クォン・サンウ&チェ・ジウ 『誘惑』 18話 キャプ＆レビューⅠ

セヨンとソクフン・・



セヨン：香港での4日間が長引きました。

私たち、ここで終わりにしましょう。


ソクフン：セヨンさん。。


セヨン：どう考えてみても、ここまでが良さそうです。

もう止める時が来たんです。

今まで、幸せでした、ありがとうございます。

さよなら。




ソクフン：（セヨンの手首を掴み）何をしようって言うんです？

俺の知らない冗談でも言ってるんですか？






（セヨン手を離す）


ソクフン：分かるように話してください。笑えないです。





セヨン：私たちの関係が長引くほど、お互いにとって損なんです。

私たちだけでなく、関係する全ての人が傷ついて、崩れているんです。

私たちの感情に、それだけの価値があえると思いますか？


ソクフン：他の人を言い訳にしないで下さい。

セヨンさんの考えを聞いているんです。





セヨン：税務調査の後始末をして分かったんです。

ソクフンさんに対する私の気持ちの為に、これ以上大切な物を失ってはいけないと。


ソクフン：それは何ですか？

金ですか？会社ですか？



セヨン：私には自信があります。

ソクフンさんの事は好きでした。初恋だからこそ、自制もきかなかった。

冷静になったら、本当に多くの物を犠牲にしてたんです。


ソクフン：それで、その解決策っていうのが、俺と別れることなんですか？




セヨン：おかしい事でもないでしょ？私たちはもう別れた間なんだから。


ソクフン：他の理由が見えません。見えないから一つだけ聞きます。

セヨンさんの本当の気持ち、俺に対する気持ちはどうなんですか？





セヨン：その気持ちって、そんなに凄いものなんですか？

ソクフンさんと私、20歳を過ぎてもう長いんですよ。

愛一つのために、それ以外の多くの物を諦められる歳ではないわ。


ソクフン：誤魔化さないで下さい。

今ここで、あなたが私を愛しているのか聞いているんです。






セヨン：いいえ。もう違います。



セヨン去る・・・・・





何がなんだか分からないよね・・・・・





セヨンを追いかけたソクフン。。




でも、もうセヨンは行ってしまった。。






歩いて帰る？ソクフン。。。。



車はどうした～～。。。 (*。*)ホヨ？




その頃セヨンは一人泣いていた。。。






ミヌ家では。。。。

ミヌ母：どうして何も言わないの？

人の家の代を途絶えさせておいて、言い訳も弁明も何もないの？


ホンジュ：申し上げる事がありません。


ミヌ母：あなたもほんとに頑固ね。普通だったら顔だって出せないわよ。


ホンジュ：一般的な家では、こんな事は起こりもしないでしょう。


ミヌ母：それで？何が偉くてそんな事が言えるの？


ホンジュ：いいえ、私の責任が大きいです。申し訳ありません。


ミヌ母：それが分かってるのに、何の魂胆があって猫被ってるの？




ホンジュ：魂胆ですか？


ミヌ母：夫が外で子を作ったのよ、しかも前妻と。

私だったらもう12回は家を出てるでしょうね。

月イチね。。。


ホンジュ：私が耐えて、落ち着いて理解しようと。。


ミヌ母：もういいわ。そう言わなくてもわかるから。

アジングループの妻というのは、簡単なことじゃないのよ。

どんなに辛くても耐えて、、

あなた心の中では私のこと、俗者だと思っているでしょうが、あなたも同じなのよ。


ホンジュ：お義母さん。


ミヌ母：行ってお手伝いさんにワカメスープを作ってもらって。

流産も子供を産むのと同じで、しっかりケアしてあげないと。






ホンジュ・・水を飲んでいるとユアが・・・・

ユア：おばさんのせいで、ママが怪我したんでしょ？


ホンジュ：ユア。。


ユア：大っ嫌い。ムカつく。顔も見たく無いわ。






ミヌはジソンの傍で。。。

ミヌ：家に連絡しなくてもいいのか？

病室に誰かはいなきゃならないだろう。


ジソン：嫌よ。


ミヌ：じゃあ、友達でもいから呼べ。



ジソン：流産した事、誰にも言いたくないの。


ミヌ：お前は強いのか、バカなのか？

妊娠してはいけない体で、流産の可能性も高かったろう。

頑固にもほどがあるよ。


ジソン：そうよ。私馬鹿よ、それに頑固だわ。

それほど切羽詰まってたの。どうにかしてあなたの心掴み取って、元の位置に戻りたかったの。


ミヌ：ハン・ジソン。。

お前の望み通り、デパートもやったんだ、堂々と生きろ。

