スンジェ、本部長の病室で・・
スンジェ:右心房に微細なturbulance(血液が渦巻く渦流現象)が見られますね。
APPT(血液強固数値)はいくつですか?
看護師:48です。
スンジェ:ではヘパリンあげて4時間後また確認して80まで上げてください。
トップチーム部屋に行くとテシンがいた。
スンジェ:ユナヨン患者はどうですか?
テシン:鉄筋はよく切除しましたが、出血が多かったことが心配です。
ソ教授が行った手術は上手くいきましたか?
スンジェ:ジャン課長と一緒に執刀しました。
テシン:僕も手伝えば良かったのですが・・
ユナヨン患者があまりにも危なかったんで・・
スンジェ:分かります。
私も気が向かなかったんですが、仕方なかったんです。
テシン:気が向かない事もしなければならない席についていますからね。
でも残念です。
こんなことで課長とずっとぶつかり合うことになって・・
テシン部屋を出ていく。
スンジェ秘書から電話。
スンジェの部屋で。
秘書:会長から本部長の手術はどうなったかと聞かれた。
スンジェ:本部長の手術は成功したと伝えてくれ。
当然トップチームがやってこのハンスンジェが助けるから安心していいと。
秘書:どこか悪いのか?
スンジェ:そんなことはない。
秘書:それはよかった。本部長の事で会長が一日ずっと心配していたんだ。
スンジェ:会長からずいぶん信用されてると聞いたがほんとうのようだな。
秘書:ファングループの資金の流れ、全部彼が握ってるからな。
会長にコーチもよくしているし、あの年で本部長になるくらいだからな。
早く回復してくれるといいんだが・
本部長がああなって仕事の蹉跌が半端じゃないらしい。
チョ・フンミン 手術が終わり部屋に戻ると・・・
ベサンギュ:あ。。チョン先生。手術が終わたんですね。
チョ・フンミン:まだ帰ってないなんて、珍しい。
ベサンギュ:チョン先生が一晩中手術してると言うのに、帰れるわけないでしょう?
チョ・フンミン:ほんとですか?
ベサンギュ:冗談に決まってるでしょ。
昨晩はドタキャンされて、今朝には映像医学科の会議があると言うから、帰らなかったんです。
肌がくちゃくちゃなんだ。
ベサンギュ:脳浮腫もよくなったし、もう脳の方は大丈夫そうだけど。
チョ・フンミン:ですが現在血中浸透圧が高くてマンニトールやセトールを使えません。(どちらも脳に使う薬)
ベサンギュ:そうですか。
チョ・フンミン:もしこれのせいで脳が押される場合は頭蓋骨を切除しなければなりません。
ベサンギュ:頭蓋骨の切除?
チョ・フンミン:不安です。
頭蓋骨を閉じないで手術を終わらせるべきだったのか。
ジュヨントップチーム部屋へ。
テシンいる。
テシン:なんで帰ってないんですか?
ソ教授って種々巣があった日は帰れませんよね。
ジュヨン:パクテシン先生帰ってないじゃありませんか。
テシン:僕は家がありません。
何でですか?
さっきあの本部長と言う方の手術を申し出た理由。
ジュヨン:なんでだと思いますか?
テシン:ハン課長と僕の喧嘩を見てたら情けなくって?
ジュヨン:それも理由になりますね。
テシン:重要なお方だから?
ジュヨン:そうだと言ったら、またがっかりしたと言いますか?
テシン:ソ教授はいつも僕にクエスチョンマークを投げてきますね。
なぜそんなことをしたんだろうか。なぜだろうか。
ジュヨン:パク先生は私がなぜそうしたのか気になって仕方無いんですね・
テシン:辛そうですから。
いつもクエスチョンマークを抱いてる姿が。
ユナヨン、手術が終わり移動中。。
アジン:どこ行ってたの?
ソンウ、ただ見つめるだけ・・
病室で・・
ソンウ:ヨン先生。この患者の家族、まだ来てませんね。
ヨン先生:はい、家族は連絡が取れなくて。
友達の肩がくることになりました。
アジン:この患者、知ってるの?
ソンウ:高校の後輩だ。
ナヨンとは大学に行ったら会おうと約束していたが・・
ソンウ:ナヨン。。起きてね・・
その時は悪かったと言えるように。。
お願い。。
ジュヨン:本部長のところへ。。
そこへジャン課長と副院長が。。
副院長:手術、うまくいったんですって?
