『メディカルトップチーム』 20話（最終話） キャプ＆レビューⅣ

テシンとスンジェとジュヨン・・・

病院のロビーで。。。


テシン：それでその衝撃のせいで状態が悪くなったんですね。


スンジェ：家族を失うと言うことは確かに。


テシン：急に心が重いですね。

僕も副院長の負担だった一人ですから。





スンジェ：またトップチームを作って率いることが出来るでしょうか。


テシン：やっと決めてくれたんですか？


スンジェ：グァンへ第二病院はまだ協力診療チームを支援するほどの力はありません。

私もまた、チームを軌道に乗せる程の力はありません。

前の環境よりもずっと難しい状況かもしれません。

でも、もしこれよりも難しい状況でも、協力診療チームを諦めない人たちがいるなら、私も力を貸したいです。


テシン：ありがとうございます。









ジュヨン：では次の画面を見てください。

この画面が多発性内分泌腫瘍症1型の細胞をネズミに注入して実験している画面です。

リサーチによると、多発性内分泌腫瘍症1型ネズミに遺伝子治療をして腫瘍が縮んだという報告がありました。

実際私たちが研究した結果、初期段階から目に見えるほどの腫瘍細胞が縮む事を。。。








アジン：教授、素敵でした。


ジュヨン：素敵だなんて。

他のチームも徹底的に用意してきたから心配よ。


アジン：でもなんで審査にこんなにかかるんですか？




ジュヨン：ここにかかった政府の支援金がすごいからよ。


アジン：私たちが選ばれたらいいのに・・

そしたらグァンへ第二病院の開院と同時にトップチームが威風堂々と入るでしょ？


ジュヨン：そうなってくれると夢のシナリオだけどね。

一時研究を通ることだけでもこんなに難しいのに、2次は協力診療支援もあるからもっと難しいのよ。


アジン：そうなんだ。

（アジンにメールが。）

教授、審査結果が出ました。集まるようにって。







チームメンバーが集まって。。。

テシン：これから始まりですから、乾杯しましょう。

メディカル・トップチームの再建のために乾杯！


ぺサンギュ：新聞に俺たちチームの気でいっぱいだって。

皆読んだのか？




チョン・フンミン：チームが集まったことだけでも奇跡のようなのに、こんなに早く報われるとは思いませんでした。

しかもあの数多いチームの中で、私たちが1次を通ったと言うのはもっと信じがたいです。


ジュンヒョク：パク先生のおかげですよ。ね？


テシン：いいえ、何より私をここへ呼んでくださったハン課長のおかげですよ。

ハン課長がいなかったら、こんなに志が合う人たちが居ることに気付かなかったでしょうし。




アジン：（横で咳ばらい・・そして手振りで私は？と）


テシン：あ～チェ・アジン先生とも出会えたし。



ふふ^^　アジン可愛い^^



ユン先生：パク先生、最近も副院長と連絡していますか？


テシン：副院長、最近はナーシングホームで穏やかに過ごしています。

最近は数学の問題を解きながら頑張っています。


ジュンヒョク：あの、皆で副院長のお見舞いに行きませんか？


皆：いいですね。

いいと思います。







ジュヨンは部屋で。。。

スンジェ：頑張ってるな。退勤もしないで。


ジュヨン：もうこんな時間になったんだ。


スンジェ：疲れてるんだな。コーヒーでもしようか。


ジュヨン：いいですよ。





スンジェ：チームの皆飲み会だそうだが、何で行かなかったんだ？


ジュヨン：そういう課長はなぜ行かなかったんですか？

まさか呼ばれてなかったりして。


スンジェ：こっちのセリフだよ。

前より働くと思ったら、研究センターへ送った方がましだったな。

診療、手術、研究と論文まで。

可哀想なくらい超人なんだから。




ジュヨン：私だけですか？

課長だって顔を忘れるくらい忙しかったじゃないですか？

私が研究センターへ行ったなら一か月？いや、永遠に会えなかった知れないんだから。。でしょ？


スンジェ：たまにこんな想像をするんだ。

こんな日々が続いて、いつか仕事の話じゃないと会話しないんじゃないかって。

家でも課長、課長と呼ばれたり。なんちゃって。

（ジュヨン寝ているがスンジェ気が付いてない）

一緒に働くことが幸いだと言うべきか。。

ジュヨン爆睡。。。





スンジェ：まったく。このタイミングで寝るなよ。。



いい感じの二人^^



トップチームルームで。。

チョン・フンミン：この方は二日前に救急で入った患者です。

失神と麻痺症状で来院しました。


ぺサンギュ：その時は脳腫瘍の診断を受けましたね。




