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ドギョン 父の部屋で。。
ドギョン:「チュ・ダヘにお金をあげたんですか?どうしてですか?
チュ・ダヘから脅されたんですか?」
会長:「いいから。。これでいいんだ。」
ドギョン:「私のせいなの? 私のことで何か言ってきたんですか?」
会長:「お前のせいじゃないよ。」
ドギョン:「あの時に殺すべきだった。」
カイトゆ:「全て俺のせいだ。お金なんてどうでもいいよ。これくらいでやめよう。」
ドギョン:「お父さんのせいじゃないわ。これからチュ・ダヘは私が相手するわ。お父さんは構わないで。」
会長:「俺の報いだ。自分の罪を償ってるんだ。
お前もいつか分かるようになるだろう。その時は俺が嫌いになるだろう。
でも俺はこの家族を精一杯守りぬくつもりだ。
お前がちゃんと一人前になるまで俺が側にいたいんだけど。俺に残された家族はお前一人だってことさ。
まったく情けないな。」
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ソク・テイル事務所にジミ叔母来る。
ジミ叔母:「タヘ。立派じゃない。私もここでボランティアしようかな。
なんて顔してるの?私が嫌みたいね。」
タヘ:「ちょっと忙しいんですけど。」
ジミ叔母:「そう?それじゃここで話すわね。
お前がこの間盗んだ機密書類はどこにあるの? 一体その中に何が入ってるの?」
タヘ:「静かなところで話しましょう。」
ジミ叔母:「どうして?私はここがいいのに。」
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タヘ ジミ叔母を客室に連れて行く。
タヘ:「遊びに来たわけじゃないでしょ。何のご用ですか?」
ジミ叔母:「家に来てたわネ。お兄ちゃんにお金をせびりに来てたんだって?」
タヘ:「お小遣いをくださいましたよ。」
ジミ叔母:「お兄ちゃんが そんなに簡単にお金を渡す人じゃないけど?
この前 私の夫について知ってるって言ってたわね。それって何なの?何を聞いたの?
知ってることは全て話して。私の夫がどうやって死んだのかあなたは知ってるんでしょう?
何を見たのか話してよ。音声なの?動画なの?」
タヘ:「私がどうして それを叔母さんに話さなきゃいけないのですか?」
ジミ叔母:「取引したいわけ?」
タヘ:「動画でした。詳しい内容が写っていました。」
ジミ叔母:「私の夫がどうやって死んだのか写ってる?」
タヘ 頷く。。
ジミ叔母:「誰なの?誰が殺したの?お兄ちゃん?ソク・テイル?
その動画は今どこにあるの?」
タヘ:「私のところにはありません。
それに ここまでですね。
これ以上知りたければ それ相当のお返しがないとだめですね。」
ジミ叔母:「何をしてあげようか?」
タヘ:「まずは帰ってください。指示は私がしますから。」
ジミ叔母:「嘘だったら殺すわよ。」
タヘ:「分かっています。おばさんの性格。本当ですよ。帰ってください。」
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ジミ叔母帰る。
二人とも怖い。。。。。
会長の部屋へハリュ。。。
会長:「夜遅く悪いな。」
ハリュ:「いいえ。最近飲みすぎではないですか?」
会長:「一杯どうだ。
年を取るほど悲惨な結末になるんだな。」
ハリュ:「そんなこと言わないでください。悪いことも全て解決されるはずです。」
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会長:「昔話でもしてやろうか。
昔、あるバカが人を殺したんだ。そのバカが俺だ。
正気じゃなかったな。その時俺を助けてくれた人がいたんだ。
家の会社の顧問弁護士だ。
死んだ男を自殺に見せかけてくれたんだ。
その顧問弁護士がソク・テイルだ。死んだ男は妹の夫だ。
俺はソク・テイルを恩人だと思ってたが ソク・テイルは少しずつ変わり始めたんだ。
その件を弱みとして俺を脅し 何か企んでいるようだった。だからソク・テイルが他殺を自殺だと
工作したことを自分の口で直接話してる動画を撮ることができたんだ。
その動画を見つけ、二度と脅せないようにしたんだ。
ところがチュ・ダヘがその動画を盗んでしまった。チュ・ダヘはあの動画を見てから俺を脅し始めたんだ。」
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ハリュ:「それではあのUSBが動画だったんですか?」
会長:「チュ・ダヘは すでにあの動画を見てしまった。」
ハリュ:「チュ・ダヘはこれからも脅し続けるでしょうね。」
会長:「君がチュ・ダヘを止めてほしいんだ。」
ハリュ:「どうしてこんな大事な話を 私にしてくださるのですか?」
会長:「君は復讐のために自分の人生をかけた人間だろ。
チュ・ダヘに復讐するためにだ。ドギョンから聞いた。」
ハリュ:「今まで話さなかったことは 申し訳ないと思っています。」
会長:「いいよ、分かるョ。俺を助けてくれるか?」
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ハリュ:「一つ条件があります。会長を辞任してください。