ジャン課長:はい、ステントと僧帽弁膜整形手術を行いまして、意識が戻るのを待ってるところです。
バイタルはいいほうです。
副院長:お疲れさまでした。課長。
今朝会長にも報告しました。
ジャン課長が手術をうまくやってくださったと。
ジャン課長:ソ教授も私を手伝って頑張りました。
副院長 ちらっと見て無視する・・
恐い。。ジュヨン可哀想。。。
エレベーターで・・・
ジュヨン、副院長と二人乗る羽目に。。。
気まずい雰囲気が・・・
副院長:会長の頼みだからきいたんですか?
先日私には 患者に対する願いは聞かないと言ってなかったかしら?
こ、怖い。。。。。
ユナヨン 病室で・・
チョ・フンミン:頭の中は浮腫が治まればもう大丈夫でしょう。
テシン:出血が酷かったことが引っかかりますね。
チョ・フンミン:はい、敗血症が心配です。
テシン:患者の家族とは連絡つきましたか?
ソンウ:いえ、まだ・・
そこへユナヨンの友達がやってきた。
ソンウ:ジェウナ。。
ジェウナ:ソンウ先輩?
本部長の部屋では・・・
ジュヨン・気が付きましたか?
私の声が聞こえますか?
本部長:はい。
ジュヨン:指を動かしてみてください。
お名前をお願いします。
本部長:キム・テヒョン。。
ジュヨン:キムテヒョンさん、よくできました。
そこへ妻が・・・
本部長妻:夫が目覚めたんですって?
あなた、私よ。どうして事故になったの?
ジュヨン:この方がどなただか分かりますね?
本部長妻:私、分からないの?私が誰なの?
本部長:ひょっとしてチョンアのお母さん?
アジン:チョンアって誰ですか?
本部長妻:私です。
アジン:そうですか・でもお母さんは。。
本部長妻:チョンアは夫が私を呼んでたあだ名で・・・
20年前のことです。
ジュヨン:チョ・フンミン先生を呼んでください。
ベサンギュ:CTやMRI上では脳損傷が全く見られませんが、おかしいですね。
チョ・フンミン:スペックCTやEEG上では側頭葉機能低下が観察されますが深刻ではありません。
ジュヨン:でもやっぱり事故衝撃による記憶喪失ですね。
本部長妻:記憶喪失ですか?
ご主人が認知機能が喪失されてなく、昔の持っているところを見れば一時的なものだと思います。
どうですか?
チョ・フンミン:はい、今は逆行性記憶喪失だと思います。
ベサンギュ:つまり自己の時から過去のある時点までの記憶が無くなる事ですね?
本部長妻:それで私を母と間違えたんですね。
ジュヨン:ご主人は意識を回復したばかりですからもう少し時間をおいて診てみましょう。
ベサンギュ:はい、珍しいですけど事故後こんな場合はたまにあります。
ご主人もすぐによくなりますよ。
そこへ電話が・・
ユ・ナヨンの意識が戻ったと。。
ソンウの所にも連絡が来た。
テシン:ユ・ナヨンさん、僕の声が聞こえますか?
聞こえたら瞬きしてください。
ユ・ナヨンさん。
そこへソンウが駈け込んで来る。
ソンウ:ナヨン、俺のこと覚えてる?
ソンウ先輩だよ。キム・ソンウ。
アジン テシンにソンウの高校の後輩だと教える。
ソンウ:ナヨン、聞こえる?
聞こえたら瞬きしてみて。
ソンウ:見ました?瞬きしました!
よくやった、ナヨン。
テシン:ユ・ナヨンさん、僕の声が聞こえますね?
聞こえるならこの手を握ってみて。
(ソンウの手の上にナヨンの手を置く)
握り返すナヨン。。。
優しいテシン~^^
チョ・フンミンもやってきた。
チョ・フンミン:患者の意識が戻ったって?
テシン:はいちょうど。
患者の痛みがひどいはずです。
意識確認しましたから、痛み調節装置を着けてください。
ヨン先生:はい。
テシン:血はどれだけ出ましたか?
チョ・フンミン:1時間ごと20ccで減っています。
これ以上の出血はなさそうです。
よかったね^^
次に続きます~
映像つきでよりわかりやすいです^^
知れば知るほど~テシン先生は理想の医師ですね☆
今は政治力渦巻く大病院の中で、いろいろとまどうことの多いテシン先生だけど。。。
そのうちその医師としての実力から、この大病院で良い影響力を持つようになるのか?
いやそうなってほしいと思いますが^^
見てくださってありがとうございます~
嬉しいです
ほんとに~理想の意思ですね
こんなドクターが居たら安心ですよね^^
はい。。そのうちきっと
この病院で大きな影響を与える医師になってくれることを祈っています~