ホンジュ：あんたこそ　どこ行ってたの？

ホンギュ：俺は面接だ。パソコン塾で働いてる先輩が手伝ってくれって言うから、院長に会って面接してきた。

ホンジュ：パソコンの先生になるの？


ホンギュ：先生だなんて。。給料見たらあくびが出るぞ。




ハンスの奴は台湾に行ってるっていうのに。

（ホンジュ見て）

うらやましいなんて言ってないだろ？ただ、そうらしいってことだ。


ホンジュ：ホンギュ、私たち今まで通りでも幸せになれるでしょう？


ホンギュ：何で幸せになるかが問題だろ？この世の中、金無しにハッピーになれるか？

ホンジュ：いくらあれば良い？10億くらいあれば幸せになれる？

ホンギュ：悪くないな。

ホンジュ：私はそのお金ですごく不幸になる気がするけど。

気分も落ち込んでるし、ストレス解消に行きましょう。

就職したんでしょ？奢ってくれないの？

姉さんは復職祝いに奢ったのに。


ホンギュ：分かった、わかったよ。



可愛い弟だね^^



ソクフンとセヨンは漢江に・・・・

ソクフン：息が詰まりそうな時は　ここに来るんです。


セヨン：チャ・ソクフンさん、ほんとに離婚するんですか？見損ないました。

ご夫人が離婚しようと言っても　止めるべきでしょう？

諦めさせたらダメでしょ？




ソクフン：代表・・





セヨン：私に言いましたよね。何度でも立て直すと。なのに何なんですか？

もう諦めたんですか？私も、私がおかしいという事は知っています。

私の感情をどうしようもなくて　右往左往して。でも、チャ・ソクフンさんは違うでしょ？

こんな風に諦めてしまってはいけないです。


セヨン：すみません。全部私のせいなんです。本当にすみません。



ソクフン：代表が謝る必要はありません。

私が変わって、私のせいで、ホンジュが変わってしまったんです。








カラオケでは。。。



ホンギュ：ストレス解消するんだろ？俺一人にばかり歌わせておいて。

姉貴も歌えよ。




ホンギュ、セジンから電話が。。外に出る。


ホンギュ：何だ？

セジン：どこ？騒がしいわね

ホンギュ：姉貴とカラオケに来たんだ。




セジン：ほんと？

ホンギュ：いや、絶景の美人がうようよいるルームサロンにいるんだ。

セジン：ナ・ホンギュ！

カラオケの部屋から悲しい音楽が聞こえてくる。。

部屋へ戻ると姉が泣いていた。。







ソクフンとセヨン。。。

ソクフン：こういう話を聞きました。幸せな夫婦は似ていると。

でも不幸な夫婦は　それぞれ自分の気持ちで不幸になるって。




私はもう、ホンジュを愛してた男ではありません。ホンジュも、もう私の知ってる女ではありません。

だから別れることにしたんです。




セヨン：今からでもやり直せるなら。。


（首を横に振るソクフン）

ソクフン。。頑張ったよね。。。

これからどうするつもりですか？






ソクフン：皆そればかり聞きますね。今すぐにどうすると言う事はありませんが。

ただ。。流れに身を任せようと思います。


セヨン：辞表はまだ受理していません。チャ・ソクフンさんの気持ちが　どこへ流れていくかは知りませんが。

待っています。



ソクフン：待たないでください。

約束もできないし、待ってくれという事もできません。





セヨン：チャ・ソクフンさん。




私待ってます。



うるうる・・・





そして離婚調停に。。。。

裁判官：チャ・ソクフンさん、ナ・ホンジュさん。

養育子女はいませんか？




二人：いません。


裁判官：合意離婚は各自の意志による決定ですか？

（少しためらいながら）




二人：はい。



裁判官：チャ・ソクフンさんとナ・ホンジュさんの合意離婚が成立しました。



韓国ではこうやって離婚するんだ。。。






外に出た二人・・

ソクフン：お腹空いてないか？心配するな。もう終わったんだ。

和解してやり直そうなんて　思ってないよ。





ホンジュ：誰がそんなこと心配してるって？






食堂ではホンジュが待っていた・・・

ホンジュ：どこ行ってたの？




ソクフン：先に食べればいいのに。

俺、ブラジルへ行くことになったよ。

そこで仲介貿易をする先輩がいるんだ。コーヒー工場をいくつか管理する人が必要らしい。

やることにしたよ。




ホンジュ：ブラジルまで行くの？


ソクフン：都市経営事業をしてた時も東南アジア側の現地脳長には何度も行ってただろ？

似たような事だから難しくはないさ。


ホンジュ：そう。。。

ソクフンさんがどこに行くにしても、もう私とは関係ないことだから。

気を付けて・・・元気でね。



もうちょっと優しい言葉。。かけられないかな。。。




ソクフン：あぁ。。








店を出た二人・・・




ソクフン：これが最近のコンバースでは一番楽だって。

病院で働いてたら、いつも足がむくんでただろ？




分かれても優しいソクフン。。


ホンジュ：ソクフンさん。。今更どうして？

ソクフン：すまない。俺たちがこうなってしまった事、ほんとにすまない。

恨みも痛みも忘れろ。元気でな、ホンジュ。



ホンジュ：ソクフンさんも。。さよなら。。


立ち去るソクフン・・・・

そしてホンジュも・・・・・










次に続きます・・・・・