痛くても患部を切り取らなくてはだめです。
会長はチュ・ダヘに あまりにも多く弱みを握られています。
会長を辞任してください。
そうしたら ペカクグループを守り切ることが出来ます。」
会長:「俺が君の条件を受け入れたら ドギョンを助けてくれるか?」
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ハリュ 会長から預かったタヘに渡すお金を撮影する。
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そして待ち合わせの場所へ・・
そこへタヘ来る。
ハリュ見て驚く。
ハリュ:「何だよ 驚いたか。」
タヘ:「ペカクグループの雑用もやってるみたいね。」
ハリュ:「一応仕事だから金から運ぶぞ。トランク開けろ。」
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お金をトランクに入れる。
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ハリュ:「チュ・ヤンホンを犠牲にして今度もよく逃げたな。
もちろん その勝気は長続きしないぜ。」
タヘ:「お使い終わったら主人の所へ戻って ちゃんと報告してちょうだい。」
ハリュ:「選挙で勝ったところで 何が変わると言うんだ。お前が大統領になるわけでもないだろ。」
タヘ:「子供みたいな想像力では思いつかないだろうね。
これからも雑用係りやりながら暮らしてゆくのね。」
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ハリュ:「どうしてそんなに 疲れることしてるんだ?」
タヘ:「高く伸び上がることは簡単なことじゃないの。あんたにわかるわけないけど。」
ハリュ:「高いところだと落ちる時も時間がかかるけど 最後には パーン(車のトランクを叩く。)」
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タヘはソクテイル選挙の一本化のため 50億を渡す。
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ぺク家では。。
会長:「ドギョン、ペカクはこれからお前が仕切れ。
ペカク会長のことだ。俺はそろそろ潮時だ。
これからペカクの主人はお前だ。」
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会社 ドギョン会長室にハリュやってくる・・
ハリュ:「会長に大事な話があってきました。」
ドギョン:「私たちの間で そんな話はもうないはずですが。」
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ハリュ:「チュ・ダヘを捕まえたいのです。会長も同じでしょ?
少なくともそれは共通だと思います。
会長から信頼を失ったことは認めます。
でもひとつだけ信じてください。
この世の中でチュ・ダヘに一番復讐したいのは俺です。
チュ・ダヘに復讐するために 俺を利用してください。
俺をどう扱おうが会長の好きにしてください。
それを伝えにきました。」
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ハリュ家・・
父がご飯を用意して待っている。
父:「ジェウン 何してる?」
ハリュ:「こんなに作らなくてもいいのに。。たかが誕生日なのに。。」
父:「いや、これくらいしないとすまないんだ。」
ハリュ:「いただきます。」
父:「どうだ うまいか?」
ハリュ:「父さんの食事はいつも旨いじゃないですか。」
父:「弟も誕生日祝ってもらってるかな。。
お前と二人でここに座って食べてたら どんなに幸せだろうか。
ハリュの友達とは連絡とってるか?」
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ハリュ:「はい。」
父:「友達に会いたいな。どんな人たちなのか会いたいんだ。」
ハリュ:「どうしてですか?」
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父:「どんな育ち方をしたのか聞きたいんだ。
電話してみろ。」
この時のハリュ。。困ったよね。。
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アンシムの店で。。
オム・サンド:「いいか へまするんじゃないぞ。」
アンシム:「お父さんの前では チャ弁護士だってこと忘れないでね。」
テ白:「おとうさん変な質問しないだろうな。
どんな仕事してたか聞いたらどう答えればいいんだ?」
オム・サンド:「一緒にラーメン工場で働いてたって言えよ。」
ハリュ:「ところで叔母さん、店閉めてもいいの?」
アンシム:「お前とお父さんのことなのに 店なんてどうでもいいわよ。」
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皆でジェウンの家へ。。
Ⅲに続く。。