何の為にネチネチ俺にこだわるんだ。


ジソン：何と言われても、子供たちの父親なのよ。

それに、私、まだあなたを愛してるの。



真実の愛に気づいたか・・？



ミヌ,家に帰る。。。。。

ホンジュ：私たち、どうしてこんな事になったのでしょう？


ミヌ：ホンジュさん。私はさっきまで看病して帰ってきたんです。

今日はもう休ませてください。


ホンジュ：ミヌさんが辛いことは分かっています。

人生余裕を持って、悩み無しに生きていたい人なのに。


ミヌ：ジソンの事は謝ったでしょう。


ホンジュ：お義母さまが正しかったです。

ミヌさん誰に対してでも良い人でいようとするって。


ミヌ：それで？


ホンジュ：ミヌさんだけが良い人になったら、結局悪役は他の人が担当しなければ。


ミヌ：まだありますか？

今日は客間で休みます。




「私たち、どうしてこんな事になったのでしょう」。。。

ソクフンにも同じこと言ってますね・・

結局　事態が悪くなったのは人のせい。。。自分は悪くない・・・・

同じ繰り返し。。。。







可哀想なソクフン・・・・・・







休暇返上でお仕事・・・・？　　まっいいか。。。








セヨン会社で。。。。

セヨン：アメリカ、ヨーロッパのチェーンとホテルまで回れば少なくとも1か月以上はかかるでしょう。

私のいない間は、代行体制で行きます。


ヨンチョル：あの、お付きの役員も無しにお一人で行かれるのですか？


セヨン：非公式のスケジュールなので、仰々しくする必要はありません。


ヨンチョル：それでも非常時の連絡先は・・・


セヨン：グループの現状は朝、夕でチェックしますし、指示があったら秘書室を通して連絡します。


ヨンチョル：分かりました。


セヨン：あ、チョ理事。下半期に入って、国内の企業の様子が全体的に悪化しています。

うちのグループは税務調査の追徴金問題もありますし、今の現状について特に気を使ってください。


ヨンチョル：はい、実務部署に指示しておきます。








セヨン、駐車場に行くとソクフンが・・・・・

セヨン、運転手に先に帰るように言う。。




セヨン：話はもうしたはずですが？


ソクフン：俺はまだ全部聞けていません。


セヨン：これ以上聞いても、変わることはありません。


ソクフン：それでも聞かなくてはなりません。




セヨン：チャ・ソクフンさんは、本当に面倒な人ですね。







公園で・・・・

ソクフン：一日中考えてみました。

百回考え直しても、セヨンさんが言った言葉が、納得いきません。

どこまでが本心で、何を隠しているのか全く理解できません。






セヨン：隠している事などありません。

チャ・ソクフンさんのことは好きでしたが、今になって冷静になって、自分自身に戻ろうとしてるだけです。





ソクフン：セヨンさんにとっては、そんなに簡単な事ですか？

二人で一緒に過ごした時間、苦労して続けてきた因縁、

その全てが意味の無いもののように、簡単に忘れられますか？





セヨン：チャ・ソクフンさん。


ソクフン：だめです。こうやって終わらせることは出来ません。

もっと頑張ります。気にいらない事があれば直すし、望みは叶えてあげますから。

待ってくれと言われれば、待つことも出来ます。

だから、ここで終わろう。。それだけは言わないでください。


セヨン：チャ・ソクフンさん。私の望みは一つだけです。

私たち、悪縁が始まる前に戻りたいんです。

これ以上、未練を持たないで下さい。面倒な事もしないで。






ソクフン：セヨンさん、本当にどうしたんです？


セヨン：この人は、本当に分からないようね。

良いでしょう。振りだしに戻るためには、その分の努力をするべきね。





セヨン：10億ウォンで買ったから、また10億ウォンで良いですか？





セヨン：でも、どうしましょう。

私にとって、チャ・ソクフンさんはもう10億の価値が無いのですが。

1億ウォンでどうですか？


ソクフン：ユ・セヨンさん。





セヨン：何です？人に対する礼儀じゃないとでも？

でも私たち、香港でこうして始めたんです。

ちょっと待って、入金するから。

セヨン、携帯を取り出したが、その手を掴むソクフン。。。





ソクフン：ユ・セヨンさん。もう止めましょう。





そして去っていくソクフン・・・・



切なくて切なくて。。。。。。




次に続きます～