チョン・フンミン：：はい、でも浮腫が大きすぎてすぐ手術出来ませんでしたし、明後日脳腫瘍の切除手術の予定です。


ジュヨン：ひょっとして、呼吸混乱があったんじゃありませんか？


ジュンヒョク：昔喘息を病みましたね。吸入剤を使ってよくなりました。


CTを見ると縦隔リンパ腫のせいで気管支が狭くなり、肺がんが疑われます。

救急室で撮った写真では見えない所です。




ジュヨン：組織検査をしないと分かりませんが、脳腫瘍は肺がんの転移と思われますね。


スンジェ：2次手術支援が目の前なんですが、この患者を対象にしたらどうでしょうか。


テシン：僕もそう思います。患者の同意さえ得られるなら、この患者のケースは僕たちのシステムをはっきり見せられる手術です。


ジュヨン：皆が技量を発揮する姿を見せられるから、参観手術の条件にも相応しいでしょう。


ジュンヒョク：1次を通って祝ったことが昨日のようなのに、2次は確かに重みが違いますね。

必ず通って支援金を受け取ったら、もっとたくさんの患者を診られるでしょうけど。




テシン：心配しないでください。

チョ先生、僕たちがこんなに一つになってるんだから、誰もさえぎることは出来ませんよ。

手術は上手くいくはずです。







テシン、アジンを見つける。





テシン：チェ先生、どうしたんですか？

僕に会いに来たの？


アジン：私が先生以外の誰を待つと思いますか？


テシン：話でもありますか？


アジン：もうすぐ支援手術でしょ。また緊張してるんじゃないかなって。。





テシン：いや～チェ・アジン。。成長したな。

緊張すると言うより、今は頑張らないと、そう思ってる。

皆が自分を諦めてチームを救うために集まったんだから。

チームを救う絶好のチャンスなんだから　見逃してはいけないでしょ。


アジン：先生、私が痛い時、先生が言いましたよね。


医者だって人なんだから、人を診る前に自分から守りなさいって。

今は私が先生にそう言ってあげたいです。





テシン：いや、チェ・アジン、何か普段と違うな。


アジン：誰かが興味を持って側にいてくれるのは嬉しいことだって、先生にも教えてあげたかったんです。

だから、もうリュック一つ背負って去るのは考えないでください。

先生の側には私がいますから。





テシン：チェ・アジンを置いて僕がどこへ行くと言うんですか。

その話がしたくてわざわざ来たんですか？この忙しい時に。





テシン、出ていく。

アジン唖然・・・・


が、また戻って来て・・・








いよいよ手術の日・・・

チョン・フンミン：手術なら慣れてるはずなのに、今日に限ってどうしたんでしょう。

昨日は緊張で一睡も出来ませんでした。


ジュヨン：チョン先生が震えると、私たちも震えます。

普段通り気楽にしてください。


テシン：肺がん4期の患者ですから、手術中色んな年数があるでしょう。

僕たちが緊張すると手術時間が長くなって、次の先生たちの負担になるだけです。

しっかりして頑張りましょう！


チョン・フンミン：はい！






スンジェとぺサンギュも・・・

スンジェ：準備できましたか？


テシン：もちろんです。課長も感慨深いでしょうね。


スンジェ：もちろんです。

いつか今日をトップチームを切り裂いた決定な日と思えるようになるといいですね。

先生たち、感動的な手術、期待しています。


チョン・フンミン：はい。。


ぺサンギュ：まったく緊張して。力を抜いてくださいよ。力を。





そして手術室では。。。






テシン：それではこれより　メディカル・トップチームの協力診療手術を行います。





まず神経外科のチョン・フンミン先生は脳の腫瘍を切除し、私パクテシンとソ・ジュヨン先生が右下葉切除を行い、気管支を繋ぎ直します。

麻酔科のチョ・ジョンヒョク先生。

アシストの研修医3年生のチェ・アジン先生。

ユ・ヘラン看護師と、一つのチームになり手術を始めます。





テシン：タイムアウト始めます。


ジョンヒョク：患者のン名前、チャ・ミョンホ。


テシン：肺がん4期、チャ・ミョンホ患者の右下葉切除を始めます。

その通りですか？


皆：はい、その通りです。




テシン：手術を始めます。

メス。









20話　the　end




長い間　長々とした文章を呼んでくださって　ありがとうございました^^

途中で挫折しそうにもなりましたが・・皆さんのおかげで無事最終話まで進めてくることができました

ほんとにありがとうございました

またいつかドラマでサンウに会えることがあれば　頑張りたいと思います